選ばれなかった存在は消えるしかない

 

魔王種として生まれた限りは

 

常にそのリスクと背中合わせで生きている

 

一体で世界を破壊するほどの魔力を持っている

 

魔物たちを統べる魔王となれる存在が

 

実は魔物たちによって選ばれなければ淘汰されてしまうのだから

 

魔王たちの可能性は全て魔物たちが握っていると言える

 

とは言え、そんな魔物たちを虜にするだけの魅力を持ち得なかった魔王種は淘汰され

 

魔物たちの心を掴んで離さない魔王が生き残るという意味では

 

自然の摂理から大きく離れている訳ではない

 

自然界のおいて強者が必ずしも生き残るとは限らないけれど

 

少なくとも魔物の世界では強者が優位に立つのは確かだ

 

ところが、この自然の法則や摂理に反する性質を魔王種たちは持っている

 

それは同族殺しである

 

魔物たちの間でも殺し合いはするが、魔物は魔王を愛する種族の総称で

 

様々な種族が魔物に属するため、魔物同士の殺し合いは他種族間が殆どである

 

同族同士での殺し合いは魔王種が現れるまで殆どなかった

 

魔王種は宿命的に魔王に成れる者が限定されるので、淘汰される者が殆どである

 

魔物たちの数に比例して魔王の数が限定されてしまうからだ

 

この狭き門を潜り抜けて魔王に成るために

 

魔王たちは自分たちの優位性を誇示するために決闘するようになった

 

力の誇示は魔王種が魔物たちを魅了する一つの手段である

 

この稚拙で単純明快な方法に魔物たちが魅了されるには充分な効果を有した

 

このやり方を知った魔王種たちは我も我もとこぞってはじめ

 

そのうちそれがデフォルト状態になった

 

このように「魔王種は決闘で自分の強さを誇示する」という常識が生まれた

 

魔王種として生まれたザッドはこの常識を「クダラナイ」と呆れた

 

これは一つの手段に過ぎないのだ、けれどすでに常識と認識されてしまえば

 

それ以外の手段へ目が向かなくなる

 

いつの間にか常識から外れることが悪という意識に支配されてしまう

 

この手段が魔物たちが魅了され、魔王種たちに爆発的に広まったのかといえば

 

それは魔王種のみならず魔物たちに組み込まれた

 

命よりも誇りを大切に思う性質が原因になっているのだろうと魔王ザッドは考えた

 

彼は魔王種として最も魔王種らしいこの性質が何故か欠落していた

 

魔王種も魔物たちも強さこそ全てだとこの時は思い込んでいたようだ

 

魔王は強くなければ務まらないのは確かだが

 

実際はどうだろうか

 

魔王大戦が勃発する前までは

 

確かに力こそ全ての魔王がごろごろ存在していた

 

ところが、魔王大戦によってそういう魔王たちの方が淘汰されている

 

これも大きな意味では自然淘汰なのかも知れない

 

力だけを頼りに立つ者は、やがて力によって滅ぶものだと魔王ザッドは学習した

 

この時生き残った魔王たちは、力の他に魔物たちとの深い絆で結ばれた者が殆どだ

 

魔物たちが魔王を思って助言した言葉に耳を傾けた魔王は生き残る

 

もちろん戦いに勝ち残り続けた魔王もいる

 

魔王テチカもその一体だ

 

彼女はずば抜けた知略で魔物たちを守り

 

剣帝と呼ばれる程の剣技の腕前で負け知らずだったが

 

決して力や剣技だけに頼らず無駄な決闘は避けるような手段に出た

 

ただ彼女の手段は魔物たちを守ることに特化し過ぎていたため

 

魔王たちから反感を買われた

 

魔王大戦において魔物たちが巻き添えにならないことは殆ど無かったから

 

魔王大戦の愚かさを彼女は誰よりも感じて魔王界に示唆した手段だったのだろうけれど

 

誇りを第一に考える魔王も魔物たちですら彼女の意図を理解する者はいなかったようだ

 

彼女の不運は彼女のその深い愛情が彼女の魔物たちですら理解できなかったことだろう

 

魔王テチカ自身誇りを第一に思う性質が強いのだから

 

当然理解を得られないことなど想定内だったに違いない

 

恐らく目的を重視してそのほかのことは切り捨てた

 

潔い考えではあるが

 

結果的に自分の森の魔物たちとの意思の疎通が阻害されてしまった

 

魔物たちを思っての決断だったのにも関わらず

 

その魔物たちから不信感を抱かせたのだから

 

彼女は頭脳はずば抜けていても基本は不器用なのだと考えられる

 

マーリアの存在が、長い間隔たりを作ってきた魔物たちとの関係に変化を与えた

 

長い間の誤解が解けたのだ

 

そのマーリアと言う人間の勇者も亜魔王種によって暗殺された

 

彼女は冷徹なようでいて、そうでない側面が同居していたようだ

 

亜魔王種たちはそんな彼女の深い情を利用して騙し討ちで殺したのだろう

 

魔王ザッドはこのように理性的に物事を分析して判断する性質が強い

 

彼の場合感情の関与が殆どない

 

思い入れなど感情が作用しない分析は実に的確で正確なものだ

 

とは言え、分析は情報の量だけでなく質によって左右されるため

 

分析を好む者たちは情報の入手に力を入れる

 

質が要求されるのは、デマやフェイク、ベクトルが常に情報に混ざっているからである

 

情報が歪んでいれば、判断も歪むのは自然なことだ

 

これはどんなに優秀な頭脳を持っているものであっても例外にはならない

 

魔王ザッドはそれだけに情報の入手方法にも多大な工夫を凝らして強化してきた

 

彼の魔物たちは、魔物界では弱者と呼ばれる者たちばかりだが

 

それだけに安心され、密偵にするにはうってつけだ

 

けれど魔王ザッドが意図的にそういう魔物を選んだ可能性は極めて低い

 

何故なら魔王が魔物を選ぶのではなく

 

魔物が魔王を選ぶからだ

 

では何故魔王ザッドの元に、そう言う魔物たちばかりが集まったのだろうか

 

それを知るためには彼の生い立ちに触れる必要がある

 

冒頭の言葉にあるように、選ばれる世界においては

 

選ばれない存在は確実に生まれてしまう

 

この世界は選ばれない存在には容赦がない

 

魔王ザッドは、魔王ロッドたちのように双子として生まれて来た

 

そして選ばれたのはザッドではなく、もう一体の方だった

 

魔物たちは見捨てた者には残忍である

 

特に双子は不吉なので不吉の元凶として間引きは撲殺することにしているようだ

 

斬り殺すのではなく撲殺である

 

双子が赤ん坊の頃に間引きされることは滅多にない

 

何故ならどちらを選ぶかは重要なことで

 

双子のうちどちらかが災いの元凶であると考えられているため

 

選ぶ相手を間違えた場合、災いは拡大化して振りかかると伝えられているからだ

 

何か偶然が重なった事例があったのだろう

 

それが歪んだカタチで肥大化して伝わりこういうカタチになってしまった

 

とは言え猶予期間は短いながら存在している

 

けれど幼少期のうちに判断されるのは間違いない

 

何故ならそれを超えて少年期になれば魔物たちの手に負えなくなるからだ

 

魔物たちはどちらを間引きするかを判断するため観察するように接する

 

一体何を理由に見極めるのかはザッドにはわからない

 

双子は特別な何かがない限り仲が良い

 

ザッドともう一体も仲が良かった

 

物心つく頃には互いに言葉を介さず意思の疎通ができる能力を自覚していた

 

それは他の生物、魔物たちの心をも覗き見ることが出来るようになった

 

更に成長するにつれて

 

自然の植物など全ての生物の気持ちを感じ取ることもできるようになった

 

この魔力は魔王種にとってそれほど魅力的ではない

 

魔王種は強くなければならないが

 

相手の心が読めるだけでは武器にならないからだ

 

この双子は知恵深く、魔物たちに説明する

 

剣技を磨けば相手がどう攻撃するか読み取ることができるから

 

裏をかいたり先手を打つこともできる最強の能力だと

 

魔物たちは納得して双子の世話をしたが

 

ある日突然、選ばれなかった魔王種を撲殺するため数千体の魔物に取り囲まれた

 

それはザッドの方だった

 

魔物たちに殴りられ続ける中でザッドは何故魔物たちの考えが読めなかったのか

 

原因を追究していた、今まさに殺されようとしているこんな時なのに

 

ザッドは自分の愚かさに呆れながらも、分析を続けた

 

その時、ふと双子の相手が視野に入る

 

どうやら奴の仕業だとすぐに理解できた

 

「お前は自分が生き残るために私を犠牲にする道を選んだのだな」

 

夥(おびただ)しい数の魔物たちに殴り殺されそうなのに

 

双子の兄弟の裏切りだけが心痛く感じた

 

このまま消えても良いと思った

 

ザッドは自分の死に直面しても何故か冷静だった

 

それどころか、どうせ殺されるなら一つ試してみたいと思っていたことを試すことにした

 

自分の魔力の特性を違うカタチで発動できないかだ

 

ただ単に心が読めるだけでなく相手の意志に介入する所までは開発できていた

 

実際その魔力を使って魔物たちを双子の相手は操っている

 

ではこれを応用すれば、精神攻撃になるのではないか

 

ザッドはその仮説をこの死に直面した場面で実行に移した

 

命懸けの実験である

 

途端に魔物たちは動きを止め、次々に藻掻き苦しんで次々に自決して行く

 

数千体の魔物が集団で自殺しているのだ

 

忽(たちま)ち辺りは魔物たちの血で真っ赤に染まる

 

魔王ザッドはこの時自分の何かが壊れて行くのを感じた

 

魔王種は魔物を愛する心を埋め込まれて生まれてきている

 

その魔物を無残にも殺しているのだから

 

この時ザッドの心が壊れてもおかしくはない

 

そして、自分の双子の首を刎ねるため剣を構え振り回す

 

その時双子相手は笑顔だった

 

不審に思い振り回した剣を止めようとしたが止まらず首は刎ねられてしまう

 

そして双子の兄弟の能力によって封印された彼の心が雪崩れ込んできた

 

「頭の良い奴だったが、このやり方はあまりにも残酷だぞ」

 

ザッドの双子は最初からこうなることを予測していたのだ

 

ザッドを生かすために魔物たちを操り、反撃を促した

 

恐らく魔物たちの総意で選ばれたのは彼だったのだろう

 

魔王種を選ぶのは魔物の特権である

 

それに関して魔王種が干渉することはできない

 

それを覆す力は彼には無かった

 

庇えば共に殺されてしまう、そこでこういうカタチでザッドを生かそうとしたのだ

 

ザッドは計り知れない後悔と、失くしたものの大きさで押し潰されそうになり

 

自分が首を刎ねた双子を抱きしめながら号泣した

 

いまさらながら何故事前に相談してくれなかったのだとザッドは思った

 

「魔物たちを皆殺しにすることで共に生き残る道もあっただろう」

 

しかし、恐らく彼は優しすぎた、魔物を皆殺しにして生きて行けるほど邪悪にもなり切れない

 

それは双子のザッドも変わらない、では何故彼は生きていられるのだろうか

 

魔物たちの心を壊した時ザッドの心も壊れてしまったからだろう

 

暫くすると冷めたようにザッドは立ち上がった

 

「本来なら貴様が生き残るべきだった、生き残れば良き魔王に成っただろうに」

 

ザッドは双子の兄弟を弔うと

 

自決した数千体の魔物たちをそのままに旅立った

 

「不思議だ何の呵責も感じない、私には魔物への愛情が壊れてしまったのだろうか」

 

ザッドは撲殺しようとした魔物たちの凶暴性が狂気として脳裏に焼き付いてしまった

 

未だ幼少期の彼には絶大な魔王種の力に達してはいない

 

恐怖心を抱いても不思議ではないのだが

 

彼は最初かに恐怖心を感じていなかった

 

恐らく彼は心の一部が欠落して生まれて来たのだろう

 

恐怖心のない生物は生き残ることは出来ない

 

それは魔王となれる魔王種とて変わらない

 

だからこそ、恐怖心に打ち勝ち、立ち向かうことで限りなく強くなれるのだが

 

「どうやら私は最初から心の一部が欠落していたようだ」

 

立ち止まり彼は振り返った

 

夥しい魔物たちの亡骸がそこにあり、辺りはその血で真っ赤に染まっている

 

自分が殺した魔物たちだ

 

「残っていた心まで壊れてしまったようだ、何の呵責も感じない、悲しみも痛みも奴らへの思いすら私にはもうないようだ、ただ亡骸がある、それだけの認識しか持てない」

 

これは自分を撲殺しようとした魔物たちへの報復である

 

「名前すらない双子の兄弟が、残っていたはずの私の心まで持って、逝ってしまった」

 

魔王種の名前は魔物たちが付けるわけではない

 

魔王種は自分の意志で自分の名前を決めて名乗るのだが

 

この時の双子はまだ自分の名前すら決めていなかった

 

「今日から私はザッド(兄弟殺し、残虐に殺す或いは滅多斬りにする)と名乗ることにしよう」

 

それからのザッドは自分の魔力のあらゆる可能性を

 

魔王種との戦いで実験し続けた

 

中でも最も残酷な殺し方は相手の意識を残して体を支配することである

 

この魔力に侵食された魔王種は自分の意志に反しで自分を痛めつけ遂に息絶える

 

心が壊れているザッドには、どんなに残忍な魔王種の殺し方をしても少しも心が痛まない

 

「これは決闘なのだ」と嘯(うそぶ)くが

 

一方的に相手を殺しているのと変わらない

 

ザッドの魔力量は半端なく大きい

 

しかし魔物への不信感が強いザッドはどんなに魔王種に勝利しても

 

慕ってくる魔物を全て拒絶していた

 

結果的に準魔王に何度も淘汰されそうになる

 

その都度返り討ちにしているが

 

その日も15体の準魔王に取り囲まれた

 

淘汰に関しては複数の準魔王が一体の魔王種を袋叩きにしても少しも誇りが傷つかない

 

中には残忍な準魔王がまるで狩りをするように慕う魔物がいない魔王種を殺している

 

その凶悪な準魔王は15体で徒党を組み片っ端から

 

単独の魔王種をいたぶる様に殺していた

 

その15体の準魔王に取り囲まれたのだがザッドは眉一つ動かすことなく堂々としている

 

それに気分を害した準魔王たちが斬りかかろうとするが

 

身体が自分の意志に反して仲間の準魔王を斬ってしまう

 

準魔王たちは一体何が起こっているのか理解できないまま

 

互いに斬り殺し合い辺りを真っ赤に染める

 

最後に生き残ったリーダー格の準魔王の前に立つと

 

「貴様がこいつらを殺したのだ、扇動しなければこいつらは死なずに済んだものを、貴様こそ同族殺し、貴様など魔王に成る資格はない、いや生きる値打ちすらない」

 

精神的に動けなくさせてから、徹底的に精神攻撃をして自害させた

 

極めて残酷なやり方をしているが少しも心が動いている様子はない

 

「相手を殺そうとしたのだから当然自分が殺されても文句は言えないだろう」

 

この頃には彼の無表情は大きく成長していた

 

準魔王たちの亡骸を後に彼はその場を離れようとしたその時

 

「随分と薄情じゃないか、弔ってやらんのか」

 

気配すら感じなかった、振り返れば一体の魔王種がそこにいる

 

「これは決闘ではない、奴は私を狩ろうとしたのだ、そんな輩を弔う必要はない」

 

「なるほどねぇ、そいつは確かに筋は通っているな」

 

魔王ザッドは剣技も鍛えていたが、何より精神的な感知能力はずば抜けていた

 

にも拘わらずこの魔王種だけはまるでそれを無効化しているように感じられる

 

「私はローアだ」

 

「ザッドだ」

 

「随分と凶悪な名前だな」

 

「私はリアリストだ、この名前は私に相応しい」

 

「そう思うなら、お前は信頼できるということだ」

 

「意味がわからない」

 

「信頼できない相手というのは常に自分を偽っている、必要以上に自分を高く見せようとしたり、逆に低く見せようとしたりする、だがお前は自分に正直に生きている」

 

確かに一理あるとザッドは思った

 

だがザッドにとって、ローアの考えがまるで読めないことの方が気になっている

 

考えもしなかったが、魔王種の中には自分の魔力が通用しない存在もいるようだ

 

「私には貴様の考えが読めない、従って信頼できる相手だと認識できない」

 

「そいつは悲しいなぁ、でも私を味方にするのは得策だと思うぞ」

 

「貴様は私の能力を垣間見て利用価値があると判断したのだろうが、私には貴様と手を組むメリットが何一つ見えていない」

 

「私は強い、魔力においては貴様に引けは取らない」

 

「だとすれば自分の身は自分で守れるだろう、手を組む理由はなない」

 

「確かにな、だが私は貴様が気に入った、みれば一体の魔物も従えていない、準魔王を15体も倒したのだ、貴様ほどの力があれば魔物たちは簡単に集まってくるだろう」

 

「何が言いたい」

 

「貴様も慕ってくる魔物を全て拒絶したのだろう、つまり魔物を嫌っている」

 

「ほうそれはそのまま貴様が魔物を嫌っているという暴露になるが」

 

「その通りだ、私は魔物が嫌いだ」

 

「この世界で魔王種が魔王に成らなければ淘汰されるだけだ」

 

「では何故貴様は魔王に成ることを拒絶している」

 

「貴様には関係無いことだ」

 

「実も蓋も無い事を言うな、私はこの世界のシステムが気に入らない」

 

ザッドは無駄を嫌う性質上無駄話に付き合うのは苦痛を感じるが

 

自分の魔力が通じない相手だということと、何故かこのローアに不愉快さを感じない

 

結局彼の哲学に付き合わされることになった

 

これが後に彼が唯一友と認めたローアとの出会いだった

 

つづく

 

人間たちの落日 落日の兆し もくじ

 

外伝「魔王パルフェは微笑まない」

 

外伝「魔王ミューヤの憂鬱」

 

外伝「失意の亜魔王種とシーラン」

 

外伝「魔王サーマイオスは面影を忘れない」

 

外伝「Twin kingsは顧みない」

 

外伝「魔王テレメット」

 

外伝「魔王ザッドは深淵を覗く・前編」

 

関連記事 ガッパの消息 12魔王ラフ画

 

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あとがき

 

二話にまとめられませんでした・・・(。_。;)゜:。アセ 

 

余計な説明を省けばよいだけなのですが(=◇=;)

 

魔王ザッドの場合、もっと複雑な過去が隠されているように感じました(((゜д゜;)))

 

こんな彼が何故魔王となったのか

 

また彼の魔物たちとの関係や魔物たちが何故あんな城を建てたのか

 

謎は深まるばかりで一向に解かれていませんよねヽ(;´ω`)ノ

 

もっと精進しなければ・・・(。_。;)゜:。アセ 

 

まる☆

 

追伸

 

蜘蛛ですが何か?というアニメを友人たちから

 

この主人公まるちゃんに似ているというので見るようになりましたが

 

確かに近いものを感じます(=◇=;)

 

そして恥ずかしくなり最後まで見ていられない心境に毎回なりますヽ(;´ω`)ノ

 

ですが、話の作りが巧妙で面白い、説明が足りない感じですが

 

恐らく主人公とそのクラスメートとは転生した時代が違う印象を受けました

 

主人公は過去の世界を描き、勇者側のクラスメートは現代を描いているのではないかと

 

物語が大好きな私としては、どうするのかが気になって見てしまいます・・・(。_。;)゜:。アセ 

 

主人公の蜘蛛と人間たちの意志の疎通が描かれていたり

 

魔王との関係性を匂わせていたり

 

私としては、主人公が魔王の精神を乗っ取っている

 

というオチは無い事を祈ります¢( ・・)ノ゜ポイ

 

前世でクラス中で相当ないじめにあった主人公が魔王の精神を乗っ取り復讐する

 

のではなくて、最終的にそんなクラスメートを助けるのが好みですがΣ(@@;)

 

或いはそれ以上の展開があれば、大好きになるかもです\(*´▽`*)/

 

原作読もうかなぁ\(*´▽`*)/