2024年11月上旬に、マレーシア、タイを訪問しました。最初の訪問国マレーシアからタイまで空路で移動したのですが、利用したのがエアアジアだったこともあり、タイ・バンコクではドンムアン空港から入国となりました。人生初のタイ王国です。
鉄道趣味的には、2021年に開業したタイ国鉄(SRT)のダークレッドラインに乗っておきたい!と想いがあり、渡りに船といったルートでした。この線に乗車すれば、鉄道でバンコク市内の中心にあるターミナル駅、クルンテープ・アピワット中央駅にダイレクトに、そして渋滞知らずで向かえます。大変魅力的な交通手段なのですが、如何せん、空港から電鉄駅までは東京駅の京葉線ホーム並みに離れているので、その移動ルートを事前に知っておく「心の準備」ができるといいかなと、ブログをまとめました。重い荷物をもって居る方にはおすすめしないルートです。体力に自身のある方はぜひ活用してみてください。
今回は私自身の備忘も兼ねて、空港の到着ロビーからダークレッドラインの最寄り駅、ドンムアン駅までの動線を写真と私の解説(軽いぼやき)を交えてまとめます。
現地時間12:05、ドンムアン空港第1ターミナルに到着。
税関エリアを抜けてロビーにでたあたりで、早速誘導サインに「SRT Red Line」、「Train Station」と表示されており、この地点から750mとのこと。歩くのですよ、1キロ弱。
そこからすぐに誘導にあわせて左へ。平日の昼間だからかスイスイ進む。
12:06、こちらは国内線到着ロビーだったかな。気にせず、ずんずんと直進。
12:07 途中で自立パネルによる案内が出てきて安堵。
12:08、迷宮入りしたと紛う、人気のない通路に。
正面に誘導パネルがあり、三度安堵。
しばらくこのような通路を歩き続けます。
12:12、途中にエスカレータで昇降しつつたどりつきました。
分かりづらいでしょうが、正面にセブンイレブンのサインがある右手、鉄道駅の案内が出ています。
12:13、セブイレブンに入らずに左に曲がると、また直線の廊下。
1〜2分歩くと、右に曲がるよう誘導サインが。いよいよ建物の外に出ます。暑いw
11月というのにむせ返る暑さ。写真の正面に見える高架線がバンコク中心地に延びるSRTレッドラインのドンムアン駅。ちなみにその高架下には非電化の在来線も残っています。
12:16、到着ロビーから歩き始めて10分強。
駅は見えているので、もう一息。
振り返ればドンムアン空港の建屋
下を覗き込むと、タイ国鉄の北本線(地上線)が。
詳しい運用がわかりませんが、すくなくとも、この線にあったドンムアン駅は現在は使われていないようです。
12:20ごろにドンムアン駅に到着。
バンコク中心地にある、クルンテープ・アピワット中央駅行きの列車は、このドンムアン駅から乗車可能です。案内サインで書き分けられていたように、ドンムアン駅は「タイ国鉄北本線、東北本線列車」と「ダークレッドライン」の2線が乗り入れている駅です。どちらの線でもクルンテープ・アピワット中央駅に向かうことができますが、「タイ国鉄北本線、東北本線列車」は長距離列車であり、一部は運転頻度だけ比較しても、「ダークレッドライン」で向かうのが良いと思います。下記はドンムアン空港から歩いてきて右手にある「タイ国鉄北本線、東北本線列車」の改札口。「ダークレッドライン」の改札は左手にありますので、誘導サインを確認しましょう。
参考までの、この時間の「タイ国鉄北本線、東北本線列車」発車時刻表。運転頻度は1時間1〜2本と空港アクセスとしては使いにくい本数です。
こちらが「ダークレッドライン」の発車時刻表。南はクルンテープ・アピワット中央駅行き、北はランシット駅まで運転されています。運転頻度は日中4本。15分等間隔運転です。
本日は以上です。
ブログ内の写真はすべて筆者撮影です。