画家中国語の先生の子供は四歳になったらしい。毎日恐竜の絵を描いていて、段ボール二箱たまっている。親類にも絵を描く人がいるという。ところが、息子さん、画家になるかもしれないですね、と言ったら、画家なんて、耳を切ったり、ロクなことがない、と答えた。腹筋が痛い。画家がみんな耳を切るわけじゃないですよ、と笑いながら答えた。この先生の頭の中では、画家はみんなヴァン・ゴッホのようなエクセントリックな人なのだろう。