おとめ座銀河団 | ねぇ、マロン!

ねぇ、マロン!

おーい、天国にいる愛犬マロン!聞いてよ。
今日、こんなことがあったよ。
今も、うつ病と闘っているから見守ってね。
私がどんな人生を送ったか、伊知郎、紀理子、優理子が、いつか見てくれる良いな。

曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

おとめ座銀河団 

おとめ座の北部,かみのけ座との境界近くにある銀河団で,直径12°。M87をはじめ明るい銀河のいくつかは小望遠鏡でも見ることができる。この銀河団で10番目に明るい銀河の明るさは9.4等。秒速I180kmのスピードでわれわれから遠ざかっている。(α12h33m δ+11°43’)

 

 

 銀河は,ふつう群れをなしている。銀河の数がせいぜい50個以内のグループは,”銀河群“とよばれ,われわれの銀河系も,アンドロメダ座大星雲M31など大小30個たらずの銀河で“局部銀河群”を構成している。もっと数の多いグループは“銀河団” とよばれている。われわれにいちばん近い銀河団は,おとめ座銀河団で,距離6000万光年のところに2500個以上もの大型銀河が集まってできている。その中心には,巨大楕円銀河M87がどっかり腰をすえており,銀河系をふくむ局部銀河群は,このおとめ座銀河団の端の方にある。秒速500kmのスピードで2000億年かかってそのまわりを一周するが,宇宙が誕生して180億年しかたっていないので,まだ,おとめ座銀河団のまわりをほんの10分の1回転ほどもしていないことになる。ところで,銀河団のさらにその上の階層にあたる“超銀河団” というものがあるのではないかといわれているが,このほうは,スケールが大きすぎて,いまのところよくわからない。