2023年11月上旬に、香港に住む知り合いに会いに行くために、6年ぶりの香港へ。

 

本格的、かつ深刻な円安状態になってから初めての海外かしら。

前回訪問(2017年)は1香港ドル≒14円の時代。今回は≒19円と、3〜4割物価が上がった状態での渡港となります。その左証なのか往復の便で日本人の少ないこと。。

 

そんな中ですが、鉄分はほどほど高めな内容でしたので、まとめておきます。初っ端は香港国際空港から中心地に向かう機場快線(エアポート・エクスプレス)です。

 

先に断っておきますが、すべての駅でホームドアが完備されているため、駅ホームから車両の撮り鉄の可能性は壊滅的です。。そのため、沿線から撮影されておられる方の映像をシェアしておきます。初めてご覧になる方はイメトレしていただくと良いかと。

 

以下は、ブログ筆者撮影の写真に沿ってまとめます。

 

香港は年中温かいのですが、出発した頃の日本も負けじと暑かった。。物価だけでなく、気温の上昇も異常です。。

 

 

空港から市内へ。市内の終点となる香港駅には24分。一つ手前の九龍駅には22分の所要時間ですが、距離にして35kmの旅程で、表定速度は85km/h。

 

乗車中に筆者がスピード測定アプリを使っている限り、最高速度は120km/hかなと思います。香港市内の渋滞を考慮すると間違いなく時間の読める大変快適な交通手段です。

 

 

写真は香港国際空港駅のホームの写真です。屋内とは思えない広さで、学校のブールでいうとざっくり6〜8レーン分くらいの幅があります。海外からの旅客が持ち運びするキャリーケースの数と彼らの体格wを考慮すればこのくらいは必要かなと思います。時刻表の掲示はありませんが、ホームのモニター上には「残り◯分」といった接近目安時刻が常に表示されているので、香港人のせっかちさも感じました。

 

 

ホームドア越しに車両を見たところ。

 

 

座席は方向固定式のクロスシート。ノンリクライニングで硬めのシートですが、30分弱の乗車時間なのであまり苦になりません。年中高温多湿なのでエアコンもやや強めに設定されています。

 

 

乗車ドア付近のラゲッジスペース上部には目的地までの乗車距離(時間)の残りが可視化された表示機が設置されています。お気づきかと思いますが、空港よりも一駅先に「博覧館」という駅があり、ここが終端駅となります。市内から移動する場合、くれぐれも寝過ごすことがないようにw

 

 

車両最前席の壁面写真。この車両はUSB端子とBF型アウトレットがあります。それ以外の座席にはUSB端子がありますが、車両によりけり。

どうしても充電をしたいという方は車内案内表示をみて、充電できる座席を探してみてください。ちなみに写真に映り込んでいるケーブルは筆者のものであり、車内の付属品ではありません。

筆者は使っていませんが、Wi-Fiも無料で使えます。

 

 

乗車券は空港でサクッと購入可能です。事前に日本国内で申し込みできるサービスも散見されますが、個人的にはオクトパスカードを購入&必要金額のチャージをおすすめします。ネット上では「エアポートエクスプレストラベルパス」の購入を勧めるサイトを散見しますが、そもそもMRTの運賃自体が割安なので、3日間MRT乗り放題の元を取るためには乗り鉄目的でなく、市内を観光目的の旅行客にはちょっと「払いすぎ」感が拭えず。そのため私のは日本で言う無記名式オクトパスカードを空港の有人カウンターで入手をおすすめしています!

※備忘かねて、ビクトリア・ピークへのケーブルーにはオクトパスは使えません。

 

 

以下は、おまけ。

 

香港から帰国時は九龍駅から乗車しました。22分で空港に到着。比較的夜遅くでしたが、10分おきに運転されていてストレスフリーでした。

 

 

おまけ。九龍駅に「高速鉄路」の案内が。隣接する場所に、香港西九龍駅がありました。時間もなく見に行くことは叶いませんでした。

 

高速鉄路は2018年9月開業、その後ほどなくしてコロナ禍で運休となり、2023年1月からようやく運転再開されたピカピカの駅です。香港から北京まで直通列車も出ており、2,200kmの距離は8時間30分で踏破!!機会があれば乗ってみたいですね。

 

 

本日は以上です。

 

参考資料:ERT Beyond-Europe-Autumn2023