ラスト(では無いけど、気持ちはラスト)な土方さん。新撰組の鬼の副長です。歴史上の人物的にもイケメンだったらしく、薄桜鬼でも美しさ度はダントツだと思ってる!

以下、ネタバレを気にしない感想。







土方歳三(CV三木眞一郎)

美しい顔してめっちゃ怖い副長。紫の着物がとても似合います。美しい顔してとっても口が悪い。土方さんはあくまで上官という感じで進んでいきます。他の隊士さんみたいに軽口を叩く訳じゃない。でも、たまに優しい。お酒が苦手とかずるい、ギャップ萌え。飲ませたい🍶´-


ここまで、なんでこんなにも千鶴を守ってくれるんだろう?父様のことあったからって、ここまでやる?と思っていた部分もあったのですが、土方さんのこのセリフで納得ができました。

「お前は、俺達新選組の意地がかかっている存在だってことを、意識したことねえだろ。」

なるほど!すごく腑に落ちる説明で、あぁそうなのかと心から思うことができました。武士は守ると言った約束は守るんだよ、プライドの問題だと。そういうことなんですね。それを勝手に他の人に持って行かれてはたまらない訳です。鬼とかね。


自分も新撰組のために働かせてほしいという千鶴に、土方は「人に仕事を振るっつうのは、お前が思ってるほど簡単じゃねえんだよ。」と言っていました。管理職感が何とも面白かったし、隊士を前にしてのその苦労、なんかわかるなぁと思ってしまいました。


あと、髪を下ろした土方さんのスチルね。めちゃめちゃ美しい。千鶴じゃなくても髪を結ってあげたい(=触りたい)と思うよね。触られるの嫌いと言っていましたが。


土方さんルートでも、大阪城を目指す時に、やっぱり井上さんが...。助けに来てくれたのは土方さん。

土方さんを庇って、山崎さんも大怪我をしてしまいます。「手足は替えがきくけど、頭は替えがきかない」「鍼医者の息子だった自分を武士にしてくれて感謝している。」っていう山崎さん。

あのねぇ!山崎の代わりもいないんだってばーーーー!(号泣)山崎さんは好きキャラなので、繰り返し死なれるのはほんと辛い。

土方さんは羅刹化しなくても十分強かったのに、風間さんが大人気なく、鬼のツノ出して本気見せてきやがりました凝視そりゃ変若水飲むしかないよ…。ってか、土方さんは自覚的に変若水飲むんですね。山南さんと同じだ。覚悟のある飲み方だと思ってます。

顔に傷をつけられた風間さん、ブチ切れ!きっとこれから因縁の対決になるのでしょう。

ってか、すごく辛いはずなのに、全部自分の力で乗り越えて、心にみんなの気持ちを抱えて。次の戦いに向けて周りに声をかける土方さんは、本当に上に立つ人なんだなと思いました。


風ノ章の悲恋エンドは、イラッときた風間さんが千鶴を人質にしたよね。ゲスさにドン引きなんだけど。それまで風間さんの好感度がそこまで下がっていなかったので衝撃。おいおい鬼の誇りはどこに行ったんだよと思ったら、土方さんも突っ込んでいたので、ちょっとニヤっとなりました。

そこで刀を放り投げる土方さんが超絶かっこよかったです。でも、土方さんからは隊を離れろと言われるよね、仕方ないよね。むしろ、大阪城に土方さんが戻ってきたことのほうが驚いた。土方さん風間さんを倒したってこと?


ここから華ノ章。もう辛い予感しかしない。そして、土方さんに相手にされる予感がしない笑い泣き


夜遅く帰ってきた土方さんにできることはないか聞くと、お茶を入れてくるように命じられました。

「お前の入れる茶は、悪くねえからな」優しい。

一緒にいた平助くんも「土方さんってさ、なんだかんだ言ってあいつには甘いよな」だってさ。

そーかなー。


平助くんは羅刹の吸血衝動についても教えてくれました。最初は少しの量でいいけれど、だんだん吸血の量が増えていくんだそうです。ここまでそんな情報なかったよ。知らなかった。うっかり平助くんに血を飲んでいるのと聞いてしまう千鶴。うっかりが過ぎるぜ。

「…頼むから聞かないでくれよ、そういうのは。」ってねー、答えられるわけないよね、辛すぎる。

山南さんが言っていたけれど、吸血衝動は、抑えれば抑えるほど苦しみが増し、正気を削られるもののようです。

マジかー。

ここにきて新情報だらけ。

だから千鶴は血を飲んでくださいって他のルートで言ってたのね。


甲府行きを巡って近藤さんと新八さん、左之さんが揉めるシーンでは、政治に詳しい感じの新八さんが久しぶり出てきてちょっとウキウキした。かっこいい😍


「負けちまったのはしょうがねえ。大事なのは、これからどうやって勝負をひっくり返すかだろ。」って、いつも前向きだった土方さんも、近藤さんが処刑されてからは落ち込んでたね。

そこからは更に敗戦続きで、1人ずつ新撰組の隊士が欠けていって...。

わかってるけど辛い展開。

斎藤さんも羅刹になってた。もうね、羅刹にならないと戦えないくらい、厳しい戦いをしてるということなんだよね。悲しい。でも、山南さんルート後なので、羅刹になっても生きてやりたいことがあるという風にも考えられて良かったです。土方さん、後ろに持ってきて良かった。


そうこうしているうちに、風間さんがはぐれ鬼になりました。鬼としての仁義を失うことになったようです。

かなりびっくりしたんだけど、例えはぐれ鬼になっても、自分の誇りを保つためにやるべき事がある。という判断を下したということなんでしょうかね。

仙台では父様に会って、山南さんも出てきました。山南さんの疑惑が払拭されるような展開ですごくほっとしました。山南さんと平助くんの共闘はいつ見ても好きです。


さらには仙台で千鶴置いていかれました。まじか。そしたら大鳥さんが千鶴のことを呼んでくれました。

意外。

そして千鶴がいない間に、土方さんも千鶴の大切さに気がついてくれたようでした。ただ、ついていくだけじゃなくて、時には意見するような江戸の女がよかったんだね笑。


ハッピーエンドは、風間さんと戦って、風間さんに勝ちました。風間さんも土方さんの強さを、生き方を認めてくれたね。風間さんにとって相手を鬼と呼ぶことは最大限の賛辞なのではないかなぁっていう風に思いました。

ここで薄桜鬼出てきたよ。


だけど、土方さんの体はあとどれくらい持つのだろう...と思うと、ハッピーと言い切れないようなエンドでした。2人の笑顔がピカピカ輝いていたので良しとしたいです。


疑問点は、局長として投降したのが相馬くんだったこと。うーん、相馬くんのルートでは相馬くんが自分で投降しているので何とも言えないのですが、歴史の表舞台に立たないという羅刹の約束を守ってあえて投降しなかったのかな?という風に脳内補完しておきます。

それにしても、野村君を攻略したかった。できれば羅刹にならないで😅




坂本さんルートとノーマルは残っているけれど、自分の中では薄桜鬼真改終了でーす。

涙なしには進められないストーリーでした。誰も死なない世界線に行きたい。11人終わって好きなキャラは沖田さん、山崎さん、左之さん、山南さんかなー。でもみんな好き。

たまにえっ?てなるものの、読んでいられなくなるようなストーリーもなく、誤字も少なく、あたしの苦手な剣の残像エフェクトも我慢できて、11人サクサク終わったので、結論として薄桜鬼良作だと思う!(オトメイトさんは誤字が許せないこと多々ありっす。)

まあ、どっちかいえば新撰組についていく話の流れの方が自分としては良かったかな。ちー様ルートはただの部外者だったからなぁ。


面白かった!