学生から外国、ありていに言えば西洋への憧れみたいなものを感じない、と教員が言っている。
それはそうだろう。
ドイツ語、フランス語選択者はもういない。明治時代の名残りだ。
やっと長い長い脱亜入欧が終わったのではないか。
ヨーロッパへの憧れみたいなものが、むしろダサくなっている。
われわれと縁もゆかりもない西洋のことをやってもしょせん根無草である。
また研究しても、長期留学でもしない限り、敵うわけがない。
では、アジアのことには根があるかといえば、ヨーロッパよりはあるのではないだろうか。
なにより見た目が似ている。親しみが違う。
もっとも、発想とかは日本以外のアジア人の方がやはりヨーロッパ人に近い。
台湾人も会社に愛社心などはゼロで、数年ごとに転職し、すきあらば独立する。
組織に守られたい日本人とは逆だ。
とは言っても、漢字文化圏であるし、そして、なんといってもBLがある。





