乳がん告知されてからいろいろと知るために本を読みました
その中でダントツに情報量が多いのがこちら
名だたる乳がん治療の第一人者が以下の治療内容について書いておられます
- 検査と診断
- センチネルリンパ生検
- 術前化学療法
- 手術(全摘、温存)
- 放射線治療
- 術後化学療法
- 乳房再建(自家組織、インプラント)
- ホルモン療法
- 分子標的薬
- 再発・転移
- 遺伝性乳がん
- オンコタイプDX、マンマプリント
- 非切除凍結療法
他の本も読みましたが、この本はデータが多く、解剖図も豊富
あと実例が白黒ではありますが写真で載ってます
他の本のようにイラストで術式を説明するのではなく、リアルに例が出てます
なので
あまりにもリアリティがあるのは怖い
という方には不向きかもしれません
出版年度が2011年と13年前なので、少し情報が古くなっていて保険適応部分が変わっていたり、薬も新しいものが出ていたりはします
術前検査も2024年現在では必ずしも全員には行う必要はないとされるものもあり、今は病院単位、主治医単位で個別に行われているものもあります
実際、私は術前にPET検査も骨シンチも受けていません
※これはあくまでも私の術前状況で主治医が不要と判断された・・というだけです
決して今、この検査をするのが古いとお伝えしているわけではありません
少し誤解を生む書き方かもしれません
すみません
現在に少し合わない部分を差し引いてもすごくいい本だと感じました
これを読んでおけば主治医の説明がかなりわかりやすくなると思います
診察のときに一気に説明されて
わ〜〜何
そんなにたくさん言われてもキャパオーバーですけど
となっても
この本を読み直せば
主治医が言わんとしたところはある程度理解できるんじゃないでしょうか
ただめちゃくちゃ情報量が多い
一気に読むのは無理です
私はKindle版をiPadに入れて診察待ちのときに読み返したりしています