お漏らし・・・その後のその後 | MARS(マルス)の戯言

MARS(マルス)の戯言

アメ車(トランザム)とドイツ車(ポルシェ)を「つがい」で・・・ハイ、「無謀」なのは自分自身が一番よくわかっています。(^^;)

以前から時々警告灯が点灯している4号機S7の冷却水漏れ・・・

 

一旦補充するとしばらくは何事もなかったように走れるコトから、致命的な状態ではないと判断いたしまして、警告灯が点灯すると都度クーラントを足しながら走り続けておりました。

 

不思議なコトに、以前ディーラーで加圧テストを行っても症状は見られず、フロントマンもメカニックも(私も)「う~ん・・・?」と首を傾げて帰還いたしましたが・・・

 

しばらく乗れずにある日フト愛機の下を見たら地面にはけっこうな量の冷却水が佇んでおりました・・・。

 

以前も警告灯が点灯した際に多少の溜まりは見られたものの、ココまでの量は初めてだったのでビビリな私は再びディーラーで点検していただくコトにいたしました・・・

 

結果・・・

 

再度加圧テストを行っても全く漏れは確認できず・・・

 

しかしながら上の写真を見てメカニックも「これがクーラントならドコかから漏れているのは間違いありませんが、これだけ加圧して漏れがないというのはどういうコトなのか・・・?」と悩むコトしばし・・・

 

 

このクルマ(S7)の冷却水漏れは、ほとんどがサーモスタットハウジングからの場合が多く、我が4号機S7についてもココにうっすら痕跡が見られたことと、これより上に(冷却水漏れの)痕跡がなかったコトから、やはりサーモスタットハウジングが原因と確定いたしました。

 

さらに不思議なコトに、あれだけの量を漏らしていたら、もっと白ぉく痕跡が残るハズなのに、4号機S7の下回りのキレイな状態といったら・・・

 

以上の状態から判断するに、普通はエンジンが温まって冷却水に圧がかかってドコかから冷却水が漏れ出すのがほとんどですが、おそらく4号機S7の場合は、逆に長くエンジンをかけずにエンジンが冷えるとハウジングとエンジン本体のクリアランスが開いて、じわじわ漏れ出しているのではないかとの診断でした・・・。

 

言われてみれば確かに、しばらく乗らないとお漏らしして警告灯が点灯しますが、冷却水を補充して走っている間は、長距離を走っても途中で警告灯が点灯するコトがなく・・・

 

加圧テストも、ディーラーまで走ってきてエンジンがまだ充分に冷める前に行っているコト・・・

 

冷却水が焼き付いたシミが残らないのも、エンジンが冷めている時に漏れているからではないかと・・・

 

そう考えると合点がいきます・・・

 

樹脂製のサーモスタットハウジングの寿命が少々不安ではありますが・・・しばらくは再び「減ったら補充」で様子を見るコトにいたしましょう・・・。

 

ウォーターポンプだホースだと、行きはン十万円級の出費になるかとビクビクして向かいましたが、帰りは鼻歌まじりで帰還いたしました・・・。

 

くれぐれも秋の一年点検まで、トドメを刺すことがありませんよ~に・・・

(ー人ー)