こんばんは、デジkota9です!
ゴールデンウィークに入り、今年に関しては月曜日が休みのワタシも4/29と5/6が世間と同じ休日で、どこかイベントでもあればとか藤を観に行くとか考えていたけれど、どうも天気予報はよろしくなく、29日に至っては一日中雨予報で、しかも100%ときてます。
4月は一日 休日を返上して働いたというのに、よりによって大事な休みがなんてこったい…
雨だったら最近よく行く別府へ温泉も良いのだろうけど、この4月26日から運行開始されたJR九州のD&S列車「かんぱち・いちろく」を追っかけに行ってみようかなと思い付きました。
萩尾PA
急遽決めたこともあってプランは定まっておらず、そんなわけで大分自動車道のPAで一考。
今回追っかける「かんぱち・いちろく」は、月・水・土曜日を「特急かんぱち号」として 博多⇒由布院・大分・別府を。
火・金・日曜日を「特急いちろく号」として別府・大分・由布院⇒久留米・博多を走るようになっています。
月曜日はかんぱち号で、博多駅を12:19に出発。
田主丸駅におもてなしで13:22頃から約12分の停車
恵良駅でおもてなし 14:52頃から約16分停車
由布院駅15:41 大分駅16:39 別府駅16:59
と、こんな行程になっています。
一日雨天を考えると屋根のついた駅で見るのが良いかと思い、おもてなし停車する田主丸駅と恵良駅は確実に押さえておこうと考えているが、他にも由布院付近や終点の別府も時間的には追いつけるだろうと予想。
そして博多駅も、新鳥栖駅にクルマを置いて新幹線を使えばかんぱち号の出発10分前に着くちょうどいいタイミングで、ほぼ気持ちが固まりかけたが、新鳥栖駅に戻るいい時間の新幹線がない。
隣駅の久留米駅だと停車するのだけれど、余韻に浸る時間も無いくらいカツカツな乗換だし、久留米駅は中心市街地から抜け出すのに時間がかかりそうで、結局は諦めることに。
ということで博多に当て込もうとしていた時間に余裕ができまして、新幹線への課金分をランチに費やします( ̄∀ ̄)
ミスタージョージというハンバーグ店に。
ここは注文するとすぐに出てくると定評のあるお店なんですよ
時間に余裕があっても料理待ちが長かったら後の計画に差し支えますから。
で、こちらがハンバーグセット
確かに注文して30秒くらいで来た!(測ったわけじゃないので感覚的にw)
熱々のフライパンに和風玉ねぎのサワヤカソースがかかったハンバーグが何ともいい香りで食欲をそそります♪
ハンバーグは柔らかめのタイプで、個人的にはギュッと肉感あるのが好きだけど、ここのはフンワリが美味しいですね。
とても美味しかったです。
ちなみに隣の席の人も注文するなり30秒くらいでやはり料理が出てきました。測ったわけじゃないけど多分間違いないです
さ〜て やってきました田主丸駅。
カッパのデザインが何とも愛嬌のある駅舎ですよ
着いた時にはちょうど別の特急列車が停車していました。
それにしても… ん、あれ? 晴れてない?降水確率100%だったはずですが
まぁ晴れて文句のつけどころはありません♪ ラッキーとしか言いようがありませんね(^o^)
停車時刻が迫ると、やがてやってきました かんぱち号。
かんぱち・いちろく
車両は「いさぶろう・しんぺい」で使用されたキハ47形を1・3両目に配置し、2両目にビュッフェ車両としたキハ125形を配置してます。
外見はパッと見 水戸岡さんのデザインっぽいのですけど、今回のは違いまして鹿児島のデザイン会社IFOOによるもの。
車内を見た方がより違いがわかるのでしょうね。車内はチラ見しかしませんでしたが…
車内は全車グリーン車
ちょうどネモフィラがあって、他の方々の真似をして写真を一枚。
ゆふいんの森号が通過。これを待つように12分の停車なんですかね。
特急かんぱちの出発を待たず、ワタシも次を目指して出発します。
シェ・サガラでレモンパンとカレーパンを買っていました。
昼ごはんが早く(速く?)済んだおかげで田主丸ではパンを買う時間も余裕があったのです
一般道だとパンも食べづらいけれど、かんぱちを追うには高速を使うしかないようで、買っといてよかったかな。
恵良駅へ行く前にここはどうだろうかと考えたのが豊後森駅。
どのみち最寄りの玖珠ICで降りますし、ここには扇型車両庫もあります。
今は使われることない扇型車両庫。なのでちょっぴり廃墟感もありますでしょうか。
9600形 蒸気機関車はあとから置かれたものです。
この扇型車両庫のすぐそばには久大本線の線路が通っていまして、ここから望遠で かんぱち・いちろくを狙います。
似たようなことを考えている人たちが、やはりカメラを持って待っていました。
望遠なので人の写り込みは気にしなくていいので問題なしですけどね♪
望遠300mmでかんぱちを捉えてます。
豊後森駅には停車しないはずの「かんぱち・いちろく」ですが…
反対からの特急の通過を待っていたのですね。
赤い特急の通過後、まもなくかんぱち号も発車。
扇形車両庫を入れた写真を撮ろうと欲がでましたが、これはあまり上手くいかなかったです
追うように出発して恵良駅へ。
豊後森駅からは一つ隣の駅になりまして、おもてなし停車で16分ほど停まるはずですから十分に間に合うでしょう。
見込みどおりしっかり「かんぱち・いちろく」を拝めました。
ここでも望遠レンズが威力を発揮。
鉄ヲタじゃない普通のおっちゃん達も同じ位置で見に来られてましたが「遠いとこはスマホじゃ駄目じゃ〜」と仰ってました(^ω^;)
この恵良駅の近くには八鹿酒造がありまして、現在の八鹿酒造である舟来屋の三代目にして久大線の敷設に取り組んだ麻生観八から「かんぱち」の名が付けられています。
ここでも列車の通過待ち。しかも思いもよらない列車が。
快速ゆふいん号というSL人吉号の客車をディーゼル機関車が引いてる列車がやってきました。
スマホアプリで「ゆふいん号」と出ていて何かなとは思っていたのですよ。
8600形蒸気機関車は引退したけど、こういうカタチで運行するのは良いですね(^_^)
このGWだけに設定された運用のようですが、いつか肥薩線にも再び走れるようになってほしいものです。
しばらくしてかんぱち号も恵良駅を発車。
ワタシも見送るとすぐにクルマに乗り込んで、湯布院方面へと向かいます。
大分道を九重ICから湯布院ICへ。
このあたりで急に霧と雨が発生。
もともと雨100%の予報でしたからね。
由布院駅も間に合うだろうけど、安全策で次の南由布駅で待ち伏せとしました。
ちなみに大分自動車道では湯布院ICでしたが駅は由布院駅。
かつて由布院町と湯平町が合併して湯布院町となり、現在は由布市となっています。
特急ゆふいんの森号が由布院駅方面へ向かっていました。
おそらくかんぱち号とは由布院駅で待ち合わせることになるのでしょうが、よくよく特急列車などとすれ違うものです
先ほど湯布院や由布市について触れましたが、由布院駅と久大本線の話をここで少々。
地図を見ていただくと久大本線は由布院駅へ向かって大きく回り込むような線形だとお分かりいただけるかと思います。
今でこそ一大温泉観光地の湯布院ですのでこの迂回も理解できることですが、大正時代には北由布村・南由布村と呼ばれたこの一帯。
この両村を通す働きかけをした有力者がいまして、その人は旧大分県農工銀行頭取で衞藤一六といい、「いちろく」の由来になっています。
カーブの部分に南由布駅と北由布駅(現・由布院駅)を設け、地元でこのルートを「一六線(一六曲がり)」と呼ぶようになったとのこと。
そんな南由布駅を「かんぱち・いちろく」が通過していきます。
最後は別府駅へ。
ここへは高速でも一般道でも大差ないので一般道で来まして、できるなら大分ー別府の間で走行シーンでも撮れたら… なんて欲も出ましたが、さすがにそれは時間的に無理そうで、素直に別府駅へ直行しました。
乗客が全員降りるとちょっぴりさみしいσ(^_^;)
機会があれば乗車したいけど、全車グリーンがちょっとハードル高いかな?
当分は見て楽しむ立場でいようと思います(笑)
こんな感じで雨天ながら時より晴れ間も出たりしながら新しい観光列車かんぱち・いちろくの追っかけを楽しみました