NHKのドキュメント72時間という番組。影のある、訳ありの人ばかり映されます。
赤羽おでん屋エレジーなどというタイトル。エレジーは、elegy 哀歌ですよね。年収1500万円の連中が上から目線でこういう人たちを撮るわけですよ。そもそもロケーションがそういう場末ばかりなわけ。
引きこもりの息子(40歳)を抱えて夕食のおでんを買う70歳近いシングルマザー、リストラされて夜勤の警備員をやってる人、潰れそうな焼きそば店主、大怪我で休職中の外国人労働者、20年売れないミュージシャン、そんな人ばかりオンエアー。
その中でただ1人、外国食材店の回で、フィリピン人女性が出てきました。毛皮のコートを着て、ただものではないオーラを出していました。それはパリで買ったという毛皮、白くて巨大な外車に夫と乗っています。
エステの仕事です、と彼女がいうと、NHKスタッフが、エステをやる?と聞くと、オーナーです、全国に店があります、と答えたのでひっくりかえったはずですね。自分たちより高収入。
こういう幸福な人がいても、ふつうオンエアしないはずなのですが、なぜかカットされていません。浮きまくっていました。
別の回では、やはりフィリピン人の母親が出てきて、高卒でマンホールの仕事をしている息子もいっしょにいました。NHKはこういう人たちが好きなのであって、エステの経営者は嫌いなはずなんですが。不思議です。





