仕事がデキる男は料理もデキる | 肉球ぷにぷに

肉球ぷにぷに

「ハッ」としたり「ニヤリ」とした情報をお届け

料理のデキる男

仕事がデキる男は料理もデキる
よくそう言われる。

これは、確かにそうだと思う。

学生時代、親に任せっきりで料理なんてしなかった頃、

たまに試してみても、段取りが下手くそだったり、
後になって手順を飛ばしてしまっていることに気づいたりで、
散々な想いをしたことがある。

だが、社会に出て仕事をするようになってから、
仕事に対して考えることを、
そっくり料理に適用したら、急激に上達したと思うからだ。


仕事と料理は共通点が多い。

・予算をかけるところにはかけ、そうでないところは倹約すべき

・完成形のイメージが初期段階から必要

・しかし、失敗したときはリカバーする力も必要

・基礎が重要であることは言うまでもないが、最後の成果は応用力が問われる。

・タイムマネジメントが重要

・料理では「下ごしらえ」、仕事では「段取り」が重要

・料理では「一手間」というが、仕事にもほんのわずかな手間をかけることが重要

・味つけから、盛りつけまで、TPOをわきまえることが重要

・ないものへの不満を封じ、有るものを使いこなす心を持つのが大事

・清潔でなくてはいけない

・相手への思いやりがなくてはいけない

こう考えると、仕事と料理を結びつけて語るのも
あながち間違いじゃないと思う。

また、料理と仕事で調べてみたら、
素晴らしいエピソードに出会ったので、ぜひ紹介したい。

昔、料理の鉄人というテレビ番組があった。
その中で、最強の鉄人と呼ばれた道場六三郎さん。

和食の達人である道場さんの仕事観は本当に素晴らしい。
目新しいことがあるわけじゃないが、
だからこそ本質を知ることができる。

--引用--

修業時代、いつも僕は思っていた。

「人の2倍は働こう」
「人が3年かかって覚える仕事を1年で身につけよう」

ってね。

下積みの期間をできるだけ短くして、
早く一人前の仕事がしたかったから。

そのためには、できるだけ手を早く動かして、
仕事量をこなさなければいけない。
だから修業時代からずっと
「早く、きれいに」を念じながら、
仕事をしてきたんだよ。

念じていると、いろいろと工夫が出てくるんです。

駆け出しのころはこんなことをしていました。
ネギを切るとき、人が2本持って切っていたら、
僕は3本やる。それができたら、
4本、5本で挑戦してみる。
さらに違う野菜でもやってみる。

そうすると仕事が早く片づくだけでなく、
「きょうは1本多く切れるようになった」と
励みになるんですね。

それはささやかな前進に
すぎないかもしれないけれど、
それが仕事の楽しみや喜びにもなりました。

スピードアップだけでは、人の2倍の
仕事をすることはできません。
効率よく働くためには段取りが大切です。
冷蔵庫の使い方一つにしても、工夫次第で仕事に差が出ます。

できる料理人なら冷蔵庫を開けなくても、
どこに何が入っているかわかっているもんです。

すべて暗記しろというんじゃない。
冷蔵庫の中を仕切って、
どこに何が入っているかメモをとり、
扉に張っておく。そうすると、指示されたときに
すぐ取り出せるし、庫内の温度も上がりません。

「冷蔵庫の開け閉めなんて些細なことだ」と
思うようでは、一流の料理人にはなれませんね。

そういう細かい部分にまで意識が回り、
先の先を読むくらいに頭を働かせないと、
少しぐらい料理の腕があっても大成しないですよ。

仕事にも人生にも締め切りがあります。

それに間に合わせるためには、
時間を無駄にせず何事もテキパキとこなさいと。
これはどの仕事にも言えるんじゃないかなあ。

----

道場さんほどの人にこれを言われたら、
やるしか無い。

=---=---=---=---=---=---
発行者:マルス
 通勤大学:http://updim.com/atudai
 Youtubeツール:http://updim.com/ayoutb
 マンガブログ:http://updim.com/abaku
 FaceBook:http://updim.com/afb
職業
 通勤ワーカー、漫画ソムリエ、ITコンサルタント
=---=---=---=---=---=---