宇美八幡宮 | よしおのブログ

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好きなことをつらつら書いていきます。
『古事記』に出てくる神社に行くのが好きです。

故其の政(まつりごと)いまだ竟(お)へぬ間に、其の懐妊みませるが、産れますに臨む。御腹を鎮めたまはむと為て石を取りて、御裳(みも)の腰に纏(ま)かして、竺紫国(つくしのくに)に渡りたまひ、其の御子はあれ坐しぬ。故其の御子の生れましし地に号(なづ)けて、宇美(うみ)と謂う。また其の御裳に纏かしし石は、筑紫国の伊斗村(いとのむら)に在り。  (『古事記』 応神天皇の聖誕)


(神功皇后は)その政務(新羅遠征)がまだ完了しないうちに、ご出産の臨月となった。そこで御腹を抑え鎮めようとして、石を持ち、御裳の腰にお付けになって(股間に挟んで)、ご出産を引き延ばした。新羅遠征から筑紫国(九州)に戻ると、その御子(応神天皇)はお生まれになった。その御子がお生まれになった地を名付けて、宇美という。また、御裳にお付けになった石は、筑紫国(九州)の伊斗村にある。


鎮懐石八幡宮(http://ameblo.jp/martin42mec/entry-11493865789.html )の続き


よしおのブログ-宇美八幡宮5

新羅遠征から帰ってきた神功皇后は

股に挟んでいた石を外して
ここ「宇美」で御子を産みます。

その御子が応神天皇です。




よしおのブログ-宇美八幡宮2

本殿の裏にはこんな像が立っていました。

御子を抱く神功皇后です。

そしてその後ろ!!

子宝や安産を祈願する方々が積んでいったのだと思いますが、本場の鎮懐石八幡宮にはなかった鎮懐石がこんなところにあった(笑)



よしおのブログ-宇美八幡宮1


たまたまかもしれませんが

この神社には鳩がたくさんいまして、

ぽっぽぽっぽ、ヒコヒコヒコ、と歩いていました。


なんかもう、この写真を見るだけでぽっぽぽっぽと聞こえてくる(笑)



神功皇后とその御子を巡る旅。

応神天皇が神話と史実の境にいて、応神天皇以降から史実の実在性を帯びてくるそうです。

そんな人たちを九州で追いかけてみました。


『古事記』という書物の中の物語が

神社という形で現在も残っているのは魅力的です。


つぎは何処にいこうかな?


これにて「神功皇后とその御子を巡る旅」を終わりますm(__)m


ありがとうございました!!