どもっ!くっすんです!!

今回は爆蛸製作秘話的なものを書いてみます♪



上島釣具店さんにて好評頂いている爆蛸♪

この爆蛸を思いついたきっかけは以前もお話しした事のあるように、タコ釣りの船でど定番のタコエギ釣りですが、沢山の方がエギに背脂を巻いていて、エギに背脂を巻いたことのある人はわかると思うのですがエサはズレやすいし、輪ゴムなどで固定するのもまあまあ面倒くさいんですよね。


竹タイプの従来からあるテンヤは大きすぎて船宿さんによっては使用禁止のところもあるそうです。大きなカニなんかを巻くと潮流を受けすぎるんです。当然おまつりの原因になるのでそれが理由で禁止なんでしょうけど、爆蛸はエギとほぼ同サイズで設計しているので潮流を受けるのはエギとほとんど変わりありません。実際潮でも飛ばない限りおまつりは無いのです。

また、針を浮かす仕様になっているので根がかりが少ないのも特徴の一つです。

市販の360度の針でエサを巻いてやっていた時は根がかりが多かったんです。当然といえば当然です。

使いにくいし、タコエギに巻き付けているエサ専用のテンヤ売ってないかなーって釣具店を回ったのですがなかったんです。

背脂用の仕掛けはどこを探しても売ってない。。。似たようなものはあっても理想的でない。


だったら作るか!みたいな所からはじまった訳です。


この爆蛸を作るにあたっては100%くっすんテンヤの試作や失敗作が無ければ生まれて来ませんでした。



2017年11月の記事なので4-5年前ですね(笑)ショアタチウオテンヤに発泡材を付けて沈ませないみたいな事を昔やっていました(笑)


これはこれで結果的にあまり良くなかったと思うのですが、この経験が爆蛸を作るに当たって相当いかされました!!


爆蛸はエサが100%で上面になるような工夫がされているので360度エサを巻く必要がありません。当然、針も360度無くて良いのです。はじめての試作品はこの辺りがうまくいかないし、発泡も剥がれたりで全然上手くいかなかったのを覚えています。

エサがぐるぐる回ったり(^◇^;)


初めは試作と失敗の繰り返し😆

ものつくりってこんなもんです😆


今の形になるまでは何度も試作を作っては変えていますが、要はくっすんテンヤでは失敗だったけどそれを応用したことかなーと思います。


船タコ釣りでは大きなもので3キロになるので船タコアイテムとしてリリースするならば必要不可欠なのが強度でした。


今まで何百個と針金を曲げて来ましたが、さらにスピードの向こう側に行くためにはその道のプロにお願いする必要がありました。


そこで協力していただいたのは福ちゃん♪


福ちゃんの紹介からプロの職人さんにメイン軸を作ってもらいました。硬質ステンレスの1.6mmを使っていますが、この太さになると手曲げはよっぽど握力がないと無理です。それに精度というかクオリティの高い物を作ってもらうのには専用の機械がないとこの太さになると無理なんです。

沢山の職人さんにお世話になって必要十分のメイン軸ができあがりました。さすがプロの職人技!精度が無茶苦茶高いです!




そこからは今までのくっすんテンヤで取得したスキルと、どこまでいっても釣り人目線を意識して、使いやすさや潮流などの実際の釣場に対応するサイズ感、もちろん針のかかりや耐久性などにもこだわりました。そしてお財布にも優しい価格設定。儲けはほとんどありません(^◇^;)


そんな爆蛸を支えてくれた福ちゃんが↓

リブログしてくれました。ずっと製作過程でも家に来てくれて手伝ってくれたりしてくれてて、男爵にもパッケージを組み立ててくれたり手伝ってもらいました。ありがたいことです!!是非福ちゃんのブログも登録してやってください♪


そして、本日もインスタにて


購入報告ありがとうございます!!

売上貢献と言わずに釣果貢献と言ってもらえるように釣って貰いたいです。自信はあります!!


これからも応援よろしくお願い申し上げます♪