ムスメが10日間の帰省を終えて
滋賀に戻りました。
たくさんの『ズルい』を
私に感じさせてくれたムスメに
私はもう『ズルい』という感情が湧くことはなく
目の前にいるのは
『20歳のキレイな娘さん』
という感覚です。
いや、もう、ホントに1年前
ムスメが遠方にある大学に進学するという
物理的な距離をとることができて
心の底からよかったです。
この600キロという距離が
私とムスメとの関係の距離感にも
影響していると思います。
私にとっては
物理的な距離=精神的な距離
でした。
排水口が詰まって水が流れなくなった、とか
こたつ布団に味噌汁こぼして始末が大変だった、とか
海外旅行の手続きを自分でやれた、とか。
そういえば、1人暮らし3日目にして腹痛で1人救急車を呼ぶ、ということも
ありましたね。
家にいて私と暮らしていたら
私に頼っただろうことも
600キロの距離があるから
全部自分でしなきゃいけない。
これは、ムスメが成長する大きな大きなきっかけに
なってると思わざる得ない。
と共に、私も何の手助けもできない、と
前向きに諦めるしかない
とてもとても有難い600キロの距離となりました。
「結婚記念日おめでとう」と
わざわざ片道1時間かけて買ってきてくれた
ガトーショコラ、とても美味しかったよ。
ムスメの新幹線の中でのおやつには
鈴懸のイチゴ大福を持たせました。
私のこれからの課題は
30キロしか離れない場所に住む
ムスコとの距離感の取り方だな。
修行の旅が続きそうでコワイ・・・。