鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」

鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」

重度の身体障害がある鈴木正人(すすきまさひと)のブログ
1972年生まれ、三重県松阪市に暮らしています。
普段僕は車イスで生活をしています。
自分のこれまでの人生をまとめてみました。

ある日の事、「連単と連複、どちらが当たりやすの?」と詳しいヘルパーさんに聞いてみると「そりゃ連複の方が当たりやすいよ。」と言われた。中でも3連複が当たりやすいと教えてくれた。その日は言われたとおり連複ばかり買い、トータルで勝つことができた。とても気持ちがよかった。自分で掛けてみて気づいたことだが、3連複より3連単のほうが配当金が多いことがある。どうせ買うなら大穴狙いと思う性格なので、3連単を好んで買うようになっていった。

 

そんなビギナー時代のある日のこと、僕は園を午前中で切り上げてヘルパーさんと津ボート横にある場外舟券所「津インクル」に向かった。その日のヘルパーはOさんだが、この人と一緒に行くと何故がツキが良くなり勝てる日が多い。1レース目から700円ほど勝てた。とても幸先のいいスタートだった。そして運命の2レース目。僕はまだ選手の癖やレースの流れを読めない初心者だった。「黒、赤、青かな?」みたいな感じで、ボートの色を見てどれを買うか決めていた。オッズの見方もあやふやな状態だ。とりあえず色で決めた舟券を100円で数枚買い、レースが終わるのを待った。結果を見て僕は「え?当たってる??」と思った。Oさんに券を確認してもらうと「当たってるかも知れないよ?換金してみよか?」と言った。「あ!やっぱり!」僕の心はワクワクした。換金機に舟券を入れると、そこに表示されたのは「¥70,000」という金額だった!僕とOさんは回りを気にせずに叫んでいた。興奮のあまり体が震えてきた。騒いでいたので機械から現金が出てくる音を聞き逃してしまった。30分ほどで100円が70000円に化けてしまった。いつもは最終レースまで残るのだが、この日は僕から「もう帰ろに。。」と言い出した。なんだか怖くなってしまったのだ。この日以来、大きな金額で勝った時は早めに切り上げるようになった。

 

こうしてビギナーだった頃の自分をまとめてみると、当時はあやふやなままフィーリングに任せて買っていたなぁと思う。最近は最近はインターネットを通じて舟券を買うことができる。女性の選手も多く、推しの選手も沢山できた。大きなレースの時はテレビやネット中継で、津ボートの場合は現地で、必ずリアルタイムで見るようにしている。師匠であるAさんに「これからいろいろ勉強していくと、ますます面白くなっていくよ。そんで、抜けれなくなるよ」と言われたことを実感している。僕は一生の趣味を見つけてしまった。

 

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