全国の神社には「縁結びの神様」とか「戦の神様」と言われるように、専門分野があるように聞こえます。実際、「神仏に専門分野があるのか?」と問われれば、私は「神にも仏にも得意分野はある」と思っています。ただし、それは「職業のように固定された役割」というよりも、神格の成り立ち・由来・信仰史・象徴の積み重ねによって形成された“得意領域” と考える方がよいでしょう。つまり「得意分野の願いではないから、その願いは却下する」というものではありません。
神道の神々は、もともと 自然現象や土地・役割 に結びついて生まれたため、その“起源”がそのまま専門分野になります。ですから“自然現象に由来した神は、自然の力に関する願いが得意”になります。太陽の女神である「天照大神」なら“光や再生・秩序”に関わることが得意です。「風神や雷神」なら、“天候に関する願い”が専門になります。同じように、「水神(龍神)」は、“雨や水・浄化に関すること”が得意です。つまり、自然の力を司る神は、自然に関する願いに強いのです。
ですから「土地の神」はその土地の安全や繁栄が専門になります。「氏神様・鎮守神」や「山の神・川の神」は、その土地の履歴と結びついているため、家内安全や地域の繁栄など、土地に関する願いが得意です。「役割の神」は人間社会の特定の領域が専門です「八幡神」なら、武運や勝負に関することが専門です。「稲荷神」は、商売や農業・技術に関すること。「菅原道真公」は、学問の神様であり「恵比寿様」は、 商売繁盛や漁業が得意分野になります。これらは“象徴の積み重ね”で専門性が強化されたタイプです。
同じように仏様にも専門の分野があります。仏教の「仏(菩薩)」は、救済の対象(苦しみの種類)によって専門が決まります。「観音菩薩」は、あらゆる苦しみから救済してくれます。特に“病気・不安・人間関係・心の苦しみ”には強いとされています。「地蔵菩薩」は、境界や子供・死者の救済が専門です。特に“子供の守護・旅の安全・境界の保護・亡者の救済”に有効です。「毘沙門天」は、勝負事や武運・財運・戦い・競争・仕事の成功に強いとされています。「薬師如来」は、病気や健康、医療・治癒の象徴です。さらに「阿弥陀如来」は、死後の救済や極楽往生、死の不安・人生の総括に関わる願いに強いとされています。
こういった神仏の専門性は、“象徴 ×歴史×役割”で決まります。言い換えると、起源(自然や人や土地)×信仰史(人々が何を願ってきたのか)×象徴(薬師如来が薬を司るようなイメージ)ということができます。この3つが一致したときに、「この神は○○に強い」という“専門性”が確立するのです。ただ、最後に付け加えておきたいのは、神仏は“専門外だから願いが叶わない”という存在ではありません。得意分野の方が、「この神様は〇〇に強い」と意識して願うことができます。願う側の意識が整うと、祈りの方向性が明確になります。その結果、無意識のうちに願主の行動も変わってきますから、願いは現実化されやすくなるのです。
2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売(商業出版)になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方


