3日前の記事 で、テレビ朝日で放送されたドラマ「白虎隊」の前半を見終えて、面白くなーいとコメントしたのですが・・・
どうやらあのドラマは若者を念頭に置いて制作されたそうで、それが私には物足りなさを感じる原因になったようです。
会津の基本精神“なさぬことはならぬ”と、命の尊厳が主題でした。
でも、 「駄目なものは駄目」。こう言われて育ちましたよね? それを改めて主張することの情けなさを感じます。
折りしも今日防衛省が発足し、今後日本がどのような方向に進むのか、今はまだ誰もわかりませんが、それを前に命の尊厳をテレビ朝日が唱えると、昨今のいじめによる自殺問題より、戦争による落命の愚かさを謳っているように思えるのは、過剰な思考でしょうか???
会津藩がなぜこのような歴史を歩まねばならなかったのか。それが子供の頃納得がいきませんでした。時代を上手に乗り切ることができなかったのか・・・ 愚かであったのか・・・ 頑固であったのか・・・ と、会津藩の精神とは別に、藩政については疑問を感じていました。
そしてもう一つ不思議なのが、その最期の会津藩主・松平容保の孫に当たる、松平勢津子さまが、皇室に嫁がれたこと。
本当に会津が逆賊であったなら、勢津子さまが秩父宮妃殿下になることはなかったでしょう。
そして現在の徳川宗家。もし現在まで将軍家が存続していたなら、18代になる徳川恒孝氏は、旧姓が松平。容保のひ孫に当たる方だということです。
会津藩の幕末に果たした役割の大きさを感じます。