2024年2月の話が続いていますが、この日はBRTひこぼしラインに乗車するため、宿泊していた博多駅周辺から、日田駅まで移動しました。購入はJR九州ネット予約から。九州ネットきっぷを利用。ネット経由ながら紙焼きした切符を発行しないと行けないのは、設備面が影響しているのでしょうね。ともかくリーズナブルに入手することができました。

 

 

本来なら、特急ゆふいんの森1号に乗車したかったのですが、満席で座席確保断念。そのため、1号のおよそ1時間後となる10時11分発のゆふ73号の指定席を取りました。先達の皆様は御存知の通り、このスジでは通常期、ならびに繁忙期はゆふいんの森3号別府行として運転されていますが、この日は閑散期で車両の検査に入っているのでキハ185系ディーゼル列車が特急として運用にはいります。キハ71・72系のゆふいんの森号も魅力的(まだ活躍できるかな〜、ハラハラする)、ですが、なにげにキャリアのあるキハ185系に乗車できるのもファンとしては大変悦ばしい状況です。

 

列車の入線前に1本別のホームに移動して、駅ホーム上に立ち食いうどん店で朝食です。ラーメンの立ち食い店もありますが、東京から帰ってきた身としては、どうしてもうどん屋に立ち寄りたく。そして、まだ春遠い2月ですので、厨房から沸き立つ湯気が自然と恋しくなります。

 

 

丸天かしわうどんだったかしら。そして、サイドメニューのかしわめしを1つ。大変美味しくいただきました。ちなみに出汁もすべて飲み干してしまいました。。仕方ないわ、うまいんだもの。

 

 

いよいよゆふ73号が博多駅6番線に入線してきました。この日は4両編成。調べてみたら、JR九州での185系の活躍は1992年7月のダイヤ改正からはじまり、この塗色はアラウンドザ九州色ですので、何代目かしら。確かに初代は車両側面下半分が銀色でした。

 

 

閑話休題。1992年7月といえば、787系つばめ号登場と同じタイミングですね。あの登場時のガンメタリック色の特急電車のインパクトといったらなかった。私にとって、今も787系はベスト・オブ・JR特急列車です。

 

 

 

 

記録と言う名目で、自分の記憶からつい消え去ってしまう諸風景を撮りまくります。LED幕が多用される中、このアナログなスタイル、いいですね。特急ゆふ号別府行です。

 

 

車内はこんな感じ。従来より落ち着いたトーンの内装に好感をもっていましたが、改めて乗車すると良いですね、モケットの形、車内照明。国鉄末期から民営化直後の雰囲気を感じる事ができる一方で、短〜中距離なら十分に耐えうる車内内装の品質です。

 

インバウンド客、特に韓国からの観光客で満席となった列車は、10時11分、定刻で博多駅を発車。一路鹿児島本線を南下。そして、久大本線に入ります。

 

本日は以上です。