まると良子の生活
にゃー公演情報にゃー



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2023

昨日、お稽古納め。

仕事納めとなりました。


なかなかハードな年末。

それも今年一年を物語っているようで

幸せなコトだと思っています。


今年は挑戦を沢山し

悔しい思いも沢山しました。

自分の力の無さを思い知ったし

何度もへこたれたりもしたけれど

兎にも角にも

1年を無事終えられそうでホッとしています


元旦。

彼の一歳のお誕生日からスタートした2023年。

このちょうど一週間後に歩き始めた彼も

いまや追いつくのが大変なほどに素速く走ります。

成長が早すぎて、ママの老化との戦いが大変です。


2月。

「玉蜻 ~新説・八犬伝」

妊娠出産を経て、久しぶりのディスグーニー。

初日。舞台袖からそっと客席をのぞいた時、足元から何かが湧き上がってくる感覚がありました。

この場所は、私にはやはり特別なようです。

みなさま、迎えてくれて本当に有難う。




4月。

オフィス・メイに業務提携という形でお世話になることになりました。

もう、感謝しかありません。

新しい世界を広げていければ。諦めず。一歩一歩。






5月。

Tie LOVE×DisGOONie/AND ENDLESS

『もういいよ~We tied an endless love~』


大大大好きなLOVEさんと。

新しい作品をつくれたこと。

ご褒美ような時間でした。

西田君が度々「あのLOVEさんとの公演良かったよなぁー」って口にするほどに。なんだか特別な時間でした。また、絶対やりたいな。沢山曲を聞いて、次の機会を妄想しておきます。



6月。

「Arcana Shadow」

代役として務めさせていただきました。

家族でサンシャインの水族館に行った帰り。

サンシャイン劇場にいる西田くんから電話をもらい

2日後の初日の舞台に出る事に。

私が、村田中が

西田くんからの頼みを断るわけがない。

恩返しをする機会があればと常日頃から思っていたので、頼ってもらえたことがとても嬉しかったです。

正直出産より大変だったけど、皆様に支えられて無事終える事が出来ました。


でもサンシャインの近くを通ると、あの緊張を思い出して今でもちょっとゾワっとしちゃいます☺️




8月。

ゲキバカ「0号」

ゲキバカ解散ロードに参加出来て、本当に幸せでした。再演って色んなことを考えすぎてしまって難しいなっていつも思うのですが、ゲキバカはすごい。

新しい出逢いと、昔の想いがキチンと折り重なって。

今、本当に今しかできない「0号」として演じる事が出来ました。この作品はわたしの、宝物。

いつか、後藤さんと千代子さんのような夫婦になりたいな。ゲキバカ大好き。


10月。

「ETERNAL GHOST FISH -永恒机关魚- 」

高校生の頃から憧れていた川島芳子という人を演じる事が出来たのがもう、嬉しくて嬉しくて。

お稽古から本番まで、このメンバーで沢山笑いながら過ごす事が出来ました。

大人になって、こういう作品と触れ合うと

あぁ歳をとるのも悪くないなって。

今出会えたからこそ、想いを巡らせられる事もあるなって。そんな風に思いました。

お魚、また会いたいな。凄く。会いたい。


2023年。

出会ってくださった皆様

見守ってくださった皆様


本当に有難うございました。


大晦日。生きてます。

大慌てで窓拭きとキッチン掃除をしてどうにか新年に向かいます。


みっともなくても

ズルせず生きていきたい。

ズルい人間にだけはなりたくない。

そう心に誓った1年でした。


2024年。始まったらすぐに3本の舞台に立ちます。

覚悟をもって、立ちます。


みなさまに会えると本当に嬉しいです。


お芝居も、日々の生活も

私には同じくらい大切なんです。






来年も
しんどくても、苦しくても
面白おかしくやっていけたらいいな✨

村田中家
来年も頑張ります。

たくさん出逢えますように。

感謝。感謝の2023年。
有難うございました。



ゲキバカ『0号』

ゲキバカ『0号』終演致しました。

たくさんの応援を、本当に有難うございました。




ブログを開くのも随分と久しぶりです。


見つけたんです。

2016年の『ごんべい』終演後にもブログを書いていて


私、こんな事を書いていました。



って。


当時ね、窪寺くんとよく話してたんです。

我々には劇団っていう大切な場所があって、劇団員って名乗ってるけど


自分たちじゃなきゃ出来ないものって

私たちにはないねって。

悔しいねって。

絶対見つけて行こうねって。

そんな話をよくしていました。


そんなゲキバカが来年3月に解散する事になりました。

おいおい待ってくれよ。です。

観に行けば絶対に面白いって思える場所がなくなっちゃう。

またいつか一緒にって思ってた未来がなくなっちゃう。

そう思いました。


だから今回、出演のお話をもらったとき

飛び上がるほど嬉しかったです。

最後だからじゃなく、ゲキバカに出られる事が。

だって絶対面白いから。


9年前の0号。初めてのゲキバカ。

ちょうど村田中結婚したタイミングでした。

若千代子さんだった三枝氏に先日聞いたのだけど

大阪千秋楽の打ち上げで

『結婚の公表もうすぐするんだー』と言っていたそうです。ぜ、全然覚えていない。


あれから9年。

色々変わったこともあるけれど、私達はびっくりするくらい相変わらずで


家でそれぞれ0号の台本を読みながら、大号泣していました。






今回ね

差し入れやお手紙もたくさんいただきました。


みなさん、私の好きなもの知り尽くしてますね??

お家で一つ一つ開封するたびに本当に嬉しい気持ちになりました。

可愛いもの。

美味しいもの。

息子のためのもの。

猫さんたちのもの。


全部、時間をかけて選んでくださったのが伝わってきてキラキラ輝いて見えました。

お手紙でいただいた沢山の言葉たち。

私の心の奥深いところに、刻みつけました。


本当に本当にありがとう。


共演者の皆様、スタッフの皆様

びっくりするくらいステキな方達でした。

ゲキバカに魅せられた人達はみんな

誰かを魅了しちゃうステキな人なんだと思います。


とても幸せでした。


大切なのは、いま、ここにいること


自信のない自分をぶっ飛ばしてくれる言葉


忘れられない夏になりました


アンドレ一件落着😁


蟻地獄ずっと聞いてる🎵


カッキー本当に有難う✨



今人大大大好き💕


楽しかったぁーーー!!


ゲキバカ有難う!!!!!!


おまけ

バンツルさんに肩揉んで貰っちゃった☺️



2022



今年も終わりますね。

皆さま、1年本当にお疲れ様でした。

今日くらい『よく頑張った!わたし!!』と褒めちぎってあげましょうね。


去年の年末もブログを書こうと思っていたのですが

大晦日の早朝から陣痛で入院となってしまい、それどころじゃなくなってしまいました。

元旦の朝には一応お節らしきものを病院が用意して下さったのですが、食べるどころじゃなく、大好きな黒豆だけ必死で食べたのを覚えています😢


思い返せば、今年は人生で1番頑張った日からスタートでした。




正直に言うと、最初の2ヶ月は『ワタシには子育て無理だ』と心が折れていました。全く眠れないのと、不安とで頭がまわらなくなってしまって。洋二郎君のお母様お父様に沢山助けていただいて、どうにか小さな命を守る事ができました。不思議なもので3ヶ月になる頃には、もう彼がいない人生なんて考えられないと思うようになっていました。


可愛い。

とんでもなく可愛い。

大変な事も勿論多いけど、可愛い。


4月『なかがわ・なかがわ』の朗読劇へ出演させていただきました。

中川えりか氏は、嘘をつかない人なんです。

例えばとても言いにくい事があったとしても、その場しのぎの適当なことを決して言わない。

育児のことで質問をしても、大丈夫ですって簡単には言わない。シンドイことは続くけれど、こういう心持ちで私は過ごしていました。そうしたら楽になりました。って。言葉を尽くしてくれる。

わたしは、そんなところがとても好きです。


朗読、またチャレンジしたいです。

もっと伝えられるようになりたい。

もっと内側を豊かにしていきたい。


えりちゃんのつくってくれた場所は

彼女の人柄と同じで、嘘のないとても神聖な場所でした。




5月『chill moratorium』


西田くんの作品で、洋二郎くんと2人芝居

0歳児を育てている夫婦が、産後半年も経ってないのにこんなチャレンジをさせていただいて良いのだろうか?と思いつつも


今やらないでいつやるんだ!

チャンスがいつでもあると思うな!!

と自分を奮い立たせて挑みました。


なんだろう。お稽古の時間なんてほとんどなくて

もの凄く切羽詰まっていたのだけど、ずっと幸せだった。本番たくさんの人が観に来てくれて、それも本当に嬉しくて。

『感謝』って言葉にしちゃうと簡単だけど、それに尽きます。忘れられないな。ずっと。絶対。



6月『薔薇王の葬列』


わたしの人生の中で、大好きな役がまた1つ増えました。マーガレットという女性に教えてもらったことはあまりにも多くて。作品にも、この場所に私を連れてきてくれた全ての人にも心から感謝しています。

俳優を続けてきたから出会えた。

年齢とか環境とか、言い訳をせずに続けていきたい。

そう思わせてくれた作品でした。

漫画も何度も読み返しています。

「戦え」って、そう言われている気がします。



9月『はれわたる』

延期となってしまいました。

お稽古が始まって、もう何年ぶりかしら?というダンスのお稽古もあって。ステキな俳優さん達と、心熱い劇団員さん達と、どんな作品が出来上がるのだろうとワクワクしていたところだったので、本当に悔しかった。でも、中止ではなく延期。きっとまた会える。

頑張っていれば再会出来ると信じて。




10月『青の炎』


とても、とてもステキな座組みでした。

こんな苦しい作品をやっているのに、俳優陣もスタッフさんもみんな誰かのことを想っている。作品のことを考えて考え続けている。誰を見ても尊敬と憧れを抱いていました。全員絶対また会ってやる!!!



この一年

状況が激変したにも関わらず

沢山の舞台に立たせていただきました。


どのお稽古場もお稽古時間を配慮してくださって、私達が俳優を続けていくことを許してくれました。

本当に感謝をしています。


演劇を続けることは

私にとっては生きることだなって今まで以上に感じる1年でした。


そして、家族というものが

こんなに自分を弱くも強くもしてくれるんだなって。

笑っていて欲しい。

苦しいことも必ずやってくるけど

世界で1番笑っている家族でありたい。

そう思っています。


2022年

人生の第二章のスタートでした。

私は今が1番幸せです。


出会って下さった全ての方へ

有難うございました!!!!!!!





第2章

とっても久しぶりのブログになります


のぞいて下さった皆様、有難うございます♪


ふと、先日お稽古の帰り道

あぁ、人生第2章が始まったんだなぁと思い

文章にしてみようと思いたってここを開いてみました


なかがわ・なかがわ「青い鳥と、犬と猫。」


お稽古だったんです


昨年の10月以来、お稽古場という場所に行くのがとっても久しぶりで

物語に触れて

言葉に触れて

心がドンドン揺れてとても高揚したままダッシュで電車に乗り

スーパーと薬局に寄って早歩きで帰宅中

ふと、思ったんです


台本が入ってるうえに

子どものミルクと

猫のご飯と夕飯の材料を詰め込んで物凄く重たくなった自分のカバン

ドカンと飛び出てるカブの葉っぱを見て


『あぁ、これが新しい生活の形なんだ』って

なんだか実感したんです


自分自身だけの時間が物凄く少なくなったからこそ

最近はどの瞬間も大切に思うようになり

時間を無駄にしてたまるかと思うようになりました


お仕事に必死になれるのは

本当に本当に支えてくれる人たちのおかげなんです


洋二郎くんは勿論(育児家事、全部出来る男)

洋二郎くんのご両親(お二人は育児の天才。我々は魔法使いと呼んでいます)

いつも寄り添ってくれるハナマルハニマル(世界一可愛い)


そして、わたしを役者でいさせてくれる多くのかた


決して1人では歩けなかった道が

未来に向かってのびていくのを感じて

感謝とともに、恥ずかしくない生き方をしなければと思っています


先日のお稽古✨


中川えりか氏とは、劇団からの長いお付き合いになります


彼女が19才の時に後輩として劇団に入ってきました


頭がとても良くて

品があって

穏やかに見えるけれど

実はとんでもない情熱の人

私が出来ない事を

全部出来るんじゃないかな?


いままであまりプライベートなことを話したりしたことはなかったのだけど


子供が産まれてから先輩ママであるえりちゃんが

実はちょこちょこ連絡をくれていて

その時にくれる言葉が私には物凄く救いになっていて

こんなに年月が経ってから

こんな風にぐぐぐっと距離が縮まって

色んなことを話せるようになるなんて思いもよりませんでした

そしてそのことが、凄く嬉しいんです


彼女がとても大切に育ててきた

なかがわ・なかがわという場所に今回呼んでいただき

スケジュールもとても配慮してもらって

いま、とっても幸せな気持ちで参加させていただいてます


私の出演する『犬と猫』

先日お稽古でマスクの中が鼻水大洪水になり

えりちゃんにマスクの予備をいただくという緊急事態になりました


もんのすごく、ステキな物語です

なんで今まで知らなかったんだろうって悔やむくらい

ステキな物語なんです


声に出して

この物語を届けられる事

その喜びを身体いっぱいに満たして演じようと思います


もし、お時間がゆるせば


私のこの喜びを受け取りにきていただければと思うのです


人生第2章のスタートに相応しい

大切な、愛しい時間にしたいんです

皆様、宜しくお願い致します




さぁ


ここから


頑張るぞ


出雲でのお宮参り

本人は私の肩にミルク吐き戻して爆睡でした







エビスビールの話

沖縄がとても好きで、結婚してからは年に1度は訪れています

海沿いの景色を見ながら音楽をかけてドライブをしていると

嫌なことがぜんぶボーーンっと空に吸い込まれていくような感覚になります

去年のお話

夜、ご飯を食べて

ホテルまで歩いて戻っていた帰り道

道路の真ん中に、小さな小さな仔猫の亡骸が横たわっていました

車通りもかなり多い道だったので

もう、反射的にその子を抱えに走っていました

手の中にやってきた小さな子は、やっぱりもう息はしていなくて

二人でわんわん泣いてしまいました

泣きながら、この子をどうしようかとオロオロしていると

お家の外でタバコを吸っていたお兄さんが

『どうしたのー?』と声をかけてくれました

お兄さんに事情を説明すると

自分の家のお庭に、埋葬してあげても良いよと言ってくれました

わたしには、彼の声は世界で1番優しい声に思えました

手でお庭の土を掘っていると

『コレ使ってー』と

スコップを持ってきてくれ

それでも土はかなり硬く、あまり掘り進めず苦心していると

『コレも使ってー』と

今度は植木鉢いっぱいに入った柔らかい土を持ってきてくれました

2人でなんとか埋葬を終えて

お兄さんにお礼を言おうと戻ると

『コレ飲んで辛いこと忘れちゃいなねー』と

キンキンに冷えたエビスビールのロング缶を一本、手渡してくれました

もう…我慢してた涙がまた溢れて大変でした

沖縄の方特有の語尾が少し伸びる言葉が、あたかかくて、優しくて

ホテルに戻って、そのビールを2人で分けて飲みながら

また、わんわん泣きました

あれ以来

私はどうしようもなくつらい事があると

エビスビールをお家で飲みます

お兄さんの世界で1番優しい声が

私を助ける魔法の言葉になりました

エビスビールをのむたびに

きっと一生

あのお兄さんと、猫さんのことを思い出すのだと思うのです

どうしようもなく辛い気持ちは

どうしようもなく温かい気持ちと共に

私の中で忘れられない記憶になりました

お墓参りする為だって言い訳しながら

これからも沖縄通うんだぁ🌞

なんだか不安でしんどい毎日ですが

振り返ったときに

でも、こんなステキな事もあったよねって

そんな風に思い出せるよう

楽しく優しく暮らせますように✨




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