【登場人物】

  • ミキ:推しが人生の酸素
  • アヤ:友人。ミキの“推し活ハイ→燃え尽き”を毎回見ている
  • ライブ会場スタッフ:淡々としているけど優しい

【場面:ライブ当日、会場前】

ミキ(興奮MAX)

「アヤ!!今日ついに推しが降臨する日!!!

 もう朝から心臓バクバクで!!!

 生きてて良かった!!!」

アヤ(なだめながら)

「はいはい、酸素吸いなね。」

【ライブ開始】

ミキ、突然スイッチが入る。

ミキ(謎の声量)

「きゃああああああーーーーーー!!!!

 推しぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

アヤ(冷静)

「喉、あと10分で終わるね。」

【盛り上がりがピークに】

推しが手を振る。

ミキ(涙)

「いま……私のほう見た……!!!」

アヤ

「全方向に振ってたよ。」

ミキ

「いや、絶対私!!!(確信)」

【ライブ終了】

ミキ、放心状態で椅子に座り込む。

ミキ(ボロボロ)

「……つかれ……た……(満身創痍)」

アヤ(ハンカチを渡しながら)

「さっきまで元気100倍だったのに、今ゼロなの?」

ミキ(震える声で)

「推しが……尊すぎて……体力……全部吸われた……」

【帰り道】

歩くたびにフラフラ。

アヤ

「君ね、“元気をもらいに行く”って言ってたよね?」

ミキ(魂抜け)

「もらった……もらったんだけど……

 同時に全エネルギー持ってかれた……」

【疲れピークで通りかかったコンビニ】

ミキ、突然しゃがみ込む。

ミキ(天を仰ぐ)

「推し……今日のキラキラ……反則……

 エネルギー……全部……供給→消費……」

アヤ(真顔)

「完全に電化製品のバッテリーみたいになってるよ。」

【スタッフ(帰り際)】

会場スタッフが通りかかる。

スタッフ

「お客さま、大丈夫ですか?

 推し活は“元気”と“疲労”がセットなので……」

ミキ(小声)

「公式から言われた……」

【ラスト】

アヤ(手を引きながら)

「帰るよー。今日はもう寝よ。」

ミキ(弱々しく)

「うん……でも……

 明日にはまた会いたくなる……」

アヤ

「早すぎる恋の病!!!!!」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

推し活って、元気を求めていくはずが、

感情が動きすぎて“逆に体力が0になる”日、ありますよね(笑)

喜びすぎて疲れるなんて、

推し活はもう“スポーツ”だと私は思っています。