今回は基本的に直せるところは全て直していく予定ですので
車体を全部ばらしていきます
まずメインのフレームですが全体的に錆は目立ちますがそんなにひどくありません
湿気がこもったり水が溜まったりして錆が発生しやすいネック部の内側も状態がいいです
スイングアームもピボット部は錆びやすい場所ですがそこまで錆はひどくありません
ですが再塗装するのに錆を落とさないと綺麗に仕上がらないので
ブラストを掛けて錆を落とします
フロントフォークには当時流行ったエアサスにできるトップがついています
このトップがついていると外すのがとても大変です
普通の状態でもスペースが狭いのでコツが必要ですが
大体このように錆々になっているので固着してキャップを押し下げることができないので
どうしようもできないです
今回はインナーチューブは交換するのでインナーを切断してスプリングやピストンを取り出します
インナーチューブも錆がひどいです
こうなると錆の分だけ径がストッパーになってしまうので
アンダーブラケットから抜くのがちょっと大変です
ボトムケースも裏側の腐食がひどいですね
表側はショップのステッカーが貼ってあったので
剥がすと綺麗な新車のままの状態です
腐食を取るには磨くしかないのでバフ掛けを行います
ステップブラケットもアルミですが腐食がひどいです
こちらもバフ掛けして綺麗にします
バックステップになっていますがノーマルのステップに戻します
ウインカーは転倒による傷や変形は無いですが
やはりアルミ製なので塗装の下の腐食が大きいです
こちらもブラストを掛けて再塗装します
全体的にアルミの部分の劣化がひどいですが全然綺麗に再生できるレベルですので
作業を進めていきます