スイカ500円!!産地直送 | 僕は間違っているのだろうか・・

僕は間違っているのだろうか・・

思考は膠着状態になったまま自問自答を繰り返す
そしてまた波紋を投げかけるようにキーボードを叩く…
思いつくまま文章を書き連ねているだけのブログです

そんなのぼりが立っていました

そう、ココは豊川市の北、151号線沿い。

昔は宝飯郡一宮町と呼ばれていたエリアだ

市町村合併で豊川市になってからとゆーもの

僕のお仕事の担当エリアは豊橋・豊川なので、

急に移動範囲が広くなり

行けども行けども
「うーん・・・こんなトコロまで豊川市内なのね・・・遠いいわー」

予想していたよりも2割増しくらい広いんですね、豊川って、今は

今日の朝一番のお仕事は

その豊川の北のはずれのとある住宅街のお宅へ

光インターネット導入前のコンサルティング業務

ま、仕事自体はいつもどおり

口八丁手八丁で収めてまいりまして、

さて、冒頭にありました

「スイカ500円!!産地直送」

このノボリ旗が、6月の川面の風にゆらゆらしているのを

僕は見逃さなかった

いかにも、今日だけ臨時でやってます的な風体の木造のほったて屋台

そのベニヤ板で安っぽく作った商品棚に並ぶ

緑と黒のシマシマの球体

僕のウマイモノセンサーが

「きっとこのスイカは新鮮でうまいに違いないぞっ」

「そして、今買わねば、明日は屋台を撤退してしまうかもしれないぞ」

という警報が出て

「買わねばっ」

頭の中の大佐が
「スイカを購入せよー!!」

すると、それを聞いた頭の中の中尉が
「スイカを購入せよー!!」

そして、それを聞いた頭の中の軍曹が
「スイカを購入せよー!!」

そして、それを聞いた上等兵が
「スイカを購入せよー!!」

と二等兵の僕に命令


すかさず、そのスイカ屋のオッチャンの前へと踊り出る


「は~い、いらっしゃい」
ちょっと九州なまりだ

「これ、食べてみてぇ~」
と、九州なまりで試食用のスイカ、
プロセスチーズくらいの大きさの物を渡される

そして、食す

「うーん、まあまあかな・・、ま、でも500円だし、まっ、こんなもんか」


「よしっ、じゃ、父さん、これちょうだい」
とおもむろに財布から500円を取り出そうかというその時!!

「あーいありがとねー2500円ねー」



「へっ??」


その横に別な客のババアがおりまして

そのババアも
「へっ??」って顔して
「500円は?」と先陣切ってスイカ屋のおっちゃんに問うと


「あー500円のねー、、はい、これー」

「・・・・・・・」

ちょっと大きめのミカンくらいのスイカが出てまいりました

「でもねー、このサイズだと全然甘くないよー」

「せめて、この2000円~4000円の、この大きさが一番いいねー」

と、悪びれるようすもなく、


川面から風がビューと吹いてきた・・


固まるババアと僕


全然安くないじゃん
つーか、普通にクックマートで買うのと変わらんじゃん

はっ
ハメられたぁーーーー

ふと、振り返るとババアは既に車のドアをバタンっ
もはや脱出寸前だ

僕はというと
試食のスイカの皮を持ったまま瞳孔開きっぱなし

しまったーーー
遅れをとったー


と思った時には時すでに遅し、
おっちゃんももうビニール袋にその2500円のスイカを入れて
僕の前に差し出して

もう片方の手は
「さっさと2500円渡さんかい」
と言わんばかりに
手のひらを上にして僕の眼下に差し出している

ちなみに、ここまでくると逆転はほぼ不可能です。

よっぽど開き直って
星一徹がちゃぶ台ひっくりがえす様よろしく
「ふざけるなーっ!!」
と怒号をあげて立ち去る

そんなこと、小心者の僕にはできません。

20代の頃ならまだしも

30代も半ばです。

そんな2~3千円のことで
そこまでするエネルギーは、もうありません。

ゆーても天下の国道151号沿い

車もそれなりに走ってます

そんなギャラリーいっぱいのところで

ご乱心ぶりをさらそうものなら

トラックの運ちゃん

営業先に向かうビジネスマン

子供を送った帰りの若妻

そんな方々に

「あれ何?なんかイイ年したおじさんが、めっちゃキレてるやん
うわー、みっともなー」

と、通りがかりの人とはいえ

好奇な目にさらされてしまいます

僕のガラスのハートが砕け散っちゃいます


そして、ひきつる顔を悟られないように

「う・・うーん、こりゃ安いね、いい買い物をしたよ、ありがとーおっちゃん」

と、2500円を支払う僕・・・

「はい、ありがとねー、またよろしくねー」


そして、最後まで愛想よく

車に乗り込み

国道151号線を南へとむけて走るよ僕は

助手席に鎮座している

2500円のスイカと共に


みなさん、あそこのスイカ500円には

気を付けてください