7月末、都合のつく親族4家族で
実家からそう遠くないホテルで宿泊した
母は、ホテル建設が決まった何年も前から
「完成したらみんなで泊まりに行きたい」と
ずっと楽しみにしていた
周りの人達を誘っていたらしいけど
「そんな〜高いお金出してまで
家の近くに泊まりたくないよ〜」と
誰も話しにのってくれないと、半分拗ねていた
完成してみれば、
田舎の人間が思っていた以上に高額で
そんな気軽に泊まりに行こうという施設ではなく
併設されているマルシェも
観光客向けの価格設定だった
「高くても1回行ってみたいわ〜」と
いつも言っていた母だったけど
ずっと聞き流していた
だから、1月に倒れた時は
この事をすごく後悔していて…
母の体調が良くなったら絶対行こうと思っていた
少しづつ手術後の痛みも治まってきて
体も徐々に動く様になってきたので
孫達も都合がつく夏休みに計画した
残念ながらこの頃から
父の腰の具合が急速に悪くなり、父は家で留守番
ホテルからの景色は、
家からいつも見る風景と変わりはなかったけど
斬新なデザインのホテル
開放感のあるお風呂
美味しい食事
傾斜のある長い屋外エスカレーター
夜のライトアップ
そして子供や孫達と過ごす母の姿
この宿泊は、
母にとっても私達にとっても
かけがえのない思い出となった
あまりの母の喜び様に
帰ってきてから
撮った画像でフォトブックを作った
母はそのフォトブックをいつも手元に置いていた
会う人達に見てもらっていたらしい
正直、みんな平等に写っている様に
フォトブックにレイアウトするのは
かなりの時間がかかり大変だったけど
頑張って作って良かった
「また泊まりたいわ」
母は帰ってきてからもそう言っていた