“悔いなく生きて、思い残すことなく死んでいくこと”はほとんどの人にはできないことです。主にがん患者の“緩和ケア医師”として、約3千人の患者さんの最期に向き合ってきた医師の「大津秀一先生」が、生き生きと生きて幸せに逝くために、どんな準備をすればよいのかを語っています。大津先生によると「思い残すことはありません」と言って死んで行ける患者さんは、あまり多くないと言います。先生は末期のガン患者を苦しめる“身体的苦痛”は薬によって緩和することはできても、精神的な苦痛はどうすることもできないと話します。死期が近づいてくる中では、残された時間も体力も限られてきます。その中では解決できない問題は数多くあるので、やり残したことが無いように「早めに準備をすることが必要だ」と言います。逆に言えば、人間はいつ死ぬか分かりませんから、「明日死ぬかもしれない」と思いながら生きてきた人は、悔いを残さぬために何をしたらよいかを考えて、それが行動にも反映されるので、後悔が比較的少ないと言います。

 安らかな最期を迎えるために、死んだ後の準備をしっかりとしておくことは大切ですが、大津先生によると特に「やりたいことをやらないで最期を迎えた人は後悔します」と話しています。先生によると、「人生はあっという間であった」とは、多くの患者さんが最期に臨むに当たって言い残した言葉です。ですから「やりたいことは、我慢しないでどんどんやっていかないと、あっという間に人生最期の日がきてしまう」というのが先生の考えです。人は誰でも自分の思い通りに生きれるわけではありません。しかし、さまざまなしがらみに縛られたり、誰かに遠慮したり気を遣って、自分のやりたいことが何もできないまま、人生最期の日を迎えたらどのように思うでしょうか。きっと「やっておけばよかった」と後悔するはずです。逆に「都会の暮らしを捨てて、高原で第2の人生を自然と共に生きることを実践した男性」や「最期の瞬間まで、自分の作品に心血を注いで製作した男性」は、死に際して「間違いなく輝いていました」と答えています。その穏やかな死に顔を見た時、それは「自分の人生に後悔がほとんど無かったからではないか」と先生は推察しています。

 後悔しない生き方をすることは、口で言うほど簡単ではありません。私自身も自分で生きたいように人生を生きているつもりでも、やはりさまざまなしがらみの中で生活していることは否めません。もし、私が何に縛られることもなく100%自由に生きれるなら、やりたいことはたくさんあります。まずは霊の世界を科学的スタンスから検証して、まだ解き明かされないこの世界の謎を解明したいです。そして数学の教科書でも読むように、霊感の無い人でもこの世界の成り立ちや働きを理解できれば、人生はもっと豊かになると思います。そのためにはまずは私自身が山にこもって、自然の中で自分の霊的な感性をもっと磨いていきたいです。私が死ぬまでにこの願いが叶うことはあるのでしょうか。もし、無理ならそれは来世の宿題として、持ち越していきたいと思っています。皆さんも一度、本当に自分のやりたいことは何なのか、じっくりと考えてみてください。それを実行することが、安らかに人生の幕を閉じることに直結しているからです。

 

 

【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法


■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

シュンさんのX ここをクリック!

 

シュンさんのYouTubeチャンネル ここをクリック!

 

シュンさんのホームページ ここをクリック!