RZ250 レストア&カスタム車両製作 03 | 丸忠輪店 ブログ

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リークチェックをしている間に残りのエンジンの作業です

 

オイルポンプは分解して内部を清掃ごオイルイールを交換して組みます

組んだ後は最少ストロークを合わせプランジャーの動きを確認します

 

腰上まで組み上がったら点火時期を合わせます

ダイヤルゲージを使用しピストンが上死点前2.00mmの位置でフライホイールのFマークが合いマークに一致するように合わせます

 

リードバルブは羽先に開き、クラックがないことを確認して組んであります

リードストッパーも変形の無い物を使用しいます

 

ちょっと話がそれますがRZ250とRZ350ではリードバルブの形状が異なります

左が250で右が350ですが今回はシリンダーが350なので350のリードバルブで組んであります

リードブロックは250も350も同じなのでどっちでも吸入量は変わりませんが

吸入負圧の差による動きの違いとか考えられてるのかもしれません

 

リードバルブの上にはインテークマニホールドがつきますが固定するキャップボルトもステンレス製です

左右のマニホールドをつなぐジョイントパイプのクリップも再メッキしてあります

 

ケースカバーのスクリュー(ビス)は純正ではなくステンレス製です

ホースクランプ オイルレベルゲージは気持ちよく新品で組みます

 

左側のクランクケースカバーもブラスト後再塗装です

クラッチレリーズはグリスアップして組みます

 

ほとんど錆びてるキックペダルもボルトを含め再メッキです

先端のゴムも新品で組みます

 

リークチェックも無事終わりエンジンは完成です

 

エンジンの作業が終わったので次は急ピッチで車体を組んでいきます