そんな彼らが待望の新作をリリースした。 タイトルは「Night Is The New Day」。彼ららしいディプレッシブな雰囲気を漂わせる翳りと耽美的な要素に満ちたサウンドであり、過去の作品から引き継がれている要素を非常に高いレベルで昇華させた堂々たる完成度の高い作品だ。期待を決して裏切らない作品である。
デビューEp「Jhva Elohim Meth (The Revival」。耽美的なムードを漂わせるサウンドはこのデビューEpにて確認できる。現在のKatatoniaのサウンドとは印象はかなり異なるが、美しいサウンドには目を見張るものがある。ただしプロダクションに難あり…。
だがそういうアンダーグラウンドの世界にて活動を続ける彼らのサウンドを好む俺が今でも彼らのことを追い続けるには訳がある。それは初期の頃から貫き通すサウンドの美しさが今でも輝き続けていることに心を何度も奪われるからだ。初期の頃のサウンドはチープで粗さが目立っているし、決してメジャーな楽曲ではなかったかもしれない。人に勧めたとしても受け入れてくれるほどの魅力がないかもしれない。しかし、曲に満ちたる耽美的なサウンド、深く優しきボーカル、「動」の存在感より「静」の存在感が圧倒している…など、彼らにしか創り出せない独特のサウンド…前作「The Great Cold Distance」の延長上ではあるが、さらにOpethのようなプログレッシブな楽曲に近い作風となった印象を受ける。
前作「The Great Cold Distance」セッション時の頃のKatatonia。
だがいまだに国内デビューはされていない。国内で知名度がある同じスタイルのサウンドを持ち合わせる代表的なバンドといえば、先ほど挙げたOpethに、Paradise Lost、Anathema、My Dying Bride、The Gathering、Theatre Of Tragedyなどなど…上げればきりがないほど数多くはいるが、Katatoniaは未だデビューはしていない。最後の大物としての扱いを個人的にはしているが、それも時間の問題かもしれない。
【Discography】 1stEp…Jhva Elohim Meth (The Revival) EP 1st…Dance of December Souls 2ndEp…EpFor Funerals to Come EP Split Ep…Scarlet Heavens SPLIT LP 2nd…Brave Murder Day 3rdEp…Sounds of Decay EP 3rd…Discouraged Ones 4thEp…Saw You Drown EP 4th…Tonight's Decision 5thEp…Teargas EP 5th…Last Fair Deal Gone Down 6thEp…Tonight's Music EP 6th…Viva Emptiness Best①…Brave Yester Days Best②The Black Sessions 7thEp…My Twin EP 7th…The Great Cold Distance 8thEp…Deliberation EP 8thEp…July EP Live…Live Consternation 9th…Night is the New Day