他学部の同僚に自ら「電波芸者」と呼んでいる人がいる。
よくテレビに出ているらしい学者なのだが、見たことがない。
地上波を見るのは老人だけではないか。
大学生は見るはずがない。
しかし、テレビに出る人は、出たいという強烈な願望を持続的に持っていたはずで、そうでなければ簡単に出られるわけがない。
しかし、不思議なのは、なぜテレビに出たいと思うのか、である。いまだに昭和の発想だ。
それに、イケメンならまだわかるが、私の知る人に限っては、そうでない場合が多い。
あんな顔をよく晒せるなと思ってしまう。正視に耐えないのだ。
そういえば、そういう著者に限って顔写真を本に載せたがる。
私は顔どころか、髪がないので、絶対に出たくなんかない。
世間が注目するような知見、いわば「売り物」がないので声がかかるはずもないが。
しかし、昨今は面倒なオールドメディアに出なくても、インスタやYouTubeで発信することことができて、何千人、何万人が見る。
良い時代になった。その気があれば、自分が放送局になれる。
もはや、外国勢力の影響が大きく、国益を毀傷するテレビ局は不要だろう。




