外注作業の関係もあり車体の組み立て作業が少しストップしてるので
エンジンの作業を進めていきます
腐食があったクランクケースはブラストをかけて綺麗になりました
クランクシャフトは消耗品はすべて新品に交換して芯出しをしてあります
今回外観も綺麗にしたいというご希望ですので
シリンダー、ヘッド、ケースカバーはブラスト後ウレタン塗装です
摩耗の大きかったシリンダーは1オーバーサイズでボーリングをしました
ピストンクリアランスは0.065mmです
シフトシャフトはオイルシールが当たる部分の段付き摩耗が大きかったので
新品に交換します
クラッチハウジングもガタが大きかったので気持ちよく新品に交換です
この辺は距離走ってるエンジンでは必ずと言っていいほど駄目になってるので
直すには交換するしかありません
各部の動き確認しながら組んでいきます
シリンダーガスケットもちゃんと向きを確認して間違いないように組みます
掃気ポートの部分は前側が尖がった形状になってるので
シリンダーガスケットも同じ形状になっています
右側のクランクケースも塗装してウオーターポンプもオーバーホールです
ウオーターポンプのオイルシールも方向性があるので向きを間違えないように組みます
腰上まで組んでエンジンの形になりました
リークチェックを行う間にオイルポンプのオーバーホールを行います