以前、対面での霊視鑑定が終わった後、相談者の方と少し世間話をしていました。その方はスピリチュアルに興味を持っていて、真面目に霊能者や宗教家、そして神秘家の書いた本などを読んでいました。他にもホラー漫画もよく読んでいるようで、その中に書かれていた話について私に尋ねてきたのです。私はその方の家で実際にその漫画を読みました。その内容は、漫画の主人公の霊能者に、クライアントから依頼が入ります。依頼者は心臓にペースメーカーを埋め込んでいて、心臓がウィークポイントになっています。あるとき、突然、異常な動悸がして、胸に激痛が走りました。救急車で病院へ搬送されて、すぐに検査をしたものの痛みの原因は不明でした。ペースメーカーも正常に作動していました。しかし、それから夜になるとしばしば激痛に襲われます。それは視界がチカチカして、ひどい眩暈がして、全身から冷や汗がしたたり落ちるほどひどいものでした。胸の痛みは強烈で、心臓がこのまま止まってしまうか、意識を失うか、そのはざまで苦しんでいたのです。そこでクライアントが主人公の霊能者に相談したところ、プロの呪術師から呪詛を受けていることがわかります。そこで霊能者はクライアントのために、呪術師の攻撃から身を挺してクライアントを守ります。ただその過程で呪術師の放った“思念の矢”が自分の心臓に刺さってしまい、自分が苦しむことになります。そして霊能者は知り合いの霊能者に頼んで、自分の心臓に刺さった思念の矢を何とか抜いてもらいます。それから霊能者は呪術師との対決を決意して、クライアントの家へ向かいます。そこでクライアントの寝室に入ると、敵の攻撃から身を守る仕掛けをベッドの周りに施します。そして呪術師が攻撃を仕掛けてくるのを知り合いの霊能者と二人で待ちます。そしていよいよ呪術師が思念の矢を飛ばして攻めてくると、それを待っていたように、その矢をさらに強力にして、呪術師の元へ跳ね返すのです。その矢を受けた呪術師は自分では強力になった思念の矢を外すことができず、苦しみます。そして自分もクライアントに呪詛を頼まれて思念の矢を放ったことを主人公の霊能者に告白します。主人公は二度と思念の矢を放たないことと、呪詛を依頼したクライアントにも二度と呪詛を頼まないことを約束させることを条件に、強力になった思念の矢を外してあげたのです。漫画の話はそこでめでたく終了します。

 

私に相談した方は、このストーリーを読んで、霊能者の世界ではこのような戦いが実際に繰り広げられることがあるのかどうか、私に尋ねてきたのです。私はこの仕事をもう30年以上は行っています。その中で漫画に書かれているような劇的な戦いを繰り広げたことは一度もありません。ただ、呪詛を受けている方を守るために、その方のお住まいに結界を張って、呪詛の念を“呪詛返し”で発信者へ送り返したことは何度もあります。その作業中に私の身を守るために結界を張っていた私の車が不可解に壊れたことが3回あります。私が呪詛の念を受けてしまい、ひどい霊障で倒れたことは数回あります。

 

他にはインターハイのバスケットボールの試合で、神奈川県の出場校の父兄に頼まれて、試合中にベンチサイドから、パワーや念を強く送っていたことがあります。このときは1回戦で対戦相手は沖縄県の代表校でした。こちらのシュートのタイミングや相手のシュートが打たれた瞬間にパワーを送って、1センチの違いがこちらに有利に働くようにパワーを送っていたのです。しかし、試合中に何か違和感を感じて、正面の相手ベンチを見回すと、ベンチの後ろに相手チームも霊能者のようなお婆さんが座っていました。そしてこのお婆さんと目が合った瞬間に、強い力で後ろに飛ばされそうになりました。私もそのまま引き下がるわけにはいきません。試合終了までの時間を考えて小出しに出していたパワーを全開に高めました。そして集中力を極限まで高めてから、このお婆さんへ向けて思いっきりパワーを放射しました。お婆さんは苦しそうに首をグルグル回しながらうつむいています。そして試合終了まで、顔を上げて私を見ることはしませんでした。そして試合は実力差もありましたから、大差でこちらが勝利しました。

 


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