鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」 -16ページ目

鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」

重度の身体障害がある鈴木正人(すすきまさひと)のブログ
1972年生まれ、三重県松阪市に暮らしています。
普段僕は車イスで生活をしています。
自分のこれまでの人生をまとめてみました。

僕は中学生の頃からドラゴンボールが大好きだ。ドラゴンボールが好きで録画を撮りためていた。

僕が最初に観たのはドラゴンボールZの途中からだった。そこからどんどんハマっていった。中学生の僕は、ドラゴンボールのお気に入りのシーンを集めて物語を再編集してみたいと思った。いらんところを切って、もう一度観たいところだけ残しておきたかった。ダイジェスト版のようなものだ。

 

ドラゴンボールの録画編集用にもう一つ、ビデオデッキが欲しいと思っていた。母に「もう一台、デッキが欲しいな~」と何度か伝えていた。ある日突然、おじいさんが僕に「何か欲しいものはないか?」と聞いてきた。母からビデオデッキのことを聞いていたのかもしれない。僕は迷うことなく、「ビデオデッキがもう一台欲しい」と伝えた。こうして僕は、2台目のビデオデッキを買ってもらうことができた。

 

ビデオデッキが増えることで、リモコンも増えた。リモコンを2つ操作できる場所が必要になったので、父に相談した。父はリモコン用の小さな台を僕に作ってくれた。母は「台を乗せるのにちょうどいい机があったからそれを使ったら?」と、編集用の机を用意してくれた。

 

当時のリモコンは、録画するために二つのボタンを同時押ししなければならなかった。僕は同時押しができない。文字盤に使うアンコウでも、同時押しはできない。どうしよう。

 

そこで、父が爪楊枝と瞬間接着剤を持ってきた。ボタンの周りに瞬間接着剤を塗って、ボタンを押したままにできるよう、爪楊枝を貼った。一つのボタンはずっと押しっぱなしという形になるけど、特に問題はなかった。僕は無事、二台のビデオデッキを操作できるようになった。

 

ビデオ1本の中に、編集したものをまとめたかった。

ビデオは3倍録画にすると、6時間くらい録画できる。

 

僕が編集したいと思ったのはフリーザ編だった。フリーザ編は全編観ようと思うととても長い。

つまり、たくさんのシーンをカットしなきゃいけない。アニメ本編を一旦全部見直して、どのシーンをカットするか迷った。ブルマのシーンなどはカットした。やりながら面白かった。シーンの交換もできた。時系列がバラバラになっていることもあるけど(未来の話の後で、過去の話を放送するみたいな・・・)僕はそれを時系列順に並べ替えた。1番目にTVスペシャルの録画を入れることにした。フリーザの過去編だったからちょうど良かった。僕が編集した結果、6時間2分の映像になった。3倍に設定すると6時間くらい録画できたので、ちゃんと全部入れることができた。

 

編集したビデオは結局、2~3回観た。このタイミングで、僕の部屋の壁や床の張替えがあった。

僕はその間の2週間、宮の里のショートステイに行ってしまったのだった。宮の里から帰ると、母は「あのビデオテープは捨てたよ」と言った。僕はショックを受けた。

 

僕が30歳の時。もうビデオは使われなくなってきていた。ある日、母に「ビデオテープを捨てるから、どれを残しておくか見ておいて」と言ってきた。車庫にたくさんテープが転がっていた。その中に、捨てたと言われていた、僕の編集したドラゴンボールがあるのを見つけた。僕は「今は忙しいから、後でちゃんと確認する」と返事だけして出かけた。

 

僕が家に帰ったら車庫に転がっていたビデオテープはきれいになくなっていた。もう捨てられてしまった。しかも、大好きな安全地帯の映画のDVDも捨てられてしまっていた。

ショック。ガーン。

 

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