まーすけ&佐田真衣のお気楽よもやま話

まーすけ&佐田真衣のお気楽よもやま話

まーすけ&佐田真衣が、日々の出来事やちょっとしたこだわりなど、テーマに沿った話題をお届けします。

Amebaでブログを始めよう!
こんばんは。佐田真衣です。
先日アップロードさせていただいたライブレポの中で、ひとつ大きな間違いがありました。
帰蝶のソロ“なぜ私が”と信長のソロ“愛の独裁者”の2曲が初めて披露されたのは2012年の大阪公演ではなく、正しくは2011年の名古屋公演です(初の舞台化にあたり書き下ろされました)。
中村貴志先生およびブログをご覧になってくださった皆さま、申し訳ありません。お詫びして訂正させていただきます(ブログの記事は修正済みです)。

 [記入日:2013, 2, 14 (Thursday)]


 ども、まーすけです(=^. .^=)/
 途中ライブレポも挟みながら、5回にわたり旅レポをお届けしてきましたが、いよいよ最終回となります。今回は2日目、名古屋見物から帰阪までのお話です。

 当日は6時半にモーニングコールをお願いしたんですが、もともと朝があんまし強くないσ(=^. .^=)は6時に携帯電話のアラームをセットして寝ました。前日あまり眠れなかったのでぐっすり眠って寝坊してまうのかと思いきや、もともと旅先であまり眠れないタチ、意外に時間どおり起きてしまいました(笑)。チェックアウトの準備をしながらボーッと過ごし、8時頃に朝ごはんを食べました。時間的にかなり遅かったので(7時から9時までが朝食タイム)、あまり種類が多くなかったんですが、珍しくこの日の朝はあんまし食欲がなくて、比較的軽めに済ませました。
 食後しばらく休憩し、結局チェックアウトしたのは9時半過ぎ。けっこうギリギリまでホテルにいました。まず、前日の晩歩いたところをもう一度歩いてみようと思い、ホテルの最寄り駅周辺をぶらぶら。前日の晩は残念ながら行けなかったJRの駅前まで思い切って出てみると、駅の周辺には大きなビルが多く建ち並んでるんですが、駅前の大通りの反対側には閑静な住宅街が広がっていました。どうりでゆうべホテルにいるときも静かだったはずだわ。

 ホテルでゆっくりしすぎてかなり時間が押していたので、すぐに次の目的地に向かいました。実は今回の旅で行きたかった名古屋スポットはふたつ、名古屋城と大須観音。名古屋城はガイドブックを見て、そして大須観音は“感動の第九”の打ち上げの際、中村先生に教えてもらったのがきっかけで行きたいと思ったんですけど、前日瑞浪で先生にお会いしたときにこの日の計画を話したら、なぜか“えぇ~っ、名古屋城~!?”と驚かれてしまったんです(=^. .^=)ゞ なんで彼がそんな反応になったのか、その真意は未だにわからないんですが(笑)、名古屋の方からしたら、やっぱりベタすぎるからなんかニャ~?(=^. .^=)ゞ 
・・・というわけで、大須観音付近に絞ることにしました。中村先生のお薦めは大須観音にお参りして、その近くにある商店街を散策することだそう。前日ガイドブックで改めて調べてみたところ、大須観音では毎月18日と28日に縁日が開かれるそうで、たまたまこの日は28日。めっさラッキー! ということで、地下鉄を乗り継いで現地へ向かいました。
 大須観音は駅から歩いて数分のところにあります。境内には沢山のブースが並んでいました。縁日というからには屋台が出てるのかと思いきや、イメージ的にはフリマですね。扱っているのは衣類や雑貨が主ですが、意外に骨董品のブースも多くありましたね。適当に散策しながら本堂まで行き、ろうそく(1本100円で買えます)をお供えしてお参りを済ませ、そのあと商店街をぶらぶら。けっこうレトロな店構えの和菓子屋さんがあったり、風情を感じさせますね。海外からの観光客もちょこちょこ来られてました。
 歩いていると、コメ兵さんというブランド品のディスカウントショップ(名古屋ではかなり有名なようです)の楽器・カメラ館というお店に出くわしまして、電子ピアノの試し弾きをしてきました(笑)。ちなみに、何を弾いたかって? 自分のオリジナル曲のサビの部分と、前日見たミュージカルのメインテーマ、“悲歌”を耳コピで適当にアレンジしてちょこっとだけ(先生、ゴメン(=^. .^=)ゞ)。ひとつ横にも商店街があったんですが、こちらの散策は諦めました。既にお昼前になっていたのと、前日の疲れがだいぶ残っているようで、早めに帰阪しようと考えたからです。やっぱりエリアをひとつに絞って正解やったね(笑)。

 再び地下鉄を乗り継いで名駅(=名古屋駅)まで戻り、そこでお昼ごはんを食べようと、ガイドブックとにらめっこしながらお店探し。食べたいのはもちろん、冬の定番名古屋グルメの味噌煮込み! いくつかお店を見つけたんですが、結局JR名古屋駅前のセントラルタワーズ(ちなみに、高島屋がテナントとして入っています)の13階にある山本屋総本家さんでいただくことにしました。こちらのお店はうどんの打ち粉としてそば粉が使われていますので、そばのアレルギーが気になる方はお店の方に相談してみてください(実際、注文するときにアレルギーの有無を尋ねられます)。σ(=^. .^=)風邪をひいているときはそばを食べないようにしているんですが、たまたまこの日は大丈夫だったので、そのまんまオーダーすることにしました。今回食べたのは親子煮込み。通常の味噌煮込みの中に名古屋コーチンのお肉と卵が入っています。 前日の晩、自分のミスで名古屋グルメを楽しめずに終わってしまったし、旅の最後ぐらい贅沢せんにゃ~と思い、思い切って奮発しました(笑)。関西のうどんに比べるとやっぱり少し味は濃いめですが、麺にとてもコシがあり、フタの上で(土鍋のフタを取り皿として使うんです)崩した卵に絡めて食べると・・・、・・・でらうみゃぁ~!! 念願の味噌煮込みを現地で食べることができ、σ(=^. .^=)めっさしゃーわせ♪でした(=^. .^=)v<猫が主役の某アニメから引用(笑)。

 お昼ごはんを食べ終えると、既に午後2時近くになっていました。いよいよ帰阪です。お昼ごはんを食べた店内で帰るルートを調べてみると、近鉄特急を利用してもJR一本で帰っても同じぐらいの時間に堺まで帰れることがわかったので(近鉄のほうが発車時刻まで余裕があるけど、お昼ごはんを食べたお店からは少し離れたところに駅があるため、到着時刻はそんなに変わらないと判断)、行きは時間を優先しましたが、帰りは金額を優先し、JRのみで移動することにしました。
 午後2時半に名古屋を出て、東海道線で大垣・米原を経由し5時過ぎに大阪駅に到着(ちなみに名古屋から大垣までは快速、大垣から米原までは普通、米原から大阪までは新快速を利用)。大阪駅からは乗り換えなしの関空快速で帰ろうともともとは思っていたんですが、そうすると最寄り駅に着くのが遅くなるので、大阪駅から環状線で天王寺へ出て、そこから阪和線で最寄り駅まで帰ってきました。この間乗り換え4回! 帰宅したのは6時半頃です。無事夕飯に間に合いました(笑)。

 いろいろありましたが、はじめてのひとり旅、無事に終了することができ、とても満足しています。わたしにとって、この2日間は思い出に残る記念日となりました!
 最後にこの場を借り、中村貴志先生をはじめ、この旅で出会ったすべての皆さん、そして、今までわたしを育ててくれた両親に心から感謝の意を表しまして、このレポのまとめとさせていただきますね。ここまで読んでくれてどうもありがとう!!

〔記入日 : 2013, 2, 14 (Thursday)〕

 佐田真衣です。
 前々回&前回でコンサートの内容をお話させていただきましたが、いよいよ全体的な感想とまとめに移らせていただきますね。

 ストーリー展開は大阪公演のものがベースになっていたんですが、ラジオミュージカルと決定的に違ったのは、各キャラクター(特にヒロイン、帰蝶)の個性が際立つようになっていたこと。もともとがシリアスな内容なんですけど、舞台では将軍足利義昭が公家言葉でかなりコミカルな役柄だったので(子どもみたいに駄々をこねるシーンでは会場中が笑いに包まれました)、ラジオよりもメリハリがきいた感じに仕上がっていた気がしますね。
 酒井敦美さんによる“光の切り絵”は幻想的かつ神秘的でたいへん美しかったです。キャストの皆さんの演技や中村先生が紡ぎ出した音楽とぴったりマッチしていて、戦国時代にタイムスリップしたような感覚を味わうことができました。ホールに入るのが少し遅れたせいで中央の席を確保できず、前から5番目の真ん中あたりに座って拝見していたんですが、天井近くまで広く背景を彩っていたため、真ん中より後ろの席を確保できていればもっとダイナミックな切り絵を楽しめていたかもしれないと思うと、ちょっと悔しい気もします。
 音楽に関して言えば、ラジオ版や大阪公演の室内楽アンサンブル版よりもさらにポップになっていて、とてもチャーミングな性格の持ち主である中村先生らしいアレンジだなと思いました。そして、キャストの皆さんだけではなく、オーケストラ&合唱団の皆さんのパフォーマンスがとても素晴らしかったです! 特に合唱団の皆さんは、影棒さん(フォーメーションや舞台配置の関係でマエストロの指揮を直接見られない場合のために、観客の見えないところで指揮をする方のこと)がいらっしゃったとはいえ、指揮が見られない中、しかも途中舞台移動もある中、ちゃんと声が出ていたし、そのうえ全然音にブレがなく、レベルの高さを感じさせられました。今回、作曲・アレンジ&本番指揮を担当された中村貴志先生をはじめとして、キャストの皆さん、オーケストラ&合唱団、そしてスタッフの皆さんが一丸となって、こんなに大きなステージを無事にやり遂げられたことに対し、心より感謝の言葉と賛辞を送りたいです。
 今回ステージを拝見させていただいて、いちばん感じたことは、ステージ上で指揮をする中村先生が、いつも合唱団でお世話になっている中村貴志先生「ではなく」、わたしと同い年のひとりのアーティスト、「“中村貴志くん”だった」こと・・・。とにかく舞台から放たれる彼のオーラは半端じゃなかった。 もちろん、ミュージカルにはちゃんと主役の光秀や帰蝶がいるわけなんですが、やはりこのコンサートの真の主役は中村先生ご自身だったと思います。たまたま前のほうの席で見ることになったので、そのおかげか斜め横からですが、指揮をしている彼の表情をはっきりと見ることができまして、その真剣な眼差しと、そこから“自らのオリジナル曲を自身が大舞台で指揮しているんだ”というその誇りが感じられ、それがとても凛々しく、輝いて見えました。大阪公演での先生も素敵だったけど、今回の瑞浪公演ではそれ以上に生き生きとしていたように思います。本当にカッコよかった!!
 そんな中村先生にとっての晴れの舞台となったこの“本能寺が燃える”瑞浪公演を、奇しくも自分の誕生日に見ることができたのは本当に幸せなことだと感じています。思い切って大阪から足を運んで、本当によかった!! 先生にとってもこの日は素敵な記念日になったんじゃないかな。
 もともと中村先生との出会いは3年前の春、「はばたけ堺! 歓びを歌声に」という第九コンサートに出演させていただいたのがきっかけでして、彼はそこで合唱指揮を担当してくださいました。彼の厳しくも温かい指導のおかげで、当時忘れかけていた“歌うことの楽しさ”を思い起こさせてくれることとなりました。その後出演させていただいた“大阪交響楽団 感動の第九”レッスン期間中にたまたまわたしたちが同い年だということがわかり、それが縁で、彼が合唱指揮を担当するコンサートに何度も出演させてもらったり、彼が指揮を担当するコンサートを見に行かせてもらったりしてたんです。そんな中で、彼の作曲家デビューが決まり、今回のミュージカルを知ることとなりました。
 大阪公演、そして今回の瑞浪公演をきっかけに、中村先生の持つ音楽の力の凄さを改めて感じさせられることとなりました。ラジオミュージカルから始まり、大阪公演、そして瑞浪公演に至るまでに、いろいろな葛藤があったと思いますが、それでも、ここまで完成度の高いステージを作りあげた彼に対して、尊敬の念を感じずにはいられません。そして、今後指揮者として、また、アーティストとしてさらに羽ばたいていこうとする彼をこれからもずっと応援してあげたい! わたしは心からそう思っていますし、実際そう思えるくらいの、本当に素晴らしいステージでした。終演直後のカーテンコールで、思わず “Bravo!!”と叫んでいましたね(2回目に声をあげたのは真衣です)。
 この3月にも名古屋での上演が決まっているそうで(今度は別の方のアレンジだそうです。今回光秀役を演じた安冨泰一郎さんと、大阪公演で帰蝶役を演じた楠永陽子さんがペアを組むと聞いています)、ますますこの“本能寺が燃える”も進化しつづけるんだろうなと期待しています。でも、願わくば関西、できれば中村先生にとってもゆかりのあるこの堺で今回のフルオーケストラ&混声合唱ミックス版を、彼自身の指揮で再演していただきたい!! いま、心よりそう願っています。
 最後になりましたが、改めまして、中村貴志先生をはじめ、瑞浪公演に携わったキャスト・オーケストラ・合唱団、そしてスタッフの皆さんに心より感謝申しあげます。
 たいへん長いレポになってしまい申し訳ありません。 ここまで読んでくださいまして、どうもありがとうございました!

Dedicated to TAKA with Thanks & Respect

 〔記入日 : 2013, 2, 14 (Thursday)〕


 佐田真衣です。前回に引き続き、ミュージカル“本能寺が燃える”のライブレポをお届けしますね。
 前回のレポートで、もともとは2010年の秋に名古屋のFMで放送されたラジオミュージカルで、その翌年に名古屋で、さらにその翌年(つまり、去年になります)東京・大阪・そして富山で舞台化されたことをお話させていただきました。
 今回のミュージカルの作曲(一部共作)&アレンジを手がけた中村貴志先生が本番指揮を担当した公演のうち、名古屋公演はあいにく見に行く機会に恵まれず残念だったのですが、大阪公演は幸いにして拝見することができました。その時にラジオ放送とは全然違うストーリー展開になっていて正直驚いたんですけど、今回の瑞浪公演は大阪公演の内容がベースになっていて、そこからヴァージョンアップされたものでしたので、昨年の大阪公演の時のお話も織り交ぜながら、レポートを進めていきたいと思います。
 なお、この場を借り、かなりのネタばらしになってしまうことをあらかじめお詫びします。

 まず、今回の舞台配置なのですが、もともと2011年に名古屋で、そして、昨2012年に東京&大阪で開催されたときは能楽堂が会場になっていたので、大阪公演を見に行かせていただいたときは能舞台の右下に室内楽アンサンブルのメンバーがいました(能舞台と花道は盛り上がっており、アンサンブルは客席と同じ目線になります)。今回も同じような感じで、舞台の上手側(客席から見て右側)にオーケストラがデンと構えていて、演技は真ん中より下手側(客席から見て左側)で行われていました。男声合唱のメンバーが演技スペースの後ろのほうに並んで立っているという感じですね。

 それでは、セットリストをもとに、どんな曲(およびステージの内容)だったかをご案内していきますね。
 公演からずいぶん時間が経ってしまっているので、思い出せる範囲内で書かせていただきます。もし、思い違いなどがあれば申し訳ありません。

 (1) 【Overture】悲歌 (CD Version)
 この曲はCD“本能寺が燃える”楽曲再収録版のボーナストラックとして収録されたものです。Gマイナーのしっとりした感じの曲。
ストリングとピアノがメインで、同じメロディーがアレンジを替えて繰り返し登場します。
中村先生曰く、「メロディーがふっと浮かんできて、わりとすぐに書けた」そうです。
このミュージカルのメインテーマともなっていまして、途中でも数回この曲が使われていました。

 (2) オープニングテーマ (Long Version)
 ラジオミュージカルのオープニングジングルに新たなフレーズを追加して、大阪公演で初めて披露されました。
大阪公演では能楽堂が会場になっていたため、室内楽のアンサンブルでしたが、今回はホールでのフルオーケストラ版、ぐっと深みを増したアレンジに生まれ変わっていました。
大阪公演では3連符の混じった軽快なアレンジが特徴でしたが、今回は3連符になってなかったような気がします。瑞浪版のために新たに作り替えられたのかな、もしかすると?
途中からメインテーマ“悲歌”につながっていきます。拍子木が入ることですごく和の雰囲気がよりいっそう強まった感じがしました。ハープとグロッケンの流れるようなフレーズも印象的でしたね。

 (3) 二人の想い (帰蝶&光秀のデュエット)
 ラジオミュージカルで使われていた曲です。Aメジャーのミディアムバラードでした。CD版とそんなにアレンジは変わってない印象を受けました。
光秀&帰蝶、それぞれがお互いに対する淡い恋心を歌った、さわやかな感じの曲です。

 (4) ときめき (帰蝶ソロ)
 こちらもラジオミュージカルで使われていました(ちなみにラジオでは“二人の想い”と曲順が逆)。
もともとはFメジャーのミディアムテンポなのですが、今回はGメジャーで披露されました(帰蝶役の山越京子さんは若干線が細いかなという気はするけど、とても透明な高音の持ち主なんですよ。しゃべり声もとてもかわいい感じの方です)。
光秀への恋心に気づいた切ない気持ちをかわいらしく歌っています。ステージ内をめまぐるしく動きながら歌う山越さんが印象的でした。
大阪公演でもそうだったんですが、途中、楽器が入らない箇所もあり、山越さんの美しいソプラノを生かしたアレンジになっています(ちなみに、大阪公演で帰蝶役を演じたのは、わたしと同じ堺っ子の楠永陽子さんです。楠永さんも華やかなイメージのソプラノでとてもよかったですよ)。

 (5) 脅威 (光秀&道三のデュオ+男声合唱)
 ラジオミュージカルより。前奏はオープニングジングルの冒頭にも使われました。
もともとは光秀&道三のデュオ曲なのですが、そこに男声合唱が入ることで凄みが出たような気がします。
男声合唱はテノール&バス合わせて10人足らずでしたが、とても迫力のある声でビックリしました。

 (6) なぜ私が(帰蝶ソロ)
 2011年、名古屋ではじめて舞台化されるのにあたり新しく作られた曲です。
わたしは翌年(つまり、去年の話になります)の大阪公演でこの曲を初めて聴くこととなりました。
Fマイナーの3拍子が基調で、途中変拍子がちょこっと入ってるのかな?
政略結婚で信長のもとへ嫁がなければならない苦悩を歌った曲です。サビの高音と、オーケストラの深いサウンドが涙を誘います。

 (7) 運命の悪戯 (光秀ソロ)
 こちらもラジオミュージカルより。
星空の切り絵をバックに、帰蝶が信長のもとに嫁がなければいけない事実を受け入れたくない、でも受け入れなければいけない、そんな葛藤を歌った曲です。
光秀役の安冨泰一郎さんは深さのあるテノールヴォイスと想像より高い話し声とのギャップが印象的。
B♭メジャーのミディアムバラードで、ヴォーカル曲の中ではわたしのお気に入り曲のひとつです。

 (8) なんと恐ろしい魔物のようなやつ (信長&道三のデュオ)
 こちらもラジオミュージカルより。 龍の切り絵をバックに、信長と道三、それぞれの思惑が歌われます。タンゴによく似たリズムで、DマイナーとBマイナーが交互に出てくる感じかな。曲のラストでふたりが至近距離で見つめあうシーンは迫力がありましたね。

 (9) 娘よ (道三ソロ)
 今回の瑞浪公演のために新たに書き下ろされた曲です。Cマイナーの6拍子の曲で、嫁いだ娘を心配する父親の心情が歌われていました。
 瑞浪市在住で、このコンサートの合唱指揮も手がけられた道三役の森山孝光さんが“娘よ、娘”と語りかけるように歌う部分が印象的なこの曲、フルオーケストラで盛り上がったまま終わるのかと思いきや、ラストにストリングだけポンと軽く鳴って終わります。こういうアレンジはけっこう好きかも。

 (10) 陰謀と欲望が渦巻く (信長・光秀・義昭・帰蝶+混声合唱団)
 こちらもラジオミュージカルより。ここから女声合唱も合流しました。男声パートは舞台にいるんですが、女声パートは花道と観客席前の通路に並んでいて、ちょっとビックリ。
 この曲はマーチのリズムで始まるんですが、途中リズムもコードもめまぐるしく変わるのが特徴です(盛り上がる部分はことばを噛みそうなくらいのかなり速いテンポで歌詞が進みます)。4人のキャスト、フルオーケストラ、そして混声合唱の見事なまでのコラボレーションで、切羽詰まった感がより強く出ていた気がします。ミュージカルの前半を締めるのにふさわしい演奏でした。
 

 (11) 平和の祈り (混声合唱団&児童合唱団)
 第2部のオープニングは合唱曲から始まります。こちらも瑞浪公演のために新たに書き下ろされました。
Cメジャーの4拍子のフレーズから始まるんですが、最初はユニゾンで、そして途中からハーモニーが奏でられるという展開。
しかも途中、児童合唱団の子どもたちが出てきて舞台上で遊ぶシーンがあったり(その場面ではわらべ歌調に変わり、すごくノスタルジックなアレンジでビックリ)、
合唱団のメンバーがフォーメーションを変えながら歌ったりして、最後はフルオーケストラの魅力満載の壮大なエンディング。
ラストにストリングが残るアレンジもなかなか凝ってましたね。
1曲の長さが10分近くあるだけあって、遊び心満載の素敵な合唱曲に仕上がっていました。
作曲&アレンジを手がけた中村先生にとってもこの曲はある意味冒険だったんじゃないかな。

 (12) それぞれの生き方 (光秀&帰蝶のデュエット)
 こちらもラジオミュージカルで使われていた曲です。E♭メジャーのミディアムバラードで、サビにドラムが入ってポップなアレンジになっていました(原曲ではドラムが使われていません)。原曲や大阪公演の室内楽版もいいけど、わたしはドラムの入ったこちらのヴァージョンのほうが好きだなぁ。

 (13) 愛の独裁者 (信長ソロ)
 こちらは“何故私は”と同じく、名古屋での舞台化にあたって新たに作られた曲です。
こちらも大阪公演で初めて聴かせていただきました。
6/8のポップなアレンジで、3連符のバラードに近いのかも。
途中16ビートに変わり、信長の強い野望とそれに対する不安が歌われています。
カラフルな龍の切り絵をバックに、大川信之さんの奥行きのあるテノールヴォイスが信長の凄さを感じさせます。

 (14) 幼き頃より願いしは (光秀ソロ)
 ラジオミュージカルより。Gメジャーのミディアムテンポです。2コーラス目からドラムが入り、原曲よりもポップな仕上がりです。
満月と桜の花の切り絵に安冨さんの声がよく合っていて素敵でした。

 (15) 本能寺が燃える (光秀・帰蝶+混声合唱団)
 こちらもラジオミュージカルより。ここで合唱団が再度登場、火の切り絵とフラッシュのような赤と白の照明をバックに光秀のヴォーカルから始まります。
一部メロディーが合唱向けに大幅に変更されていました。Dマイナーの激しい印象の曲です。フルオーケストラの迫力満載でした。
途中で白装束の帰蝶が“悲歌”のフレーズを歌い、信長とふたりで去っていくシーンは何度見ても感激しますね。
 余談ですが、第2部の前半で帰蝶〔濃姫〕と光秀が再会するシーンがあったんですが、そこで帰蝶のそばについていたふたりの女官が、この曲では今度は兵士に扮し、大きな旗を振っていました。そのうちのおひとりとは公演直前にTwitter上でお友達になったんですよ。本番終了後にご挨拶したかったんですが、お名前がどちらの方なのかがわからなくて、泣く泣く会うのを断念しました(涙)。お会いしたかったなぁ~。

 (16) 幼き頃より願いしは・Slow Version (児童合唱団&混声合唱団)
 こちらもラジオミュージカルで使われていました。
もともとは晩年の光秀、しかもこの物語の語り部でもある南光坊天海のソロ曲だったんですが、今回は児童合唱団の子どもたちと混声合唱団のみで歌われ、天海役の工藤重孝さんが歌うパートはありませんでした。
この曲と、満開の桜の切り絵をバックに、過ぎ去った昔を回顧する天海の表情が素晴らしかったです。
このスローバージョンはFメジャーで演奏されたんですが、この曲のラストで転調し、最後はメインテーマ“悲歌”のトニックコード(つまり、基本の和音)、Gマイナーで壮大なエンディングとなりました。

 1曲ずつ紹介させていただくとさすがに長くなっちゃいましたね。
 次回は全体的な感想などをちょこちょことお話させていただきます。お楽しみに♪

〔記入日 : 2013, 2, 14 (Thursday)〕


 皆さんこんにちは。佐田真衣です。
 今回初めてのひとり旅をさせていただいたんですが、そのメインイベント、ミュージカル“本能寺が燃える・瑞浪版”のライブレポを3回にわたりお届けします。


 まず、ミュージカル“本能寺が燃える”について簡単にご紹介させていただきますね。
 このミュージカルは2010年の秋(今から2年数ヶ月くらい前)、FM AICHIにて放送されたラジオ・ミュージカルが発端でして、本能寺の変をモチーフにした悲恋物語です。脚本&作詞はあおい英斗さん(実はメニコンの社長さんやったりします<事実。)、作曲はなかむらたかしさん&山本雅士さんが担当されました(アレンジはすべてなかむらさんが担当)。
 実はこのなかむらたかしさん、わたしが現在所属する“はばたけ堺! 市民第九合唱団”で合唱指揮を担当してくださっている中村貴志先生ご本人なのです(コンポーザー&アレンジャーとしての名前はひらがな表記)。彼はもともとコンポーザーを目指して音楽への道へと進んだそうなんですが、テノーリスト、コンダクター(オーケストラ指揮だけではなく、合唱指揮者としての活動も多くされています)、そしてアレンジャーとしての活動を経て、初めて作曲を手がけたのがこのミュージカル“本能寺が燃える”なんですって。その年の年末にCD化された(ディレクターズカット版&楽曲再収録版の2枚。わたしはもちろん両方持っています)のがきっかけで、この作品を知ることとなりました。
 その後翌2011年、中村先生の地元、名古屋で舞台化され(彼本人がアレンジ&指揮を担当)、しかも、このラジオミュージカル“本能寺が燃える”は第48回ギャラクシー賞奨励賞&JFN賞2011年企画部門大賞のふたつを受賞することとなりました。さらに、全国各地のFM局でも放送されました(たまたまわたしは聴くタイミングを逃してしまい、今となってはとても申し訳なく思っています)。
 さらにその翌年(つまり昨年)の夏、東京&大阪で、そして秋には富山でも舞台化されました。東京&富山公演はアレンジ&本番指揮が別の方の担当だったのですが、大阪公演は中村先生ご本人が担当されました(大阪公演はわたしも見せていただきました。能楽堂&室内楽アンサンブルという組み合わせでした)。
 そして今回、フルオーケストラ版に合唱も加わるという形で大幅にヴァージョンアップされ、岐阜県瑞浪市で舞台化されることとなりました。アレンジ&本番指揮はもちろん中村先生ご本人。しかも、本番当日がたまたまわたし自身の誕生日と重なったこともあり、思い切って大阪から見に行かせていただくこととなったのです・・・。

 前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、この場を借り、キャスティングやセットリストなどを紹介させていただこうと思います。
 なお、セットリストについては中村先生より公開許可をいただいています。



 【Concert Information】
 Date & Time : 2013/01/27 (Sunday)  13:30 OPEN 14:00 START
 Place : 瑞浪市総合文化センター 文化ホール (岐阜県瑞浪市土岐町)

 【Staff(敬称略)】※ パンフレットより引用
 Scenario & All Lyrics by あおい英斗
 Music Composed by なかむらたかし & 山本雅士
 All Music Arranged by なかむらたかし


 Conductor : 中村貴志
 Director : 佐久間広一郎
 Dramatic Coach : 加藤純子
 Lighting Cutout Pictures(光の切り絵) : 酒井敦美
 Orchestra :  瑞浪市民交響楽団 [Concert Mistress : 鳥居愛子]
 Chorus : みずなみ泰平の世を求める混声合唱団&MJCみずなみ児童合唱団
 Coaches of the Chorus : 森山孝光・酒井一樹&間瀬妃佐美
 Coaches of the Junior Chorus : 粟田忠彦・藤川慎司&小野愛加
 Piano Accompanists : 森山康子・伊藤さおり&五島知佳

 【Cast(敬称略)】※ パンフレットより引用
 明智光秀 : 安冨泰一郎  帰蝶〔お濃〕 : 山越京子
 織田信長 : 大川信之  斉藤道三 : 森山孝光
 足利義昭 : 井澤康樹  南光坊天海&語り部 : 工藤重孝
 女官&兵士 : 長江麻世&間瀬奈緒美

  【Instruments of the Orchestra & Chorus Parts】※かっこ内の数字は人数。パンフレットより引用。
 1st Viorin(5), 2nd Viorin(5), Viola(3), Cello(3), Contrabass(2), Harp(1)
 Flute(2), Oboe(2), Clarinet(2), Fagot(2),
 Horn(2), Trampet(2), Trombone(3)
 Percussions(5)
 Soprano(22), Alto(13), Tenor(5), Bass(4), Junior Chorus(9)

 【Set List】
 (1) [Overture] 悲歌 (CD Version / Instrumental)
 (2) オープニングテーマ (Long Version / Instrumental)
 (3) 二人の想い (光秀&帰蝶デュエット)
 (4) ときめき (帰蝶ソロ)
 (5) 脅威 (光秀&道三デュオ+男声合唱)
 (6) なぜ私が (帰蝶ソロ)
 (7) 運命の悪戯 (光秀ソロ)
 (8) なんと恐ろしい魔物のようなやつ (信長&道三デュオ)
 (9) 娘よ (道三ソロ)
 (10) 陰謀と欲望が渦巻く (信長・光秀・義昭・帰蝶&合唱団)


 (11) 平和の祈り(合唱団&児童合唱団)
 (12) それぞれの生き方 (光秀&帰蝶デュエット)
 (13) 愛の独裁者 (信長ソロ)
 (14) 幼き頃より願いしは (光秀ソロ)
 (15) 本能寺が燃える(光秀&帰蝶&合唱団)
 (16) 幼き頃より願いしは(Slow Version / 合唱団&児童合唱団)

 今回はここまでです。実際に鑑賞させていただいた時のレポートは次回に持ち越しとさせていただきます。お楽しみに♪

[記入日:2013, 2, 14 (Thursday)]


 ども、まーすけです(=^. .^=)/ 旅レポの続きをお届けします。

 それではいよいよ、当日のお話をさせていただきましょうか。
 当日は2時に起きてお風呂に入り、その後荷物のチェックをしたり、会場で中村先生にお渡しする予定のお手紙を書いたりして、5時前に家を出ました。もちろん外は真っ暗。
 こんな時間帯から出かけるのって、6年前に大阪城ホールで開催された某ラジオ番組の公開録音、“1万人の六甲おろし大合唱!”企画以来だわ。その時も始発で現地に向かったんですが、始発なのにぎゅうぎゅう詰めの大混雑でビックリ。しかも着いたらすごい行列で、結局ホールに入れたのは本番開始15分前。滑り込みセーフでした。公開録音やから入場無料ということもあり、そんだけ多くのリスナーさんが集まったんですよね(実際、キャパが足りなくて3,000人ほどが入れず、途中で帰られたそうです)。
 駅に着いたら既に電車が来ていて、旅の記念に最寄り駅の入場券を買うつもりがさすがに間に合わないと思い、そのまんまホームへ急ぎました。5時4分発の普通電車(つまり始発)に無事乗り込み、40分ぐらいで鶴橋に到着、そこから6時6分発名古屋行きの特急に乗り換え約2時間。σ(=^. .^=)の乗ったアーバンライナーは停車駅が奈良の大和八木と三重の津、このふたつしか止まりません。大和八木に着いた頃はまだうっすら夜が明けかけた頃でしたが、そこから津へ向かうまでの間にすっかり夜も明け、おそらくこの特急に乗っている間に、ちょうど生まれて37年になったと思います(笑<σ(=^. .^=)生まれたのは朝方やったそうです)。
 大和八木、そして津を過ぎ、名古屋へ向かうまでの間にしばらくウトウトすることができましたが、目が覚めて外を見ると、おそらく桑名あたりやったと思うけど、雪が積もっていてビックリしました。名古屋の手前まで雪景色が続いていましたね。前日東海地方ではかなりの雪が降ったらしいとは聞いていましたが、想像よりも広範囲だったので驚き。
 8時8分、無事名古屋に到着。そこからJR中央本線に乗り換えて瑞浪まで向かうんですが、半時間以上あるので、その間に朝ごはんにしました。家を出るまでに何も食べるチャンスがなく、特急の中でちょこっとお菓子をつまんだだけやったんで、駅構内のスターバックス(テイクアウト専用)でカフェラテとサンドイッチを買い、ホームへ上がって食べました。そのあと、9:02発の快速で瑞浪まで(ホンマは1本早い8:47発の中津川行きでもよかったんですが、次が瑞浪止まりなので終点まで睡眠時間を確保できると思ったんです。でも最後まで眠れませんでした<笑)。10時頃の到着だったと思います。

 到着後、ボストンバッグをコインロッカーに預けて市内観光。駅から北へ徒歩30分、もしくはタクシーで5分ぐらいのところに瑞浪市民公園というところがあって、そこに地球回廊・陶磁資料館・化石博物館・市之瀬廣太記念美術館(入場料は各施設200円ずつ、4館共通だと700円です。高校生以下の方は無料で入れます)、そしてサイエンスワールドという体験型の科学施設が固まって建っています。そのうちσ(=^. .^=)は地球回廊と陶磁資料館を見学させていただきました。
 ちなみに、市之瀬廣太記念美術館には瑞浪出身の彫刻家、市之瀬廣太(いちのせひろた)さんの作品が展示されています。
 実は最初駅から歩いて向かう気でいたんですが、お昼からコンサートを見るのが本来の目的なので、ちょっとでも時間稼ぎ&体力温存しておこうと思い、タクシーを利用しました。
 地球回廊は地球やわれわれ人類を含むすべての生命体の歴史について展示がなされている、回廊状の博物館です。恐竜のジオラマが展示されていましたよ。中の温度は9度だという表示が出ていたんですが、時期的にほとんどお客さんがいないということもあり(笑)、けっこう寒かったです(ちなみにこの日の岐阜の最高気温は4度)。でも夏場でも回廊内は15度~20度ぐらいとけっこう低くなるらしいので、冬場以上に温度差を感じるんだろうな。
 瑞浪市陶磁資料館では、地元特産の焼き物(多治見・土岐・瑞浪エリアは焼き物の産地として有名なんです)が多く展示されており、たまたまこの日は企画展としてヨーロッパの陶磁器が紹介されていたなぁ。焼き物の製造工程や原料・道具なども展示されています。

 地球回廊&陶磁資料館を見学したあとは再びタクシーに乗り瑞浪駅に戻りました。実は瑞浪駅から市民公園に向かうとき、駅前に数台タクシーが並んでいたんですが、どれに乗ろうか迷っていたところ、たまたま女性ドライバーの方が声をかけてくださったんです。それで、事情を話し、市民公園まで乗せていただきました。見た目50代後半から60代ぐらいの方でしょうか。柔らかい岐阜訛りのとても親切なドライバーさんでした。・・・で、見学を終え瑞浪駅に戻ろうとしたとき、迎車をお願いする必要に気づき、行きしな降りる際に念のため発行していただいたレシートに記載の車番をもとに、タクシー会社へ連絡を取り、約15分後、行きしな乗っけてくださったドライバーさんが迎えに来てくださったんです。
 ちなみにこの日は女性ドライバーがその方だけだったそうで(在籍しているのはふたりなんだそうですが、もうひとりの方はたまたまこの日がお休みだったらしい)、「女性だと言ってくれればよかったのに」と笑ってはりました。でも、彼女に迎車をお願いしたことをとても喜んでくださいまして、お昼ごはんにお薦めのお店と、駅からこの日の会場である瑞浪市総合文化センターまでの行き方をわざわざ教えてくださったんです。ひとり旅で心細かったσ(=^. .^=)にとって、ホンマにありがたかったです。この場を借り、瑞浪平和タクシーのAさんに心よりお礼申しあげます。ありがとうございました!

 駅に着いたあと、彼女に教えてもらった、駅前の加登屋食堂さんで名物のあんかけカツ丼をいただきました。ごはんの上にとんかつ、そして、その上に溶き卵のあんがかかっていて、ほんのり甘く、とてもおいしかったです。かなりボリュームがあり、最初全部食べきれるかどうか不安でしたが、意外にあっさりで食べやすかったな。

 お昼ごはんを済ませた時には既に午後1時になっていたので、急いで会場まで歩いていったんですが、着いたらとにかくすごい人。しかもこの日は岐阜県知事の投票日と重なっていたこともあり、想像以上にごった返していました。チケットが既に完売状態だということは中村先生のブログで知っていましたが、実際に公演が終わって帰り支度をしながらふと客席を見渡すと、立ち見のお客さんが多くいらっしゃってめっさビックリ! それだけすごいステージだったんだと言うことに改めて気づかされることとなりました。
 なお、公演レポートについては次回より3度に分けてお届けしますね。

 今回のミュージカルは2部構成で、途中15分間の休憩を挟み約3時間のステージやったんですが、実は途中休憩の際、あまりにも人が多いせいで気分が悪くなってしまいました(=^. .^=)ゞ なんとかステージの後半には持ち直しましたが、一時はホンマどうなるかと思った(笑)。でも、最後までステージを楽しむことができ、とても満足した気持ちでした。
 本番終了後、中村先生にお会いして、ずいぶん早いとは思ったんですが、日頃の感謝の気持ちをこめて、ヴァレンタインのチョコレートと朝に書いたお手紙をお渡ししました。事前に差し入れはホール気付で送らせてはいただいてたんだけど、やっぱりチョコは直接渡したかったんでね(笑)。ホンの少しだけですがお話することもできました。
 ただひとつだけ心残りだったのは、先生にふたつ、お願いごとをするはずだったんですけど、ステージを見ている間、そして先生とお話をしている間に頭の中からスコーンと抜けてしまいまして、気づいたときにはもうホールを出た直後・・・。わざわざ戻るのもナンやし、諦めて駅へ向かいました。

 ちなみに、お願いごとのひとつは別に急ぎではなかったんでかまわないのですが、もうひとつはこれからの予定に大きく影響するものだったのです・・・。
 実は、昨年末に出演させてもらった“感動の第九”の打ち上げの時にたまたま中村先生と瑞浪公演の話になり、そのなりゆきで宿泊先のホテルを教えたら、彼のお住まいが偶然その近くだということがわかったんです。今となってはその打ち上げの時でもよかったなぁと思うんですが、コンサート終了後お会いしたときに、宿泊先近くにある“でらうみゃぁ~♪”な名古屋グルメのお店を教えてもらおうと考えていたんです。しかも、そのホテルは名古屋市内とはいっても中心部からちょっと外れたところにあるため、ガイドブックを調べても付近のお店があまり載っていないんだよね(=^. .^=)ゞ 情報源がすぐそばにいたのに、肝心なときに絶好のチャンスを逃してしまい、思わぬところで苦戦を強いられることとなりました。・・・まーすけ、大切な記念日にここいちばんで痛恨のミス(=^ρ ;^=) ・・・ま、らしいっちゃらしいんやけどね(=^. .^=)ゞ

 とりあえずJRで名古屋市内まで戻り、午後7時前にホテルにチェックインしました。部屋の備品をひととおりチェックしたあと、外に出て夕飯を食べるお店を探すことにしました。ホテル前のガードマンの男性に教えてもらい、その周辺を探してみたんですが、なかなかココといったお店が見つからない。駅前に出るともっと多くのお店があったのかもと思うんですが、暗くて方角もわからないし、朝早くに家を出てきたこともあって疲れもピークに達していたし、そんな状態であまり遠くまで行ってホテルまで戻れなくなってしまっても逆に困る(σ(=^. .^=)極度の方向オンチなのです)。気づけばひと区画をくるくる回ってただけのようで、結局ホテルの真ん前にあったセブンイレブンで適当にお惣菜を買い、部屋で食べることになりました。生まれて初めて大阪以外で迎える誕生日の夜が、こんなに切ないものになるとは正直思ってもみませんでしたが(笑)、ミュージカルの幻想的な世界に酔いしれながら、そして、わたしを生み、育ててくれた両親に感謝しながら、ひとりでささやかに誕生日祝いをしました。そのあと、この日使った費用の精算をし(笑)、次の日の予定を立ててから、ゆっくりお風呂に入って寝ました。結局2時前ぐらいまで起きてたんかな。

 そしたら、今回はここまで。
 ライブレポを更新したあとで2日目のお話をさせていただきますね。お楽しみに!(=^. .^=)v

[記入日:2013, 2, 14 (Thursday)]

皆さんこんばんは! ども、まーすけです。
amebaブログにて初めての書き込みをさせていただきます。
実はもともとFC2でブログを書いていたんですが、周りにamebaを利用してるお友達が多く、こちらでも並行してブログを更新していこかなと思い、昨年に思い切ってIDを取得しました。
こちらではまだまだ慣れないことが多いのですが、ボチボチ更新していきたいですね。
最終的にはどちらか一方に絞るつもりですが、ある程度の期間使ってみてからの判断ということで・・・(=^. .^=)ゞ どうぞよろしくお願いします(=^. .^=)/

 この度わたくし、まーすけは生まれて初めてひとり旅をしてきました。その時のレポートを3回に分けお届けします。
 いつもなら旅をするときは家族でというのが通例なのですが、今回はわたしが所属している“はばたけ堺! 市民第九合唱団”の合唱指揮を担当してくださっている中村貴志先生が自ら手がけたミュージカル“本能寺が燃える”がフルオーケストラ+混声合唱のミックス版で上演されるということで、思い切って岐阜県、瑞浪市までのひとり旅をすることになったんです。
 もともとこの旅の計画を思いついたのは昨年夏にさかのぼります。その前から今年始めに瑞浪でフルオケ版が上演され、中村先生ご本人が本番指揮を担当することを聞いてはいたんですけど、直接のきっかけになったのが、大阪公演を見に行かせていただいたことでした。その時は室内楽のアンサンブルやったんですけど、ステージの素晴らしさだけではなく、舞台右端(能楽堂が会場になっていたんです)で指揮をする先生の姿に感激して涙が止まらなくなってしまい、“ぜひ瑞浪でのステージも見たい!”と思ったのが直接のきっかけでした。ただひとつ気になっていたのは、“・・・瑞浪って、どこなん?”(笑)。唯一、岐阜県にあるということだけはうっすらと聞いたことがある、そんな程度でした。本番終了後中村先生にお会いしたとき、彼曰く“名古屋からJR中央本線で1時間くらいかな”。後日地図で調べたら、岐阜県の南東部、ちょっと足を伸ばせば長野県! ・・・と、遠い・・・(笑)。正直ビックリ。生まれてから今まで約37年、ひとりで出かけたいちばん遠い場所は確か神戸、しかも就職活動で(笑)。ひとりでは遊びやお買い物目的でほとんど県をまたいだことがなかったσ(=^. .^=)が近畿地方を離れていきなり岐阜かい(笑)!  でも数年来お世話になっている中村先生の晴れ舞台は見に行きたい! 奇しくも本番当日はσ(=^. .^=)37回目の誕生日、母がσ(=^. .^=)を産んでくれた年齢になる日でもあります。この偶然のチャンスを絶対に逃すわけにはいかない!! ・・・というわけで、11月ぐらいからボチボチと情報を集めていきました。

 今回最も迷ったのは日帰りにするか1泊するか。もともと日帰りでひとり旅がしてみたいという夢はあったし、コンサートはお昼からの開催なので日帰りできないこともない。“始発で現地へ向かってしばらく観光、その後コンサートを見て、終わったらいったん名古屋まで戻っておいしいものを食べ、終電で大阪、堺まで帰る”計画を立ててはみたんですが、さすがにこれでは疲れてしまう(笑)。・・・というわけで、結局名古屋で1泊することにしました。本当は瑞浪で宿を取ってもよかったんですが、翌日の移動のことを考えると、その日の晩に名古屋まで戻った方があとあと楽なので、敢えてその方法をとりました。
 名古屋まで行くルートもなかなか決まらず、金額を優先するか時間を優先するかでかなり迷いました。せっかく行くんやから瑞浪市内も観光したい、それやったらやっぱり早く着くほうがいいので、JRと近鉄特急を併用することにしました。
 逆に宿を選ぶのは意外に早かったです。(1)駅から近い〔もしくは駅に直結している〕、(2)安く泊まれる、(3)全国的に知名度が高い、このすべての条件を満たすところって意外と多くないんですよね。あれこれ調べていくうちにひとつだけ、条件が揃ったホテルを見つけました。JR&地下鉄の駅から直結、日曜日限定プランがあってそれを利用すると朝食付きで6,000円以内に収まる、しかも大阪にも同じ系列のホテルがあるということで、今回選んだのはメルパルク名古屋でした。12月の真ん中あたりに連絡を取り、無事に当日の宿を確保することができました。

 というわけで、今回はここまで。
 次回はいよいよ、旅の初日についてレポしますね。お楽しみに(=^. .^=)v
 A HAPPY NEW YEAR!! ども、まーすけこと、佐田真衣です♪
 クリスマスメッセージに引き続き、新年のメッセージも声でお届けさせていただくことにしました。
 本当は元日、つまり昨日に更新をしたかったのですが、家族でワインを開けたところ酔っぱらって寝入ってしまったので(笑)、本日の更新になってしまいました(=^. .^=)ゞ 申し訳ありません。
 お正月の過ごし方や今後の予定などについてもちょこちょこ話をしてるので、10分を少し超えてしまいましたが、ぜひ聴いてみてくださいね(=^. .^=)v
 
 RealPlayerをお使いの方は
こちらから、
 Windows Media Playerをお使いの方は
こちらからどうぞ♪

 なお、次回のヴォイス更新までにお聴きになれなかった場合のために、次回更新後になりますが、改めて今回話した内容を文章で載っけますので、そちらのほうもお楽しみに(=^. .^=)v

 皆さん、本年もどうぞよろしくお願いします(=^. .^=)ゞ 素晴らしい1年になりますように(=^. .^=)v

 [記入日 : 2010, 12, 29 (Wednesday)]


 ども、まーすけこと、佐田真衣です。
 これまで3回にわたり、“大阪交響楽団 感動の第九”コンサートのレッスン&本番の模様につきお届けしましたが、今回の第九コンサートに出演させていただいた感想などを、この場を借りてお話ししたいと思います。

 わたしは3年前に初めて第九のコンサートに出演させていただくまで、数はあまり多くありませんが、合唱の経験はありました。でも、小学生の頃から作曲活動をしており、ジャンルもポピュラー音楽なので、高校を卒業してすぐに大学に進学し、混声合唱団に入るまで、ちゃんとした発声のしかたを知らずに我流で歌ってきたんですよね。もちろん作曲も我流です。
 ポピュラーボーカルの場合、メインのボーカリストだけの場合もあれば、そこにコーラスが入ることもあります。でも、基本はメインボーカルなので、声を前に前に押し出して主張しないと成り立たないんですよね。でも、合唱の場合はまったく逆で、各パートでちゃんと音量や音高を合わせないと逆にキレイな響きにはならない。普段ポピュラー的な歌い方に慣れていたわたしは、そこで大きな壁にぶち当たります。わたしの声は太くてよく通るのですが、少しハスキー気味のようで、大学時代、合唱団のとある先輩(女性の方です)から「あんたの声は合唱に向く声では正直ない」とはっきり言われてしまいました(汗)。もともと音域は広いほうなんですが、まだそこそこ上がってないうちからすぐに裏返るので、ソプラノには向かないんじゃないかと思った時期もあったんです。ただ、以前にどこかでお話ししたかもしれませんが、中学&高校生の時にソプラノ希望だったわたしが人数合わせのために(ひとりで数人分カバーできる声量があったので)アルトに回されたというトラウマもあって、やっぱりソプラノパートで歌いたいという想いはずっと持っていたんです。それで、高校を卒業してから思い切ってソプラノに転向、ただノドがあまり強くないのでメゾ止まりにしましたが、トップソプラノのキレイな高音に憧れはずっとあって、たまたま何かの折にテレビかラジオで第九を聴いた時、「これにチャレンジしてみよう」という想いが芽生えたのが今から4~5年前のことだったんです。

 それ以来今回で3度、第九のコンサートに出演させていただいたんですが、歌い続けていくごとに第九の難しさ、奥深さを思い知らされ、でも、それを少しずつ克服していくごとにやっぱり歌の力という存在のすごさを感じるようになってきました。今回は特に、オルガン席といういちばん目立つ場所で歌わせていただいたこともあると思うんですが、メンバーの中ではわたしはかなりの若手だし、だからこそ自分が引っ張らなきゃいけないという気持ちがあり、無意識に自分の中でかなり無理を課していたようです。でも逆にそれが原因で自分のこの声が、周りから浮いていることに気づかされたんです。やっぱり合唱はみんなの声がちゃんと同じ周波数で合わさってこその作品なんだと。レッスン期間中やリハーサルの時も含め、他のメンバーの方々ともお話しする機会があり、その会話の中でも、今まで自分がポピュラー曲を通じ培ってきた歌い方と、合唱のキャリアの豊富な方々の歌い方とでは大きな違いがあることを改めて思い知らされました。そのことがわかっただけでも、充分すぎるほどの収穫となりました。
 
 今後についてですが、もちろん、ポピュラー曲を中心にこれからも作品を仕上げていくプロセスにおいて、更にソロヴォーカルの腕を磨いていきたい気持ちもあるんですが、合唱の楽しさにはまってしまっている現在、それとは別に、周りに声を合わせていく努力も惜しまないようにしていきたいです。もともと第九の合唱に参加したいと思ったのは、有名な音楽作品だからと言うのもあるんですが、曲づくりの幅を広げるために、あえてクラシック、合唱曲にも接して、もっと感性を磨こうという想いがあったからなんです。このことは以前、機会があって中村先生にもお話させていただいたんですよ。
 今回のコンサートを通じ、自分の中でも新たな課題ができたような気がします。次回、来年の3月に堺市民会館で開かれるスプリングコンサートに合唱団のメンバーとして(もちろんソプラノです)出演させていただくんですが、このコンサートは、今後、堺市内で定期的に第九のコンサートを開催するためのワンステップとしてわたしたち合唱団に与えてくださったチャンスでもあるので、ステージの成功を目指し、今回の合唱指揮も担当してくださった中村貴志先生のご指導のもと、来年早々から再開されるレッスンも引き続き頑張っていきたいと思っています。


 最後になりましたが、マエストロの現田茂夫先生&合唱指揮の中村貴志先生、ピアノ伴奏を担当してくださった北口裕子(ひろこ)先生、今回共演させていただいた合唱団の皆さま、大阪交響楽団&大阪シンフォニカー協会の皆さま、ソリストの石橋栄実さん(@ソプラノ)、小貫岩夫さん(@テノール)、田中友輝子さん&勉さんご夫妻(@メゾ・ソプラノ&バリトン)、今回お会いできませんでしたが、ピアニストの魚谷絵奈さん(第九の前にモーツァルトのピアノ協奏曲が演奏されたんですが、そこでピアノソロを担当された方です)、今回会場となったザ・シンフォニーホールのスタッフの皆さま、そして、寒い中、また、お忙しい中会場へお越しくださった、大学の先輩とそのお友達の方を始めとするすべての観客の皆さまに心から感謝の意を表しまして、レポートのまとめとさせていただきます。
 ここまで読んでくださいまして、本当にありがとうございました!

 [記入日 : 2010, 12, 29 (Wednesday)]


 ども、まーすけこと、佐田真衣です。
 前回&前々回に引き続きまして、昨日開催された“大阪交響楽団 感動の第九”コンサートについてレポートしますね。
 いよいよここからは本番のステージについてお話ししたいと思います。
 わたしたちの出番がようやくやってきまして、オルガン席への階段を慎重に昇り、舞台入りしたんですが、ほぼ満員のお客様を目の当たりにし、思わず「すごい」と漏らしてしまいました。オルガン席のほぼ中央なので、一面にお客様とオーケストラの面々が見下ろせるんですよね。しかもわたしが今回招待させていただき、忙しい中&遠いところ来てくださった、同じ大学の先輩とそのお友達らしき方を発見したのですが、たまたまチケットを確保した際に選んだ席が、自分の立っている場所の目線のちょうどど真ん中やったんです(遠かったのであんましよくわからなかったんですが、だいたいの見当はつきました)。重ねてビックリ。

 いよいよ第1楽章が始まりました。皆さんご存じのように、第九交響曲は第1楽章から第4楽章まであり、第4楽章のみに合唱パートがあります。場所や主催楽団によっても違うんでしょうが、通常は第2楽章と第3楽章の間に4人のソリストさんが入場するんですけど、その直前に合唱団のメンバーが舞台入りして、第3楽章だけを舞台上で聴くケースもあれば、今回のように最初から舞台入りして、第1楽章から第3楽章まですべて舞台上で聴くケースもあります。第1楽章と第2楽章はテンポが速いのであまり当てはまらないんですが、第3楽章はゆったりしているので、ヘタすると気持ちよくなって寝入ってしまう可能性もあります(笑)。しかもオルガン席の椅子は観客用の座席と変わらないため、余計に眠くなってしまいそうです(汗)。

 事実、3年前にサントリー1万人の第九に出演した時、わたしは第3楽章の途中、ほんの少し船をこいでしまいました(笑)。ただし、その時は合唱団にライトが当たらないし、第一、合唱団のメンバーのほとんどが観客席に座ることになります。だって1万人もいるんだから(笑)。しかも交響曲は管弦楽の作品であって、第九はたまたま第4楽章に合唱パートがあるだけの話なので、第3楽章まではオーケストラだけにライトが当たるのは至極当然のなりゆきですよね。しかし、今回は常に合唱団にライトが当たっているため、眠ってしまうと観客みんなにわかってしまうため、眠くなってきそうな時は敢えてライトを見つめて集中力を高めていました。さらに、ホールの中は乾燥しているので、ドライアイ気味のわたしはまばたきをしても涙が出てこず、かなりかなり焦っていました。目が乾燥していると余計に遠くが見づらいんですよね(汗)。どうしようどうしようと思っている間に第4楽章が始まりました。
 
 しばらくの間管弦楽が流れ、バリトンソロの田中勉さんが立ち上がるのと同時にわれわれ合唱団も一斉に起立。バリトンソロ→→バリトンソロ+男声合唱→バリトンソロと続き、いよいよわたしたち女声パートが入ります。最初はアルトのパートをソプラノも歌うので,そんなに音は高くないんですが、その次、ソリストさんたちの掛け合いの直後、いよいよ高音パートの登場。舞台上で1時間近くも待たされていたので(笑<第1楽章から第3楽章まで約45分、第4楽章の管弦楽部分だけで7分ぐらいあるんです)、発声練習やゲネプロであれだけ練習したのにちゃんと声が出ず、一部割れてしまいました。かなりやばいと思ったんですが、なるべく鼻で響かせて歌えば少しは楽になるかなと思い、レッスンの時に中村先生がおっしゃっていた言葉を思い出し、肩幅に開いた足を更に踏ん張らせて重心をしっかり取り、でもここはオルガン席、合唱団の中でも後部、しかも高いところにいるので、あまり声が大きくなりすぎると逆に歌全体のバランスが崩れてしまう。だから、少し声をセーブしてあまり無理しすぎないようにしようと努めました。で、いよいよひとつめののロングトーン(ソプラノにはロングトーンが3か所あります)。この曲の最初のヤマ場です。1オクターブ高いA(ラ)の音がキレイに伸び、カンニングブレスなしで無事クリア。いっぱい音を伸ばしきったので少しフラッとしかけましたが頑張って持ちこたえ、男声合唱へ続きました。テノールのソリスト、小貫(おぬき)岩夫さんと男声パートの皆さんとの掛け合いは、ホントに力強く、これから戦いに行く民衆の一体感がとてもよく表現されていたと思います。
 またしばらくの間管弦楽が戦いのシーンを表現し、いよいよ最も有名な部分、“よろこびの歌”の場面にさしかかりました。最初のロングトーンを無事にクリアしたわたしは少し落ち着き、合唱団&オーケストラ&観客の皆さんが一体となっているのを感じ取ることができました。次のロングトーンへの不安を抱きつつ、それでも少しは気持ちに余裕が出て来たのか、客席を見回しながら、もちろんマエストロ現田さんのタクトを目で追いながら、観客の皆さんに目線を合わせて歌っていました。
 そしてふたつめのロングトーン。二重フーガにつなげるための重要な部分です。ロングトーンの手前で一度しっかりブレスしたあと、直前で軽く二重にブレスを入れたおかげで、こちらもカンニングブレスなしで無事クリア。疲れてきたところで少し音を高めに外し、息切れする直前でちょうどマエストロがストップをかけてくれたので、ちょうどいい位置に音が下がり、キレイにハマりました。
 そして、いよいよふたつめのヤマ場、二重フーガになりました。拍をちゃんと取り、途中ブチ切れることもなく、スムーズに進み、最後、そして最も長いロングトーン。15拍分を一気に伸ばす部分です。ここも2回目と同じように二重にブレスを入れたおかげで、今までクリアできなかったロングトーンがひと息でつながったんです! こちらは最初から気持ち高め外し気味に音を出していたので、途中下がっても元の音できちんと響いてくれ、フーガが終わった途端、思わず左手にガッツポーズが出ました(笑)。ひょっとしたら2階席の前のあたりの方にはバレてたかもしれませんね(汗)。
 最後のヤマ場となる速いテンポで突っ走る部分は、かなり声が割れてしまったんですが、ロングトーンが全部成功したんで、あとはもう勢いで行くしかないと思い、完全に開き直りました。気をつけるべきところはもちろん意識して歌いましたが、最初の緊張感はどこへやら、エンディングではこの舞台に立てた素直な嬉しさと、来てくださった観客の皆さんや、今回共演させていただいたみんなへの感謝の気持ちとが入り交じり、自然に笑顔が出ました。最後は本当に気持ちよく歌えましたね。
 曲が終わり、観客席からの盛大な拍手に包まれ、無事歌いきった喜びと嬉しさにに満ちあふれていました。アンコール曲の“蛍の光”はあえて歌い方を変え、いつものポピュラー調で歌わせていただきました。やっぱり歌いやすいから(笑)。
 アンコールが終わり、 カーテンコールとなりました。大学の先輩とそのお友達が手を振ってくれているのがわかりました。声には出せないけど、精いっぱい、舞台上からありがとうと伝えました。そして、オーケストラの面々が退場したあと、われわれ合唱団も順に退場していったんですが、階段横の控室で思わず感極まり、涙があふれてしまいました。本当に幸せだと感じた瞬間でした。本番直前、舞台での待ち時間を考えて、着替えてから少し声を出しておけば、本番中声が割れずに済んだかもしれないですが(汗)、もともとロングトーンを一発で決めることが主な目標のひとつだったので、それをクリアできたことは何よりも嬉しかったです。

 ここまで本番の様子につきお話させていただきましたが、思った以上に長くなってしまったので、感想などは次回にお届けしたいと思います。お楽しみに♪