前回、吾平山上陵 と 波切神社への道のことを書きました

 

今回は、波切神社なみきりじんじゃへ向かいます

 

ここから右へ進みます

 

石段が多く崖を下るような道です

所々、平坦な道がありますが

慎重に気を付けて歩かなければならない道です

徒歩20~30分ほどかかります

 

一般参拝者は行く人はそういないと思います

鵜戸神宮のHPに波切神社は載っていますが

場所は案内していません

大人数では行けないですし 危険です

 

険しい道を進み 最後に下った先に見えてきます

 

 

波切神社です

 

不動明王様かと思われますが 

長い年月を感じます

赤い旗は 奉納旗です

 

1月28日に例祭があり

講社(特に漁師の方々が多い)のお参りがあるそうです

 

窟は天井が低いです

 

社殿には「卍」マークがついています

お賽銭を入れ

木でできた赤い鯛を棒でたたき お参りしました

 

波切不動尊

長い長い年月をかけて 

波切不動尊もいろんなかたちで祭られ守られてきたのだと思います

 

 

高千穂町の天の安河原のように参拝者が石を積んでいるようです

天の安河原に似た雰囲気も少しありますが、積石が少なめなので個人的に少し安堵

 

この窟から 海を見た時 

ここは 母なるお腹に抱かれているようなところと思いました

龍のお母さんに大事に守られている 包まれている そんな感覚でした

愛のあたたかさを感じる安心感

お顔も慈悲深くやさしそうです

豊玉姫様?

 

窟の天井を見れば お乳岩と思えるような形もあります

 

左の太陽が当たっている岩も龍に見えます

 

龍に見えませんか? 

誰かが先端に石乗っけてるけど…

 

向こうの山に サンメッセ日南が見えます

世界で唯一7体のモアイ像(アフ・アキビ)を完全復刻したモアイが海を背にして立っています

 

日本のモアイ修復チームが、1992年から3年かけて倒れていた15体のモアイ(アフ・トンガリキ)を立ち上げた奉仕と友情に対し、ラパヌイ(イースター島)の長老会と島民が、日本で復元することを初めて許可されました

 

このやさしく守られた窟で 

何万回も真言を唱えたいと本当に思いました

そういう人の気持ちがちょっと分かった気がしました

 

いちおう数回 不動明王の真言を唱えてみましたニコ 指差しオイツ!数回かい!

 

 

この大きな窟の向こう、真裏 反対側が 

鵜戸神宮です

 

鵜戸神宮 と 波切神社 は 

この大きな岩山の表裏

 

前々回のブログで

 

鵜戸神宮の両面(表裏)について書きたいと思いますと お伝えしたのは 

鵜戸神宮波切神社のことですニコニコ

 

国土交通省より

この洞窟は何世紀にもわたる崇拝の場で、もともとは文明から遠く離れた過酷な状況で長期間を過ごして精神修養を行う修行僧のためのものでしたが、後に地元の漁師にとっての祈りの場となりました。現在の神社は海の神々が祀られていますが、この神社は神道と仏教の明確な区別がなされていなかった1868年以前の日本の歴史の典型です。名目上は神道の建造物ですが、仏教を象徴するもので飾られています。神社横の石造りの退避所の下には、忠実な信者を守り、守護者の激しい愛情で信者を導くとされる、仏教の五明王の一人である不動明王の像が立っています。この特別な彫刻は、船乗りの守護神「波切」の顕現である波切不動明王が表現されています。

 

鵜戸神宮の好きなところは

神社と仏教の明確な区別がなかった頃の名残があるところですニコニコ

 

自分の中では密教系と神道が混ざり合っている方がしっくりきます