最新テクより、読む、書く、話す | 肉球ぷにぷに

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基本が大事


最新テクノロジーを使いこなし
世の中に新しい物を生み出す。

素晴らしいことだ。

だが、本質はつねに基本的な行動にあるのではないかと思う。


プロのアスリートでランニングをしない人はいない。
別にランナーではなくてもだ。

サッカーやテニスは、
プレーの中に走る行為が入っているから、
プレーの精度向上という側面もあるのかもしれない。

だけど、プレーにそこまで出てこない種目でも、
ランニングしないアスリートなんて
聞いたことがない。

それは、人間という動物が動くのを語る上で、
歩くこと、走ることは土台中の土台だからだ。

ちゃんと走れない人間は、
もっと高度な動作も出来ない。

アスリートがレベルの高い身体活動を行おうとしたら、
やはり走ることは欠かせないんだ。


これが、スポーツではなく
仕事でも同じなのではないかと感じる。

システム業界にいると、
常に最新のアプリケーションが生まれ続ける。

最新アプリが使いこなせることは素晴らしいことだ。

だが、そんなことよりも、

「読む、書く、話す」の方が大事だと考える。

どれだけ素晴らしくソフトを使いこなしても、
自分の考えをきちんと話せない。

何を、どう考えて、どんな観点から見た結果、
どんな結論に達したのか、文書に出来ない。

それでは、効果が半減、いやそれ以下だ。

そんな技術追うより
「先に、基本スキルをきちんと学べ」となってしまいかねない。


仕事で生み出すアウトプットは、
ほとんどが、書くことか、話すこと。

それを、どんなツールを使って
書いたのか、話したのかはあるけれど、

ツールにこだわるより、内容にこだわったほうがいい。

テキストで書くのか、パワーポイントで書くのかは
あまり問題じゃない。

なにが、どのように書かれているかのほうが
100倍大事だ。

そして、いいものを書くには、
その前段階として、いいものをたくさん見て、読んで
血肉にしていなければ出来ない。

それは、先人が記した良書だったり、
先輩が作った提案書だったり、
プレゼン資料だったり色々な形があるだろう。

だが、「読む、書く、話す」といった
本当の基本ができることこそが本質で、

それを、どれだけ積み上げたのかが、
今の価値になるように思う。

よく、職人さんの仕事を表現するのに、
「手に職」という。

物を加工したりする技術は専門技術なので、
とってもわかりやすい。

でも、そういう物理的な技術職についていない人間にも
手に職はあると思う。

それが、「読む、書く、話す」の積み重ねだと思う。

■追伸

AmazonのKindle本コーナーでは、
いつも月替りのセール商品を大量に出している。

以前は、普通の本では売れないから安売りしているだけに
思えてしまうようなラインナップが多かったが、

最近は各ジャンルで評価の高い本が、
期間限定で安く手に入るようになった。

3月に入って、新ラインナップになったので、
欲しいものがないか見てみるといいと思う。

本は本当にコスパ最高だ!



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発行者:マルス
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