5月5日に定植してスタートしたトマトでーす。
今回栽培しているのは大玉トマト(麗夏)、中玉トマト(フルティカ)、ミニトマト(千果)です。
購入苗と種から育てた苗の両方があります。
まずは放任栽培(ソバージュ栽培)しているミニトマトと中玉トマトです。
前回(5月25日)の様子
6月8日
その後、葉がどんどん茂り、順調に花が次々と咲いていましたが、
南の端のネットを挟んだミニトマトと中玉トマトの2株の様子がおかしい
近づいて見てみると、
正常なトマトの葉はこんな感じですが、
調子が悪い2株は、葉が縮れてる。これは、
モザイク病
やられたーーー!!
犯人は、こんなハネありアブラムシ
(下の写真は以前カボチャの葉にいたもの)
毎年のように書いてるんだけど、今年もおさらい。
アブラムシは集団生活をしているうちに
翅(ハネ)のはえたアブラムシ(メス)が生まれる。
翅のはえた有翅(ゆうし)アブラムシは、
好みの植物を探し求めて飛び回ったり、
歩き回ったりしてさすらいの旅を続ける。
新しい場所にたどり着くと、
とりあえず植物に口針を刺して汁を吸引して味見する。
そして自分の好みでないことが判明すると、すぐに立ち去り、
また別の植物のところに行って「試し吸引」する。
好みの植物が見つかると、ようやく定住するんだけど、
ここで怖いのが、
病植物上で増えた有翅アブラムシ(主にワタアブラムシ)がトマトやピーマンに飛来し、
1〜2分間の吸汁で伝染が起こる。
つまり…
他でウイルスに感染した翅(ハネ)ありアブラムシが飛んで来て、
1~2分吸われたら終わり
モザイク病決定。最初に吸汁した植物だけに感染。
アブラムシの本当の怖さはコレ。
というわけで、
南の2株だけウイルスに感染したアブラムシに吸われてしまいました。
もう防ぎようがないし、復活はほぼ不可能なので、
抜いて廃棄。
そして、
予備の苗!
種から育てて余らせてた苗が満を持して登場
どっちみち余ってた苗なので、
モザイク病が発生した場所では育てないほうがいい、などということは気にしないぜ
ミニトマト(千果)の果房の3週間の変化です。
上が前回、下が今回
さらにこの果房も色づいていたので、
赤く熟した実を収穫しました。早速洗って畑で食べてみたら、
甘ぁ~~い
予想以上に甘くて驚きました。千果いいね~~これからが楽しみ!
つづいて、主枝1本仕立てにする大玉トマト(麗夏)です。
前回(5月21日)は、5月5日に購入苗を2株定植して約2週間経ったところでした。
10日後(6月1日)
種から育てた苗がやっと大きくなって花芽が付いたので、4株追加で定植しました。
しかし定植後すぐ、畑の水やりが出来ない日が2日ほど続いたせいなのか、病気なのか、
4株すべてが不調に
でも、最初に植え付けた株の実(第一果房)はスクスクと成長中
上が5/25、下が6/5
真ん中にあった実だけ成長してなかったので摘果
もう一株の第一果房の変化
上が5/25、下が6/5
順調順調
その後、梅雨本番に入って雨が続き
雨が上がって見に行くと、
灰色カビ病
そして株のてっぺんの生長点を見てみると、
黄化葉巻病
ギャーーーーー!!
せっかく順調だったのにぃーーーーーー
抜いて捨てました
大玉トマトの予備の苗登場!まだ2株予備がありました。1株はまだ小さいです。
今回は栽培する場所を変えました。
今後、脇芽から苗を作れたら追加で空いてるスペースに定植予定。
水ジャーーー(にがり入り) にがり農法については→こちら
そして、以前の場所に追加で植えたこの不調の4株は、
そのまま様子を見ていたら、
復調の兆しが
もうダメかと思ったけど、もうしばらく様子を見てみることにします。なんとか頑張れ!
というわけで、現在の状況です。
放任栽培のほうを横から見るとこんな感じでーす。
去年も書いたけど、
結局のところ無農薬栽培の家庭菜園は、いろいろ起きて普通。
ショック受けるけど、一喜一憂しすぎない!へこたれない!
ギャーギャー騒ぎながら楽しむ。
見越して多めに栽培しておく。
なんとか綺麗に出来たものをいただく。
これに尽きるね
またご報告しまーす(^^)/
病気になったり虫にやられたら、いつまでもへこんでないで、
長介のセリフを吐く「次行ってみよー!」
今ならまだ苗も売ってるぜ(-_☆)
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しっかり耕してから掛けるのがコツだよ。
長期的には腐葉土などを漉き込むのがいいね。