歯に関する記念日というと11月8日「いい歯の日」が有名ですが、調べてみると他にも沢山ありました。


3月4日酸蝕歯の日
歯周病や知覚過敏用の歯磨き粉で有名な「シュミテクト」の販売元、グラクソ・スミスクライン株式会社が制定。


4月2日歯列矯正の日
歯列矯正の大切さをアピールするためにオーシーエージャパン株式会社が制定。「し(4)れ(0)つ(2)」のごろ合わせ。


4月4日歯周病予防デー
歯周病罹患率80%という日本の現状を改善しようと全国の歯科衛生士が立ち上げた「Goodbye Perio プロジェクト」が制定。「歯(4)周病 予(4)防」のごろ合わせ。


4月18日よい歯の日
口腔内の健康を見直しましょうと日本歯科医師会が1993(平成5)年に制定。


4月29日歯肉ケアの日
歯肉ケアの大切さを広く知ってもらおうと花王株式会社が制定。


5月2日歯科医師記念日
明治39年のこの日に歯科医師の身分や業務を規定する「歯科医師法」が公布されたことを記念して日本歯科医師会が制定。
 

その2へ続く

イタリア西部のトスカーナ州の氷河期時代の遺跡がある地域で、人間の歯の化石が2本発掘されました。

調査から最終氷河期の1万3000年前に生きていた同一人物のものであることが分かりました。

 

※スペインで見つかった同時代に生きた人骨から復元された人物像、褐色の肌に青い目をしていたのだそうです。

 

2本の歯は中心部に穴があけられ、石油カスの塊と毛髪が詰められていたことから、専門家は治療された歯だとみています。

側面には水平位置を表す印が刻まれており、神経が入る中心部分が大きく掘られ、明らかに人為的な加工の後が見て取れます。

 

これまで最古の治療痕とされていたのは、氷河期から数千年たった時代の歯でした。

この歯の穴の中には石油カスではなく蜜蝋が詰められていたそうです。

石油カスも蜜蝋もどちらも消毒薬として用いられていたと考えられており、氷河期のような時代から歯科治療が行われていて技術も発達していたということになります。驚きです。

平氏との死闘の末1192年に鎌倉幕府を開いた源頼朝は、1198年に落馬し、体調を崩して1199年に死亡しました。

※教科書にも載っているこの絵は実は頼朝ではなく、足利尊氏の弟、直義のものという説があります。

 

この死因については諸説あり、脳卒中または落馬の傷から破傷風にかかり亡くなったというのが一般的に良く語られているのですが、気になるところではを飲んで死亡したという説があります。

※甲斐善光寺にある頼朝といわれているこの像は、妻である北条政子が作らせたものだそうです。

 

この説によると落馬は脳溢血発作によるもので、一旦は回復したものの、療養中に水を誤嚥した事を原因とした誤嚥性肺炎で亡くなったと考えられています。

 

誤嚥性肺炎とは虫歯菌や歯周病菌が水分と共に誤って肺に入ってしまうことで、肺が炎症を起こし、もともと抵抗力を失っている身体が耐えきれずに死に至ってしまうことのある、現在でも高齢者がかかりやすい肺炎です。

 

生涯を通じて権力抗争に明け暮れ、一族でさえも容赦なく切り捨てる苛烈な政治を行ってきた頼朝はおそらくストレスから、軽からぬ虫歯や歯周病を抱えていたでしょう。

想い半ばでこの世を去ることになってしましました。そして頼朝の死後2代で源氏の嫡流は途絶えてしまうのです。

歯が抜ける夢を見たことがありますか?

夢占いでは歯は「何かに立ち向かうために必要な力」といわれています。

ですから歯が抜けてしまうということは「現実逃避」ということになります。

例えばシンプルに歯が抜ける夢は、非常に消極的になり自信を失っていることを表しているのだそうです。

歯がごっそり抜けてしまう夢は、自分の魅力が無くなってしまうことへの恐れ。

歯が痛い夢は頑固者の表れ。

歯が欠ける夢は健康面や金銭面のトラブルの暗示。

歯が折れる夢は挫折。

悪いイメージのものが多いですね。

 

しかし、同じ状況でも歯を失ってスッキリした夢の場合、ストレスから解放されるという暗示。

歯医者で歯を抜いてもらう夢は、心強い援助者があらわれる予兆だということです。

 

歯が抜ける夢をみたら当てはまるものを探してみて下さい。

歯の痛みが抑えられるというツボがあるそうです。
手の甲側にある
合谷(ごうこく)

人差し指と親指の骨が合流するところのちょっと人差し指より、触った時にへこみのある部分です。

合谷にはほかにも頭痛・肩こり・便秘・下痢にも効果があるといわれています。

下関(げかん)というツボは耳の前方3センチぐらいの頬骨のすぐ下あたりにあります。

左右にあるこのツボを強めに同時に押すようにもむことで歯の痛みが抑える効果があるのだとか。


緊急の時に試してみてはいかがでしょうか。