(「城ヶ島も三崎も三浦半島も大好きです」とビーグル犬まろさんオス9歳)

 

 ビーグル犬まろさんを連れてのカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASE、これで六度目です。(カーロ・リゾート 城ヶ島遊ヶ崎BASE (caro-foresta.com)

 城ヶ島に来るとまろさんはとても嬉しそうで、この宿の中や周囲の位置関係を完全に把握しているようなので、もうまろさんにとっても勝手知ったる別荘、みたいな感じに思えているようなのです。

 前回は...

五度目のカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASE ビーグル犬まろさんは幸せ | marosanloverのブログ (ameblo.jp)

 

 今回も天気が良かったのでお宿に乗ってきた自動車を置かせてもらって、さっそく城ヶ島公園に出発です。

 天気も良いので、先に城ヶ島公園の第二駐車場の目の前にあるShima cafe MAKANA (Top | Shima cafe MAKANA【公式】 (shimacafe-makana.com))の前の椅子と机のあるオープンスペースで昼食、腹ごしらえです。ハワイのビールハナレイアイランド IPA2本と、パスタ2種類を夫婦二人で頼んでシェアして食べました。パスタは、海老の入ったアラビアータと分厚いベーコンの入ったペペロンチーノ。両方とも具がしっかり入っていて、なかなかの美味でした。

 今回は、近くのカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASEの宿泊客の多くが犬連れのためか、お店にしっかりと犬を留めておく杭まで用意されていて、前回までの自分の脚にリードをくくりつけておくのに比べて格段に楽になっていました。

 そう遠いところではないにせよ、目的地に着いたというほっとした気持ちと美味しい料理に飲み物、夫婦と可愛いまろさんということで、ビールの酔いもあってかとても幸せな気分になりました。

 Shima Cafe MAKANAの人から、「今日はもしかしたら、6時半か7時頃に三崎で花火があるかもしれませんよ」と教えてもらいました。そのときはちょうど食事の時間なので、向きによっては見えないかなと思いながらも少し期待します。船が入ってくると歓迎の意味でだったか、花火をあげるそうなのです。

 

(Shima cafe MAKANAの前のビーグル犬まろさん)

 

 城ヶ島公園は、いつものようにまろさんは勝手知ったると言う感じで歩きまわります。ただし、さすがにビーグル犬らしく色々なところでクンクン匂い嗅ぎで引っ掛かるのですが、やはりいつものお散歩コースに比べて楽しそうです。いつものお散歩コースだと「なわばり」という意識がでるのかなとも思います。

 

(城ヶ島公園の芝生の上のビーグル犬まろさん)

 

 宿にチェックインしてからは、部屋の中で二人と一匹、まったり過ごします。まろさんはクンクン匂いを嗅いだかと思うと、飽きれば床に寝そべったりでリラックスです。我々はベッドの上でうとうとしたり、ネットを見たりします。まろさんは舌が長く伸びて終始ご機嫌な笑顔を浮かべています。妻が床に降りるとすかさず笑顔で襲い掛かります。襲い掛かると言っても、ペロペロ舐めたりじゃれたりという攻撃です。嬉しそうなまろさんの姿を見たさにここに連れてきているようなものです。

 

 そうこうしているうちに夕方の7時がきました。

<夕食>

 

 夕食は6時半か7時という選択肢でしたが花火のことを考えて7時にしました。6時半に花火が上がればそれは海岸から見えるだろうということで。それが7時なら見えないかなと思っていました。花火があがったのは、実際は食事が進んで30分経った7時半で、お食事の部屋の窓からかなりよく見えました。少し期待していただけに、嬉しくなりました。花火がしっかりと見えて聞けていつもより得した気分でした。

 

 さて、夕食です。

 

先付 造り盛合わせ

 昼間は暑かったので、まずは瓶ビールを頼みました。乾いた身体にしみこんでいきます。やはり喉が渇き気味のときには、最初のお造りのときにはビールが合います。

 

まごちの刺身

 

 いつものようにまごちの刺身を各々一皿、頼みました。このお刺身、妻がとても気に入っていて、ここにくる場合は必ず頼むようにしているのです。まごちのコリコリとポン酢や薬味が絶妙に合います。

 

前菜 サザエの磯煮

 江の島なんかだとよくサザエのつぼ焼きとか売っていて、江ノ島は割と近くなので「いまさら食べないな」という感覚でなかなか食べません。嫌いという訳ではないけれど、東京の人が東京タワーやスカイツリーになかなかいかないのと一緒です。

 でもこうしてコース料理の一つとして食べるとこれは別です。しかも「磯煮」という名称で若干の目新しさがあります。このサザエ、実は結構大きくてそれが三つだったのでかなり食べ応えがありました。サザエのコリコリッとした感触とだし汁がとてもマッチしていました。

 

揚物 ひら鱸のフライ

 このフライ、ふわっふわで、それだけでも美味しいのですが、柚子胡椒と大根おろしとの相性も抜群でした。どうやったらこんなにふわっふわにあがるのでしょう。サイズも割と大きくて食べ応えがありました。

 酒は3種類各60㏄で合計1合のセット、6種類の中から3種類を選んだのですが、黒龍、雑賀、花邑を選びました。料理に合わせてちびちびやりました。

 

焼物 鰤のカマ塩焼き

 この鰤(ぶり)のカマ塩焼きも大きくて食べ応えがありました。魚のカマの塩焼きはほぼ余すところがなく、身をはがしていくと僅かなうすい骨の部分しか残らないのですが、これもそのようにほとんどが可食部位なのでした。ずっと昔、鮪(まぐろ)のカマを食べていたときに、まだ保育園児だった長女が私が狙っていた身を黙ってすーっと根こそぎもっていったことをまた思い出しました。子どももカマの美味しさを知っていたのでした。このカマは、肉を噛むとじゅわーッと旨味がでてきてすこぶるおいしいなと思いました。しかもボリューミー。

 

食事 本日の握り 六貫

留椀 あさり汁

 握りと汁物が出た後はデザートを残すだけになるのですが、今回はいつものように握り六貫も、それまでが結構食べ応えがあったので、決して少ないとは思えませんでした。むしろ全部食べられるかなあ、みたいな感じ。でも、そこにこの適度に塩味の効いたあさり汁が加わることによって、舌が俄然、元気になったのでした。自分たちで食事を作るときは必ずしも味噌汁が一緒という訳ではないのですが、汁物の効能がよく分かりました。

 

食後 苺パフェ

 苺パフェ、これで三度目だったかで、さすがに「また前回と同じで...」と宿の人から申し訳なさそうに言われました。しかしこうなると安定の美味しさとも思えるのです。外すことがない。

 

 また少し酔いながら部屋に戻り、ビーグル犬まろさんとの交流です。そのようにして夜が更けていきます。

 結局、お風呂は翌朝にはいることにしてそのまま眠ってしまいました。

 

<朝食>

 朝食もいつもの朝食。一つ一つが丁寧に準備されていることがよく分かります。酒を飲んだ翌朝と言うことで喉が渇いたので、私はリンゴジュースや牛乳やコーヒーも飲みました。写真は妻の分です。相変わらず、干物が特に美味しかったと思いました。家ではいつも朝食は洋食ですがたまには和食の朝食も良いものだといつも思います。やはりここでも味噌汁が胃にしみわたっていきました。

 

 朝食後は帰り支度をして家に着く前の、自動車に乗り込む前のまろさんの最後のお散歩をしました。

 途中、JAよこすか葉山の大型農産物直売所「すかなごっそ」で妻が買いものをし、私とまろさんは窓を開けながら大人しく妻が買い物から戻るのを待っていました。アイドリングストップはやはり窓を開けてもちょっと暑いですね。

 ところで、今回、初めて大きなカツカレーの巨大なカレーパンを買えたのですが、家に帰ってから食べてみると、あの厚い柔らかいカツと絶妙に合うカレーと、生地の美味しい揚げたパンのハーモニーは、そりゃもう大人気もうなずけるなあと思いました。

 

 今回も、ビーグル犬まろさん大喜び、我々もそれを見て大喜び、美味い料理とうまい酒、すかなごっその野菜やパンも上等、色々と癒された旅でした。