私とKUROの次 画質 | 火星美人の別居のち同居の日記

火星美人の別居のち同居の日記

2014年8月5日、嫁さんと別居しました。
4回目の結婚記念日でした。
そして2年の予定が4年になって、2018年10月にやっと再同居。
我が家の話、もうちょっと続きます。

10月に入ったので、テレビ選びの話に。

 

「画づくり」

を選択の基準に挙げました。

要するに、色彩の表現ですね。

 

テレビの基本構造は「有機EL」に決め、

この「画づくり」を調べ始めると

なんと驚いたことに…

「有機ELのパネルを作っている会社は、世界で2社だけ」

という事実がわかりました。

さらにその2社で、ほとんどクオリティが同じだそうです。

(もちろんそれぞれの固有で得意な技術がありますが)

となると、どこのメーカーを買ってもだいたい一緒。

どっちの会社のパネルを使っているか、の差になってきます。

 

じゃあどうやってメーカーと製品を決めるかというと、

画面を表現する機能の考え方

画面の色味をいじれる機能

いったことを調べて、気に入ったものを探すことになります。

 

4Kが出始めたころ、家電量販店が

「細かい描写がこんなに得意」

といって、『トランスフォーマー』といったCGバリバリの映画を店頭で流していましたが

そのCGが何か色を繋げたような…
のっぺりしたような…

やたらそこだけキラキラ機械のように光ってるような…

と気持ち悪さを感じていました。

 

これは、実際の動きの速度にパネルの点滅スピードがついていかなかったり

テレビの描画スピードが足りなかったりした際に

中の機械が画面の特徴を読み取って補完している

からだそうです。

その機能…いらない…。そのままのソースで画面を見たい…。

もちろんその機能は切ることができるので、オフにすればいいのですが

それだけが売りのテレビはちょっと手が出ない。

 

そしてプラスもうひとつ、4Kの色味を魅せるためなのか

店頭でどのテレビを見ても「色がどぎつい」。

赤や緑などの原色が、とにかくビビッドなのです。

これはプラズマと液晶しかない時代から特にそうでしたが、

「色鮮やかに魅せる」ために、映像ソースのそういった色を強調するようになってるようなのです。

当時これはPanasonicのビエラで顕著でした。

最初のプラズマはビエラでしたが、とにかく緑と赤で目が痛い。

いまの実家の有機ELビエラも、やっぱりちょっと緑と赤がキツイ気がする。

次に強めなのが、ソニーのブラビアでした。

昔のブラビアは、さらに前項の「補完」がすごくて、

映画などのCGの部分だけが妙に浮いている感じに表現されていました。

 

なので、このあたりはハズして…

となると、「ゲームに強い」といわれているレグザかなあ。

 

なんて思ってしらべていくと…

で、結局なにになったかというと

ソニーのBRAVIA XRJ-65A95Kという機種に落ち着いたのです。

↑のようにいろいろうんちくを調べて考え、比較検討しようとしていたのに

結局、お店で急転直下でこの機種になりました(なんだそりゃという感じですが)

 

このテレビ、2022年に発売された、いわば「1世代前の機種」です。

次はそのあたりのマニアックな話を…