毎年、冬期には晴れの日が多い関東へ、野鳥撮影を目的に数回遠征しています。
今年も実は既に2回程行っているのですが、意外と成果少なく、ブログネタにもならないような感じでした。
3回目になる今年の冬の遠征ですが、今回は一応お目当ての本命に出会う事ができました。
冬の赤い鳥といえばベニマシコですが、ベニマシコよりもより赤く、また顔の周りにある白い部分が特徴のオオマシコ。
レア度もベニマシコより数段上ですが、平地の水辺で越冬するベニマシコと比べ、標高1000m付近で越冬するらしく、魚沼近辺では簡単に行ける場所はありません。
そんな珍しいオオマシコに会いに、関東の標高の高い所へ行ってきたという事なんです。
何と積雪が・・・
ここは轍もありますが、圧雪の所もありました。
帰れるのか?、行き止まりになったらUターンできるのか?という不安の中進みました。
まるでTV番組の「ポツンと一軒家」へ行く道中のようでした。
現場へ着くと、恐らく同業者だろうと思うしかない車が数台。
この時期、他に用があるとは思えません。
大凡場所の目星をつけて出掛けましたので、そちらへ直行しました。
そして居ました!同業者。
よってお目当てのオオマシコも居ると思われます。
「あそこに数羽、さっきはこっちに来たんだよ」
と教えてもらい初見・初撮りの一枚目をパシャリ📷
その後、気づけば300枚くらいは撮りましたが、枝被りや枝の陰かぶりでなかなか大変でした。
そんなオオマシコさんはこれ。
冬枯れの山と、朽木の世界に映える赤!
常緑の緑にもご覧の通り!
もちろん、雪の白にも似合います。
赤さの凄さも違いますが、♂の顔の白い部分があるのがベニマシコとの大きな違い。
より派手でより美しく思います。
魚沼ではベニマシコの他ハギマシコも時々見られますが、ハギマシコは更に地味な感じです。
これは♀か?若♂か?
メスタイプといっときましょう。
隣のお客さんはコガラ。
♂
メスタイプ
来週は水曜日が祭日。
高速の休日割なんかの恩恵に預かれることは滅多にない。
もう一丁遠征行こうか?