(「また来れて嬉しいなあ」と、城ヶ島公園にたたずむビーグル犬まろさんオス9歳)

 

 ビーグル犬まろさんを連れて夫婦でまたカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASEに行ってきました。なんともうこれで五度目。旅行に行くとビーグル犬まろさんの表情が家にいるときの普通のお散歩とは全く違って、とても嬉しそうにテンションが上がるようだし、海辺のロケーションが素敵でたとえ雨が降っても橋の下のスペースでなんとか濡れずにお散歩ができるのでこのお宿、便利なのです。

 前回は...

四度目のカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASE ビーグル犬まろさんも大喜び | marosanloverのブログ (ameblo.jp)

 

 天気が良ければ自動車は宿に置かせてもらって、宿から歩いて城ヶ島公園の第二駐車場の目の前にあるShima cafe MAKANA (Top | Shima cafe MAKANA【公式】 (shimacafe-makana.com))の前のスペースでハワイのビールを飲みながら食事をし、ビーグル犬まろさんと一緒に城ヶ島公園を散歩するというのがこの頃は定番になっています。あまり暑くなると路面温度も上昇するので真夏は無理かもしれず、また考えないといけませんが。

(今回は海老のホットサンドとチキンのホットサンドを二人でシェアしました。まろさんは毎度クレクレ攻撃を仕掛けてきます)

 

 行った日は気温が結構高かったのでまろさんは前回海岸の岩場に降りたりとか、遠回りして帰ったときほどには歩き回らず、Shima cafe MAKANAさんから公園のてっぺんまで行ってから真っすぐカーロ・リゾート城ヶ島遊ヶ崎BASEに戻ってチェックインということになりました。まろさんは暑かったのと張り切って歩いていたので結構、ハァハァ言っていました。まろさんが自分でコースを決めているのですが、犬はいつも毛皮を着ていますから無理は禁物です。

 夕飯までは部屋の中にまろさんを解放して、人間たちは涼しい部屋で横になって休んだりしてまったりとした時間を過ごします。まろさんが嬉しそうに笑いながら部屋の中を歩き回ったりゆったりと横になっているのを見るのが楽しみなのです。

(嬉しいビーグル犬まろさん)

 

 少しうとうとしていると夕飯の時間が来ました。

 

<夕食>

先付 造り盛合わせ

 お酒は白ワインのフルボトルを二人で飲みました。

 お造りはマグロと鰺なのですが、マグロの中トロもとろけるような味で、鰺のたたきは新鮮で上にのっているしょうがも家ですりおろすのとは全く別物でした。

 

まごちの刺身

前菜 しらすのサラダ

(左がまごちの刺身、右がしらすのサラダ)

 まごちの刺身は妻が特にお気に入りで、この宿に宿泊する理由の一つになっています。心地良い弾力のあるまごちの歯ごたえと酢のきいたタレの相性が抜群で、妻はこれを知って以来毎回ずっと注文しています。

 しらすのサラダは、しらすだけでなくとびっこ(トビウオの卵)のプチプチとした感触がまたドレッシングとも相性抜群でした。

 

揚物 小鰺のメンチ

 小鯵のメンチは、「メンチ」だから何やらざらざらしたほぐし身にじゃがいもが合わさる中身なのかと思っていたらさにあらず。どっちかというとかまぼこ的な...かまぼこほどには滑らかではないのだけれども魚のすり身で作った練り物の色が濃厚なものでした。それをフライにしています。これがまた手前に見えるソースとの相性が良いのです。

 

焼物 鮪のカマ先焼き

 いわゆる鮪のカマは、いつも年末に三崎でトロカマを仕入れて正月に食べていますが、この「カマ先」というのはまた顎の先端に近い方だとのことでした。基本はまぐろカマですが、さらに脂ものっている感じもあり、身離れもよくカマらしく「味の素」でもふりかけたような感じに旨味がじわっと出てくるというもので最高でした。

 

食事 本日の握り 六貫

留椀 あら汁

(左が握りで、左から大トロ、赤身、まごち、鯛、かんぱち、漬け。右の椀ものがあら汁です)

 毎度、ここの握りは美味しいのですがどのネタも各々が特徴を持ってうまさを競い合っています。甲乙つけがたく、しかしながらしいて言うならやはり大トロでしょうか。

 椀もののあら汁も毎度、こくのあるいい味を出しています。

 

食後 苺パフェ

 苺パフェは前回きたときと同じになってしまったのですが、ここのレストランの方が「前回と重なってしまいました」とおっしゃっていました。味はもちろん前回同様美味しいのですが、私達を覚えていて前回はいつごろきてその時のメニューが何だったかまで覚えていただいていたようなので、凄いなあと思うのと同時になんだか嬉しい気持ちになりました。

 

 部屋に戻ってビーグル犬まろさんを解放します。

 おだやかで嬉しそうなまろさんの表情、耳なんかは嬉しくて後ろにひかれてひっくり返ってしまいます。まろさんの至福の時間。もちろん我々も。そしていつの間にか寝落ちします。

 

 翌日は、朝ぶろに入ってスッキリしたところでまろさんのお散歩をし、しばらくしたところで朝食を。

<朝食>

 この宿の朝食のレギュラーメンバー勢ぞろいですが、特に鰺の干物がおいしいです。釣った魚をひらいて干してここで作っているそうです。味噌汁が酒飲みの翌朝にはしみる心地よい味でした。

 

 朝食後は少しまろさんとお散歩してから、またShima cafe MAKANAさんへ行って城ヶ島の天草(てんぐさ)を仕入れてこの店で作ったという心太(ところてん)を使ったあんみつを食べに行きました。このあんみつは前日にその存在を脳内にインプットされ二人とも食べてみたいと思ったものです。

 ビーグル犬まろさんのクレクレ攻撃に耐えながらのあんみつでしたが、調和した味で良かったです。お店の方の話によるとデトックスにもなるということです。

 

 それからまろさんを自動車の中に積み込んであったバリケンに入れて帰路に。まずは「すかなごっそ」で野菜を買いました。ここで買ったタケノコは安くて美味しかったです。レタスもきれいな黄緑色でした。

 ビーグル犬まろさんは今回はさすがに帰るときもバリケン(移動式の犬小屋)のなかでカリカリと地面を掘る動作もあまりせず、大人しく帰ってきました。

 帰ってから行った夕方のお散歩は「なわばりのチェック」の意味が強いのかまろさんにとっては地面の匂いをかぐのに一生懸命で、旅行先みたいに解放された感じではなく、私たち夫婦は「またどこか旅に連れて行かなくては」と思ってしまいました。