シュプール号名鑑と銘打って、意外にも情報の少ないシュプール号各列車のダイヤや使用車両を可能な限り追ってみたいと思います。
第10回目は前回取り上げた、シュプール信越号の兄弟列車、シュプールレインボー信越号、シュプール野沢号(戸狩野沢号)を取り上げます。
この2列車は首都圏シュプール号には珍しい客車による運行で、その中でもシュプール野沢号は、シュプール信越号との併結を行い、シュプール野沢(戸狩野沢)号にいたっては非電化区間への乗り入れにディーゼル機関車DD16が運用に入りました。
シュプールレインボー信越号、シュプール野沢(戸狩野沢)号
運転された年(シーズン)
シュプールレインボー信越号 1992〜97年 (6シーズン)
シュプール野沢号 1993・94年 (2シーズン) ※S信越号との併結
シュプール戸狩野沢号 1995〜97年 (3シーズン)
年ごとの運転概要
1992 | レインボー信越号 上野〜妙高高原間 1往復 ※弁当販売駅の停車駅:なし |
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1993 | レインボー信越号 上野〜妙高高原間 1往復 野沢号 上野〜戸狩野沢温泉間 1往復 ※S信越号と併結(5・6号) ※弁当販売駅の停車駅:レインボー、野沢ともに かえり 横川
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1994 | レインボー信越号 上野〜妙高高原間 1往復 野沢号 上野〜戸狩野沢温泉間 1往復 ※S信越号と併結(5・6号) ※弁当販売駅の停車駅:レインボー、野沢ともに かえり 横川
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1995 | レインボー信越号 上野〜妙高高原間 1往復 戸狩野沢号 上野〜戸狩野沢温泉間 1往復 ※弁当販売駅の停車駅:レインボー、野沢ともに かえり 横川
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1996 | レインボー信越号 上野→妙高高原間 0.5往復(ゆきのみ) 戸狩野沢号 上野〜戸狩野沢温泉間 1往復 ※弁当販売駅の停車駅:かえり 横川
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1997 | レインボー信越号 上野→妙高高原間 0.5往復(ゆきのみ) 戸狩野沢号 上野〜戸狩野沢温泉間 1往復 ※弁当販売駅の停車駅:かえり 横川、高崎 |
使用車両
シュプールレインボー信越号
スーパーエクスプレスレインボー(14系客車)
シュプール野沢号
14系客車(座席車)
:尾久客車区4連(’93・’94)
:(牽引機)EF62(田端運転所) ※横川〜軽井沢間は補機がつく、DD16(長野総合車両センターと推察)
※機関車交換駅の情報が手元にないが、解結・併結するS信越号とのタイミングであれば、’93は長野駅か豊野駅、’94は北長野駅と推察。ゆきの長野駅、豊野駅、北長野駅はともに運転停車
シュプール戸狩野沢号
14系客車(座席車)
:尾久客車区5連(’95〜ラスト)
:(牽引機)EF62(田端運転所) 上野→篠ノ井、豊野→上野 ※横川〜軽井沢間は補機がつく
DD16(長野総合車両センターと推察) 篠ノ井→戸狩野沢温泉、戸狩野沢温泉→豊野
※篠ノ井、豊野ともに運転停車
運転ダイヤ(各年時刻表より)
【ゆき】
【かえり】
過去のシュプール号はじめ、日本のスキー列車の歴史をまとめた一連のブログはこちらからご覧になれます。あわせてよろしくお願いいたします。
参考資料 1992年〜1997年のJR時刻表、交通公社時刻表、JTB時刻表、鉄道ダイヤ情報(シュプール号運転情報)