久しぶりのブログ筆者による乗り鉄記録です。

 

2023年9月2〜4日で、北海道の稚内市におりました。その後旭川市に移動するため、特急サロベツ号に乗車しました。

 

9月4日、稚内から旭川へ移動日。事前に予約しておいた特急サロベツ4号に乗車します。

 

下記は乗車したサロベツ4号の乗車券・特急券です。JR東日本のえきねっとの「列車限定割引トクだ値50(乗車券つき)」で購入したので、半額で購入できました。これには大変助けられました(この物価高の世の中ですから。。)。

 

 

稚内駅の改札口。一日に発車する列車本数は7本なので、駅員常駐時間内は列車の到着時と発車15分前後までは改札口は閉鎖されているようです。写真内の時計は12時50分を指しており、改札開始されたところです。

記録しておきますが、このサロベツ4号は、札幌発7:30の特急宗谷号の折返し運用であり、稚内駅に12時42時着。その後車内清掃が行われたあとの改札開始でした。

 

 

私が乗車した2号車の様子。明るいシートカラーはこれからの旅程をワクワクさせてくれました。

 

 

稚内駅を定刻13時01分出発。ほどなくして最初の停車駅、南稚内駅に到着。13:05発。かつて存在した天北線の北側の始終点駅でしたね。宗谷本線が稚内に到達した1922年当時は南稚内が北の終端駅だったことと、天北線はかつての宗谷本線(浜頓別ルート)であったことをこの旅をきっかけに知りました。

 

 

発車して10分ほど経過。進行方向右手側、かなた向こうに利尻富士と呼ばれる利尻島の利尻山を臨みます。

 

 

豊富駅発13:42。これ以降、自席から窓越しの写真が続きます(怠慢ですみません)。

 

 

幌延発13:57。

 

 

車窓には天塩川が見えます。幌延駅出発後から名寄駅手前まで、付きつ離れつ眺めることができます。この写真は糠南駅手前だったかな。8月末の大雨の影響なのか、川の色は茶色に濁っていました。

 

 

天塩中川発14:30。味わいのある木造駅舎ですね。

 

 

音威子府発15:03。かつての天北線の南側の始終点。旭川までの行程でほぼ半分まで来ました。ここで稚内を出発してからはじめて、目立った人数が乗り込んできたのを確認しました。

 

 

美深発15:29。お知り合いの見送りなのか、散歩で立ち寄ったのか、手を振ってくれています。

 

 

名寄手前の車窓から。名寄盆地の北端あたりに差し掛かり、しばらく続いていた森林と渓谷の風景から、広々とした農地を臨めるようになります。

 

 

名寄駅発15:50。残り1時間の旅程。あっという間ですね。ここでも多数の乗客を確認しました。

 

 

士別駅発16:06。自動車メーカーのテストコースが点在する、という情報は入れていましたが、ここが最寄り駅かー。

 

 

サロベツ4号最後の途中停車駅、和寒駅16:20。このあと、あの有名な塩狩峠を越えて、旭川に向けてラストスパート。

 

 

そして、16:49、終着旭川駅に到着。2011年全面開業した現駅舎は、旭川家具で有名な旭川市の木工産業を象徴するべく、内装は木材が多用され、温かみのある駅でした。

 

 

写真左が稚内からのサロベツ4号。奥(右側)には、旭川始発特急大雪3号が出発待ちでした。大雪号が283系使用列車として新たに歴史を刻み始めたのは今年(2023年)3月ダイヤ改正からでした。

 

以上が、サロベツ4号の乗車記録でした。実はこの翌日に、宗谷本線和寒過ぎて、車窓にちらりとみえた塩狩駅にドライブしましたので、今となれば秘境駅に数えられる塩狩駅と、その駅を有名にすることになる三浦綾子氏の小説がもとに設立された塩狩峠記念館について、ちらりと記録を残しておこうと思います。

 

本日は以上です。