4年生だか3年生だか忘れたが、Yに、コントラバスだけのジャズのライヴに誘われた。
会場は2丁目のすぐ横だ。
住所的には3丁目なのかもしれない。
終わると食事をするわけだが、いまはなくなったココロカフェに行った。
これで私はカムアウトしたようなものだ。
慣れた感じでカフェまで歩いていったから。
しかし今考えるとYも、このライヴ会場を選んだのは、「カマをかける」ためだったのかもしれない。
私は、まんまと、新宿駅の方ではなく、2丁目に行ってしまったわけである。
Yが、よく来るんですか?と聞いてきた。私は否定しなかった。
私がゲイかどうかの判断材料にこのロケーションを使ったとしたら、Yもかなりのやり手(?)だ。
翌日は、彼はヴェネーツィアに行く、しかも、ホテルの予約はしていない、というので驚愕した記憶がある。
突然何かをし始める男子だった。
その後、経緯は忘れたが、互いにゲイであるという認識は生じた。
ドラマのように、オレ、ゲイなんです、みたいなことはない。私も多分はっきり言っていないと思う。
本当に肝心の経緯を覚えていないのだ。
当時、前彼がいたから、肉体的な接触はまったくない(本当です)。
卒業後、家に来たとき(9回も来て、しかも毎回ソファーで寝てしまう)、Yへ(適当な)足裏マッサージをしたのが一番濃厚な接触だろう。
その後、私に彼氏がいることがわかると音信不通になった。
いくらメールを送っても返ってくることはない。意地でも返事をしない感じ。なんで怒るのか。
いまはもう40歳ぐらいだろうか。
22歳の青年盛り(?)から、変わり果てているであろう姿はぜったいに見たくない(お互いさまだが)。
