パリの古書店からカタログが届く。
これまで数年間は、普通の本だった。
が、今回は erotica 特集ということで、とんでもない本ばかり。
女陰の周りを男根がたくさん踊っていたり(笑)、「ソドミスム」(男色)もある。
ひるがえって、世界に誇る日本の春画はどうか。
あんなにシュールなものもない。
この画像の性交は牧歌的だが、春画はすごい。
男根が誇張して大きく描かれているのはよく指摘される。
ファンタジー、発想も桁外れである(ところが、フェラチオがいっさい描かれていないのが謎とされている)。
アジアで、日本がAV大国と言われているのも、春画の伝統があるはず。
タイのBLを見ていると、新作の日本製 AV が手に入ったから、一緒に見よう!なんていうセリフがよくある。
だから、日本に来ると、女はすぐ服を脱いでくれると思っているらしい。
男女のAVはほとんど見たことがないが(最近、ゲイ動画のサイトに出てくることがあり不快である)、ゲイものだと、初めからアンダーウェアだ(笑)
現実には、あそこまで行くのが、大変である。
お茶、食事、と進み、映画、自宅に招く、とか。そんなところまでAVには描写しないだろう。
ゲイの苦労は男女とは違うかもしれない。
昔は、会って、すぐやってしまうと言われていたが今はどうなのか。挨拶代わりだ、と。
タチウケの確認という面もあるだろうとは思う。
その点、男女はラクだ。役割は生物学的に決まっている
女が男に挿入することはできない(笑)。
そういえば、ずいぶん、ゲイバーに行っていない。
10年前、西新宿のバーに行ったきり。
2丁目にはココロカフェという、比較的邪気のない場所があって、そこは、よく行っていた。
ここが閉店したのは痛い。居場所がなくなり、足が遠のいてしまった。
台湾バーがあるらしいのだが、アラカンには、2丁目は遠く感じてしまう。
しかし、ゲイの人と少しは情報交換していないと、不安になってくる。
X(旧Twitter)でポストを見ているだけだが、やはり、生の声が必要だ。
といっても、新たに知り合いを作るのは面倒すぎる。
旧友は音信不通になるばかりである。
X でつながっている人も、20年会ってないことがある。
ゲイ能会では、情報をアップデートしなくて、浦島太郎になっているかも知れない。
MNJ とかまだあるのだろうか。
ビデオボックスとかもまだあるのだろうか。








