関西テレビのカフェ巡りの番組を見ていると、ほとんどのオーナーが、カフェ/喫茶店したい、した、したら、と「する」を使っている。
東京では「やる」というのではないか。
「やる」はもともと「遣る」で、これは奈良時代からあるが、「する」意味は17世紀である。
死後になった言い方に、「気をやる」というのがある。
戦後すぐあたりまで使っていたのではなかったか。
「その気になる」の意味から、辞書の通り書けば「特に情交で、性的絶頂に達することをいう」とある。
もって回った言い方だ。
射精すること、でいいのではないか、と思ったが、女にもつかうらしい。
する、やる、といえば、ヤリ部屋、サセコ、やり目、などひどい語が多い。
したい、やりたい、といえば何をしたいのか、目的語はいらないのだから、下品にも程がある。