啓蟄 | 魚沼Trail Adventure Crew

魚沼Trail Adventure Crew

魚沼トレイル アドベンチャー クルー
新潟県魚沼市の自然観察情報です。

2月の後半に土手道が通れる程の残雪となり、ほぼ積雪0になりましたが、3月は少し天気が悪いです。

生活が困る程の大雪にはなりませんが、小出で20cm程度数回降りました。

真冬の景色に逆戻りです。

 

 

 

おかげさまで前記の写真展や生物多様性セミナーも盛況だったようで、ご感想なども沢山いただきました。

本当にありがとうございました。

また、色々な所から声も掛かりましたので、次回に向けて準備もしたいと思います。

 

2月の10日頃から来ていたキレンジャクですが、見かけない日が続くと旅立ったと考えてしまいがちでしたが、なんだかんだで3週間程滞在し沢山の写真を撮りました。

最大48羽居ましたが、徐々に数を減らして20羽位が続き、仕舞いには1桁そして1羽なんて日もありましたが、最後に見たのは3月3日の5羽でした。

まだ居るのかもしれませんが、徐々に会える可能性が下がってますし、キハダの実も随分貧相になりました。

一旦観察を終了しようと思います。

写真は精査選別した後に、また何かの機会に紹介できたらと思います。

 

さて、雪景色の魚沼ですが、流石に3月。

降った雪も直ぐに消えるサイクルとなっています。

前回の雪もあと僅かに残る程度。

そして、カラ類の声は春の囀りとなり、カワラヒワやホオジロもおかえりなさいです。

小鳥達の声が賑やかになってきました。

キレンジャクの時と似た絵面ですが、これはマヒワ。

冬鳥ですが春により大きな集団となるような気がします。

沢山あつまって杉の実を食べているようです。

雌花がたわわな枝には沢山群がっています。

 

そしてカラ類の混群に混ざってこんな鳥もやってきます。

年中居ますが、昔はあまり里で見かける鳥じゃなかったようです。

杉と同化してます。

少し拡大・・・

キバシリです。

背中と尾羽が同じ質感で、他の鳥達とは少し質感の違う羽をしていますね。

お腹や顔を見たいのですが、なかなか見せてくれません。

それどころか、じっとしたまま動かなくなりました。

寝てるのでしょうか?

卵みたいに真ん丸で可愛いですね。

 

カケス

これも年中居ますが、うるさい鳴き声からは想像できない美しい鳥です。

風切羽の外側から小翼羽・雨覆にかけてのブルーはホントに美しい。

 

 

まだまだ冬の魚沼を楽しめそうですが、春の足音も聞こえてきそう。

そんな感じです。