(「僕はビーグル犬まろです。でも、正式には『まろ王』です。うそです」と語るビーグル犬まろさんオス12歳)
先月に副首都法案が成立しました。
一部の方々は「自民党が維新の要求に付き合わされただけ」みたいな言い方をしますが、そうだろうかな?と思います。
この頃は「東京一極集中」ということがよく言われていて、それについても「それに何の問題があるの?」と言う方々もいます。私は問題だと思いますけどね。
で、私はずっと思っているのですが、この状況ってもしも東京が大震災とか敵国の攻撃とかでかなり大きなダメージを受けた場合にかなりマズイ事態になるはずなのです。
企業なんかでは、BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画、というのを作るのは...よっぽど危機意識の低いボケッとしたぼんくら企業でもなければ...当たり前になっているはずです。だから、国でもそんな計画があって当然だし、そのために「副首都」を決めるのも当たり前だろうと思うのです。
東京一極集中にしたって、ハローワークで求人情報を検索すると、ある程度高額の収入を得られるような求人はほぼ東京に限られているので愕然としたことがあります。大都市横浜でもあまりなかった。と言う具合に東京は富が集中する。し過ぎる。であるからこそ、税収も潤沢になり「住民には○○無料」みたいな人気取り政策をして、周辺の自治体から境界線超えるだけで全然違う、東京だけええかっこしいなことやめてくれないかなという文句が出るのも当たり前。
で、その東京が大災害だの戦争だのでダメージを受けたら、ことは東京だけではなく日本全体への影響が甚大。一極集中は是正していくべきなのです。
今現在、副首都に立候補している・今後しそうな自治体は、
*北海道・札幌
*宮城県
*愛知県・名古屋市
*群馬県
*福岡県
*大阪府
等々
だそうなのですが、副首都は一つだけではなく複数でも良いそうなので、「多極分散型」として複数選ばれればいいのではないでしょうかね。
で、私が注目するのはむしろ「京都府が立候補しない」という点です。
西脇隆俊知事(71)は「『京都は元々首都だから副首都は目指さない』という人々が京都にはいる」と言われていましたが、京都民の一部の方々の感情としては「副首都」ということになると、そこでいよいよ東京都の風下に立つというのが決定するのが問題だということでしょう。
それはわかる。心意気や良し。私も京都に住んでいたから。だけどそれだけでいいのか。
今回、京都は「都」を名乗ることはないというのがはっきりしたということは
「京都都」
になる可能性が消えたということ。シンプルに「府」をつけない「京都」になる可能性も消えた。
そもそも京都は「京」の都という意味だったはず。そこに、明治時代に「役人が働く・人や物が集まる中心地」という意味の「府」が付されて京都「府」に。馬から落ちて落馬するみたいな感じがする。私は生まれたときから「京都府」という名称で育ったから、違和感はなかったけどよく考えると少し変かもしれない。「都の府」ってなんだ?そもそも「京」の「都」で、「みやこ」の意味が重複してる気もする。
一方、東京は「東の京」で最初はオリジナルの京に対して「東の京=東京」の「府」、後に「府」から昇格して「東京都」、本来の言葉の意味は「東」の「京の都」、東の「京都」。
もしも京都が「都」を名乗るのでなくオリジナルの「京都=京の都」(「京都都」と「都」を二つ重ねるのでなく、もちろん「京都府」のままでもなく)に戻れば、「東京都」が元々は西のオリジナルの京都に対して東の「京都」というのがはっきりして、かえって東京都がニセモノっぽくなるんじゃないかなと空想したのですが、それはかなわず、ちょっと残念。東京に何かあったときに、天皇陛下が東京都を離れた場合に、オリジナルにそうであった「京」の都以外、お迎えする場所はあるまい、と思うのだけれども。
