吐く息が 白い
少し前まで
黄色い毛布に 包まれていた
イチョウの木も
いつの間にか
寂しさに 包まれ
色鮮やかに 着飾っていた
木々たちも
足元を 温めるかのように
身を寄せ合って 寒さをしのいでいる
空も 空気も 地面も
熱を奪われ
ひっそりと 息をひそめ
聞こえてくるのは
空を飛ぶ 鳥たちの声
はしゃぐ 子どもたちの 姿もなく
静かに 日が 暮れていく
吐きだす 白い息
温かい