そもそも「マートルズ・プランテーション」は、「チュニカ族」という先住民の神聖な埋葬地(墓地)の上に建てられているのです。また、「黄熱病」が蔓延したときには、この屋敷の中でも多くの死者が出ていました。つまり、土地そのものに重い歴史があって、開拓時代からこの場所では数々の死や悲劇が繰り返されてきました。そのため、「土地に宿る怨念」が怪奇現象を引き起こしていると信じられています。
実際、「クロエ」がリンチを受けて処刑された後、屋敷では“緑のターバンを巻いたクロエと見られる霊”の姿や、子供の笑い声、ピアノの音が聞こえるようになりました。このような怪異がここでは多く目撃されたことで、“アメリカでもっとも呪われた屋敷”と言われるようになったのです。
ただ、今の「マートルズ・プランテーション」がどうなっているのか。今では何と、この場所は心霊スポットとして全米でも有名になったために「宿泊施設」として営業されています。それはそのミステリアスな雰囲気から、アメリカのゴーストハンター番組やドキュメンタリーで何度も取り上げられ、今では「怖いもの見たさ」の観光客が絶えない人気スポットになっているのです。ただ、宿泊体験者からは「深夜にドアノブが勝手に回る」「誰もいないはずの廊下で足音がする」「鏡に手が映る」といった報告が非常に多く寄せられています。ですから私からすれば、このような因縁深い場所へ出かけることが理解できません。それは心霊現象はそれを体験したあとに、しっかりと自分に憑いてくるからです。怪異を目撃して楽しんで終わるものでは無いのです。そこにいる不浄霊は家に帰った自分に何十年も付きまとうこともあるのです。
あとは最後にアジアから、国が認めた心霊スポットを紹介します。インドのラジャスタン州にある「バーンガル砦」は、インド国内で最も恐ろしい心霊スポットとして広く知られています。この場所はこの地で起こる怪異よりも“この地にかけられた呪い”が恐れられています。「バーンガル砦」が呪われていると言われる最大の理由は、16世紀に遡る悲劇的な伝説にあります。“黒魔術師(タントリック)の執念”と言われる伝説によれば、この砦に住んでいた美しい「ラトナヴァティ姫」に恋をした黒魔術師の男が、彼女を自分のものにするために媚薬を使った魔法をかけようとしました。しかし、姫に見破られ失敗しました。男は報復として“この砦と住民全員が滅び、二度と魂が安らぐことはない”という呪いをかけて死んだと伝えられています。その結果、砦の町は突如として起きた戦争や自然災害などによって一夜にして壊滅したとされ、以来、この土地には住民が戻ることはなく、現在のような廃墟となりました。そして今でもこの廃墟の中では、「誰もいない場所から人の叫び声や泣き声が聞こえた」とか「誰もいない場所で人影が動くのを見た」といった証言が数多くあります。そしてこの廃墟に入った多くの人は、「強烈な不安感」や「息苦しさ」「誰かに見られている気配」を感じています。また、この砦について、古くから「夜に砦に入った者は二度と戻ってこない」という不気味な言い伝えがあります。さらに、この言い伝えを裏打ちするように、インド政府(インド考古学調査局:ASI)が公式に、日没から日の出までの間、この砦へ入ることを法的に厳しく禁止しているのです。それは考古学的な遺跡保護の観点ではなく、立ち入った人の安全を保証できないという“安全上の禁止措置”と言われているのです。
2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売(商業出版)になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方


