研のゲイ術的生活 -11ページ目

研のゲイ術的生活

研の平凡なゲイ的生活を(ときおりは赤裸々に)語るブログ。



いわゆるイケオジなんかではなくとも、還暦を超えたら、どこか熟練した感じの容貌になるかなと期待していた。

が、そうはならない。なんとなく安定感がなく、中途半端な感じ。

これは、なにかを達成した感覚、業績がないからだろう。

賞がつくものを受賞したしたことがない。

最高峰では、サントリー学芸賞とか、読売文学賞学士院賞とか、そんなものは取れるはずもないのだが、ほんとうにマイナーな賞もなにもない。

ついでにいうと博士号もとりそこねた。

今の若手は全員、博士号がある。立つ瀬がない。

最近、こんなはずじゃなかった感が顔を持ち上げる。

定年まであと6、7年だからかもしれない。

定年後に大部の本を書く教授もなくはない。

それは蓄積があったからで、毎日BLを見ているだけの私には無理だ。

こんなはずではなかったもなにも、あまり明確なヴィジョンなどなく生きてしまった感がある。


Ignoranti quem portum petat nullus ventus est.

どこの港へ行きたいのかわかっていない人には、(船を走らせる)風は吹かない。


こんなラテン語を暗記していても、実生活に生かさなくては何の意味もなかった。

私はどこの港へ行きたかったのだろうか。

行きたい港がしょっちゅう変わって、ぐるぐる回ってしまったような気もする。