テレビ朝日で放送している「白虎隊」、結構楽しみにしていたんだけど・・・
つっまーんな~い
ずーっと前、日テレで大晦日に二夜連続でドラマ「白虎隊」が放送されたことがありました。あの頃は毎年日テレでは何かしら30・31日にはドラマをやっていました。
森繁久彌、里見浩太郎などが出演する大作ドラマで、
「花ならば 散るが命 武士ならば 死ぬるが命」
という名台詞が印象に残っています。
「白虎隊」というタイトルではありますが、白虎隊という部隊にだけスポットを当てるのではなく、会津藩が幕末に辿った道を描き、篭城にも敗北し、藩主松平容保の切腹で開城し、藩士とその家族たちが城を後にするまでを描きます。
思えば・・・
あれもまた、会津藩は歴史の波に飲み込まれ、上手に渡りきることができなかった悲劇だったように思います。
あのドラマを見て以来、会津藩というものが気になり、維新以後も旧会津藩士の魂を感じることがありました。
私が福島県という県を特別に見てしまうのは、そのせいかもしれません。
もう一度あのドラマは見たい。
あのドラマが印象に残っているにはもう一つ理由があります。
白虎隊士は15~17歳の青年たちで、隊士を演じた俳優たちが、当時人気ドラマなどでお馴染みの俳優たちで、他の現代版ドラマの印象を引きずっていたせいか、私の中で、同級生の男の子たちと重なったんですね。
同じ年頃の男子たちが、時代が違えばこうして戦いにも出向くんだと思うと、同級生たちの顔と重なり、急に胸を締め付けられる思いでした。
彼らを失いたくない・・・
それは<戦争>ということを考えるとき、いつも私が思い出す感覚です。