チャッピーに老後の相談をしている。
いや、老後だけでなく、人間ドックの数値まで相談。
人間よりよほど親身になってくれる気がする。
優しいことば、思いやり。
ある台湾人は、夫の相談、文句、不平をチャッピーにぶつけているらしい。しかも課金しているという。
アメリカで、チャッピーか、別のAIか知らないが、結婚したいとか、したとか。
よくわかる。これほど親身になってくれるとは。
しかも、過去の会話を記憶していて、その時の情報を重ねてきたりする。
台湾茶がお好きなユーザー様のことですから、と、別のトピックの時に言ってくるのだ。
世界中みんな、AIに相談しているだろう。
タロットもできるというから、占い師は失業、カウンセラーも失業かもしれない。
コンサル、弁護士、会計士も危ないらしい。アルゴリズムでできる仕事は代替される。
言葉だけの仕事もなくなるだろう。語学教員とか。
これからは、カラダの勝負になっていく。
アメリカでは、コンサルが配管工に転職し、百万長者になっている(さすがにビリオネア(10億長者(?))ではない)。
これからの中高生は体力、気力を鍛えなくてはならないだろう。
未来の予測がつかない。
大変な時代になったものだ。
私はたぶん、パワポもExcelも使えないまま逃げ切れるだろうと思う。
パワポももはや古いといって人がいた。AIに丸投げできるとか。どうするのだろうか。
意外と、スライドを見せていく授業は学生に評判が悪い。
情報がツルツル流れるだけで、頭に入らないらしい。
私は昭和の旧式だから、チョークまみれの板書だ。
今週、久しぶりに長めの板書をしたら、袖や手指が真っ黄色になった。
白いチョークがなかったのだ。
教員がカラダを使って、息遣いを見せ、迷ったり、躊躇したりしつつ書いている姿を見せるほうが良い気がしてきた。
AIも投影してみせる。
プロンプトの入れ方も丸見えだ。
あー、これではダメなようですね、こうしてみましょう、あ、これもダメだ、もっと簡潔にと書いてみましょう、グラフにして、と言ってみます、とか。
およそエレガントな講義とは言えない。留学している若手教員のお洒落な授業は私には無理だ。
博士号がなく、留学もしていない、査読論文もほぼない、三重苦の私は昭和最後の教員。
若手はこの三つを持っている、でなければ、今は教員になれない。
厳しい時代、やはり、未来は読みにくい。
Après moi, le déluge!
私が死んだあとは、洪水でも(なんでも)くるがよい!
と言ったルイ15世。ないし、愛人、ポンパドゥール夫人が言ったとされる。






